“清らかな目の狂人”ファン・ミンヒョンのドーパミン・アクション…「スタディー・グループ」143か国で大ヒット
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勉強ができるようになりたいのに、なぜかケンカの才能だけがある主人公を描く、TVINGオリジナル「スタディー・グループ」(演出:イ・ジャンフン)が凄いことになっている。
ファン・ミンヒョン(NU’EST)主演で、同名の人気ウェブ漫画を原作とする「スタディー・グループ」は、暴力が渦巻く学校を舞台にしたコミカルなアクションドラマ。「教員の権威の低下」や「校内暴力」といった重いテーマを織り交ぜつつ、MZ世代にぴったりな作品に仕上げた。
その結果、第4話の時点でTVINGの週間新規有料会員増加数1位を記録し、グローバルOTTプラットフォーム「Rakuten Viki」ではアメリカ、ブラジル、イギリス、フランスなど計143か国で週間TOP5入りを果たした。。特に、作品の完成度の高さからVikiの評価は10点満点中9.8点という最高レベルに達している。そんなドラマの見どころはこうだ。
■ 勉強だけしたいのに…闘争本能を覚醒させるユン・ガミン
主人公ユン・ガミン(ファン・ミンヒョン)は、根っからの勉強好き。幼い頃から母親に「塾に行かせて!」、「家庭教師をつけて!」と懇願し、真剣に学業に励んできた。だが、どれだけ努力しても成績は常に学年最下位付近をさまよう。大学進学を夢見る彼は、特別入試のチャンスを狙ってユソン高校へ進学する。しかし、この学校は無法地帯だった。成績ではなく、ケンカの強さで生徒の序列が決まる環境の中、ユン・ガミンは自らの戦闘能力に気づいていく。
■ 無秩序なユソン高校、強者のみが生き残る世界
「スタディー・グループ」のユソン高校はまさに修羅の巷。暴力団の息子が頂点に君臨し、ケンカの強さで生徒のランクが決まる。授業中も教師を嘲笑し、机に伏せて寝る生徒が続出。校内にはタバコの吸い殻を集めるドラム缶が設置され、生徒たちは校内暴力の標的になるのを恐れ、教師への反抗を強要される。そんな荒廃した光景には苦々しさが残る。
■痛快な逆転劇とドーパミンあふれるアクション
しかし、「スタディー・グループ」はそんな状況をファンタジー的な設定で打破していく。「強い身体には強い精神が宿る」という信念のもと、ユン・ガミンが日々鍛錬していたという背景が描かれ、物語の説得力を補強。彼が学園内の暴力加害者たちを次々と制裁していく過程は、予測できる展開ながらも視聴者のドーパミンを刺激する。
■シリアスなアクションの中に散りばめられたコメディ要素
シリアスなアクションの中に散りばめられたコメディ要素も見どころだ。例えば、勉強に集中したい彼が図書館で襲撃を受けるシーンでは、「なぜ図書館でケンカするんだ?」→「うめき声をサラウンドで楽しみたいからだよ」と囁く生徒たちのやりとりが、シュールな笑いを誘う。また仲間を侮辱されたガミンが校舎の3階から飛び降り、劇画チックな吹き出ししとともに不良学生にパンチを食らわすシーンや、デコピン一発で人がぶっ飛ぶなど「そんな馬鹿な」と笑いながらも、思わず拍手をしてしまう。
■ 激しい暴力描写と新世代俳優の躍進
暴力描写のレベルはかなり高い。「不良グループが新任教師の家に押しかけて脅迫するシーン」や、学校公認の「不良生徒会」といった設定が登場。木刀や鎖を使った激しいバトルも細かく描写されており、学園ドラマでありながら視聴年齢制限は「青少年観覧不可(R指定)」となっている。
画像:TVING「스터디 그룹」より
■フレッシュな俳優陣の演技が光る
主役のユン・ガミンを演じるファン・ミンヒョンは、まるで自分のために用意された役のようにハマり役。「縁メガネをかけて勉強に没頭する姿」と、「一瞬で戦闘モードに切り替わる鋭い眼差し」のギャップが見事だ。彼は高度なアクションシーンもスムーズにこなし、適度なCGを活用して爽快感を倍増させている。
さらにパク・ユンホ、チャ・ウミン、イ・ジョンヒョン、シン・スヒョン、ユン・サンジョンといった新鋭俳優たちもそれぞれのキャラクターをしっかり演じ、新たなスター誕生を予感させる。
■ シーズン2の期待も高まる!
全10話構成の本作は2/7現在第6話まで公開済み。ウェブ漫画のスリリングな展開を実写ドラマとして見事に再現し、多くの視聴者を惹きつけている。すでにシーズン2の制作を期待する声も高まっている。
TVINGオリジナルドラマ「スタディー・グループ」毎週木曜日に配信予定。ますます盛り上がる学園アクションの展開から目が離せない。
◇YouTube[스터디그룹] 캐릭터 하이라이트(キャラクターハイライト)
【作品詳細】【「スタディー・グループ」を2倍楽しむ】