「スタディーグループ」ファン・ミンヒョン、新“人生キャラ”誕生…仲間と一緒にユソン高を守った【第9-最終回ネタバレ】

2月20日に公開されたTVINGオリジナル「スタディーグループ」第9話と第10話(最終回)では、イ・ハンギョン(ハン・ジウン)と生活委員会開催のためにスタディーグループの仲間全員で、ピ・ハヌル(チャ・ウミン)一派と死闘と展開する。本作は本日よりABEMAにて配信される。
「スタディーグループ(스터디그룹)」は、韓国の同名WEB漫画が原作。勉強がしたいのに喧嘩の才能しかないユン・ガミン(ファン・ミンヒョン)が、不良だらけのユソン工業高校で血まみれの受験戦争に飛び込み、「スタディーグループ」を結成する物語だ。⇒【「スタディーグループ」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、キャストの魅力や評判などまとめている。
■キャスト:
ユン・ガミン役:ファン・ミンヒョン/NU’EST
子役:チャン・ソンユル、チェ・スンフン
イ・ハンギョン役:ハン・ジウン
ピ・ハヌル役:チャ・ウミン
キム・セヒョン役:イ・ジョンヒョン
子役:キム・テウン
イ・ジウ役:シン・スヒョン
チェ・ヒウォン役:ユン・サンジョン
イ・ジュン役:コン・ドユ
パク・ゴニョプ役:ホン・ミンギ
ほか
画像:YouTube|TVING「스터디 그룹」画面より
■第9話ネタバレあらすじ
1年前、ハンギョンの恩師オ・ジョンファ(キム・ジョンヨン)はユソン高校を正そうと、ピ・ハヌル(チャ・ウミン)たちを生徒指導委員会にかけようとした。開会を阻止しようとハヌルの指示でオ先生が刺され、一緒にいた息子パク・ゴノ(ホン・ミンギ)を守ろうとしてめった刺しされて死亡したのだった。ハヌルには罪は及ばなかった。
そして今、開会を阻止しようとするハヌルの策略によって、スタディーグループが危機に陥る。人材開発院への潜入映像が歪曲されたフェイクニュースとして拡散したのだ。これを口実に、教頭(チョン・ジェソン)はイ・ハンギョン(ハン・ジウン)を追い詰める。一方、しばらく沈静化していた序列アプリにも変動が起こる。ハヌルが報奨金をエサに学生たちの争いを煽ったのだ。さらに、彼は「ユソン工業高校は変わらない」とガミンを挑発する。ガミン()はイ・ハンギョン先生と交わした「どんなトラブルにも巻き込まれない」という約束を守るため、荒らされていくグループ室をただ見守るしかなかった。
スタディーグループのメンバーたちはバラバラになりかける。現実の壁に直面し動揺する仲間を見たガミンは、これまでの思い出を振り返り、気持ちを奮い立たせる。
■第9話見どころ
冒頭、マ・ミンファン(ペク・ソフ)と共に登場した人物に驚いたのでは?「還魂」シリーズでファン・ミンヒョン扮するソ・ユルと親友のパク・ダング役を演じたユ・インスだ。ユ・インスは、ジス役のシン・スヒョンとも別の作品で共演している。詳しくはこちらで紹介している。
●<還魂>親友ユ・インス、ファン・ミンヒョンと対立 「スタディーグループ」に特別出演
大学進学をあきらめて父に代わって工事現場で働くセヒョン。そんな彼から離れず一緒に働くガミン。ここでも落下するセメント袋を鉄の棒を使ってキャッチするガミン。「そんなバカな」と思いながらもガミンならできるかもしれないと思えてしまう。ともかくここでのガミンとセヒョンのアツい友情は要チェックだ。最終回前話は、バラバラになりかけてスタディーグループがまた一つに団結するエピソードが一番の見どころだ。
また、すっかり更生したスンチョルは「更生」のTシャツを着てスタディーマンの仲間になっている。
■第10話ネタバレあらすじ
ガミンたちは、キム・スンチョル(チュ・ヨヌ)から1年前のオ先生の真相を聞く。ハヌルにとって「ユソン興行高校」は単なる学校でなく、「自身が築いた王国」なのだ。ガミンたちはハンギョン先生を守ることを決意する。
画像:YouTube|TVING「스터디 그룹」画面より
ハンギョンは生活指導委員会の前日に罠にはまる。教頭の電話を受けて学校に呼び出された彼女は、ハヌル、マ・ミンファン(ペク・ソフ)、バン・サンイン(パク・ジン)、チュ・ジェファン(ユ・インス)と対峙する。外で待機していたハギョンの協力者ナ・テマン刑事(シム・ウソン)もハヌルの一味に倒されてしまった。危機的状況の中、スタディーグループのメンバーたちが現れる。
追い詰められていたジウ(シン・スヒョン)とスンチョルは、サンインとジェファンを制圧。セヒョン(イ・ジョンヒョン)とモデルガンを持つミンファンは図書館で対決。渾身のパンチでミンファンに勝利する。ハンギョンを避難させていたジュン(コン・ドユ)は、離れていった友人アンティ(イム・ジソプ)と向き合う。ジュンはアンティに一撃を加え、初めて友との戦いに勝利した。
ガミンとハヌルは互角の勝負を繰り広げる。ところがハヌルの「イ・ハンギョンの危機」を示唆する言葉に、ガミンは「叔父の禁じ手」4番「ゼロインチパンチ」を繰り出す。しかしハヌルは攻撃を受ける…が倒れなかった。反撃したハヌルは、ガミンの意志を嘲笑う。しかし、変革への信念を持つガミンの意志はそれ以上に強かった。ガミンは「叔父の禁じ手」10番「真撃」を解放し、ハヌルを倒す。そして、「変わらないものはない。僕が、いや僕たちが見せてやる」と告げた直後、ハンギョンのもとへ向かおうとするが、意識を失い倒れてしまう。
その頃、校門の前ではハンギョンがヨンベク派に囲まれ絶望していた。その瞬間、ヒウォン(ユン・サンジョン)の「センセーイ」と力強い声が響き渡った。すると、ハンギョン先生に借りがある風紀委員キム・ギュジン(チン・ウジン)を皮切りに、“更生マン”のメンバーたちが続々と集結する。頼もしい仲間を背に、ヒウォンの号令のもと、スタディーグループとヨンベク派の最終決戦が幕を閉じる。
その後、生活指導委員会でハヌルは退学処分となる。さらに、ハンギョンが提出した録音データにより、「オ・ジョンファ殺害未遂事件」の容疑もかけられる。ハヌルは自ら築き上げた王国・ユソン工業高校を去ることとなった。
■第10話見どころ
最終回は、スタディーグループメンバー全員が戦う。いつもは待機組のセヒョンやヒウォンまでが参戦する。セヒョンの渾身の一撃は、ガミンの母ミヒョン(キム・ヨンア)から「暴力はダメ。でも守るべきものがあるときには戦うときもある」と教えてもらった「三つの技」。さあ、どんな業かセヒョンの戦いっぷりにも注目。また、前回から特別出演しているユ・インス相手のジュンやジウとの激戦にも注目。しかし、やはり一番の見どころはガミンとハヌルの劇画を超えた死闘。「叔父の禁じ手」2つとガミンの強い信念でどうにか倒すことができた。
ほぼほぼ、喧嘩アクションで終わった最終回。ラストの平和が戻った部室で、それぞれの夢について語り合い、期末試験の日程に落胆するスタディーグループのメンバーたちの姿が、心地よい余韻と、続編への期待を残した。最後にガミンが語る「今は難しいかもしれないけれど、最後まで努力すれば叶うかもしれない
、それが夢じゃない?」の言葉が素敵だ。ジウの双子の弟イ・ヒョヌ(パク・ユンホ)も釈放されたようだ。
ところで叔父ション・ヨンハは最後まで出てこなかった。ネットにはジャージの背中に「한림체육관」とプリントされた後ろ姿の写真と「ユン・ギチャン」の名前はあるが、筆者はどこかで見落としたのだろうか?いや、続編で問うy上するのか?
“清らかな目の狂人”という人生キャラを作ったファン・ミンヒョンの「スタディーグループ」は、本日21日から日本独占・無料配信する(【既報】)
■配信スケジュール
2025年2月21日(金)18時より、「ABEMA」にて国内独占・無料配信。
毎週金曜日18時に2話ずつ公開(全10話)。
◇公式X
◇Instagram
【作品詳細】【「スタディーグループ」を2倍楽しむ】