「問題物件」ついに犬頭・上川隆也が宮世琉弥と出会った【第7話ネタバレ・8話予告】
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2月26日「問題物件」の第7話が放送され、犬頭(上川隆也)は酔った恵美子(内田理央)を雅弘(宮世琉弥)の家まで運んだことで、ついに二人は対面した。3月5日、22時、フジテレビで第8話が放送される。上沼恵美子と土居志央梨がゲスト出演。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「問題物件」とは
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。その第7話が2月26日に放送された。
■第7話ネタバレあらすじ
若宮恵美⼦(内田理央)は営業部時代の先輩で開発事業部の岩下圭吾(小関裕太)からある相談を持ちかける。開発事業部で進めているタワマン計画で、取り壊し予定のマンションに1人だけ立ち退きを拒む住人がいて困っているのだという。室長の大島雅弘(宮世琉弥)と相談し、依頼を引き受けることにした。
その頃、社長の大島高丸(船越英一郎)は、苛立ちを募らせていた。雅弘を追い落とすために作った部署なのに、恵美子と雅弘はしっかりと成果をあげてしまっている。怒る高丸の前で、片山芳光(本多力)は、謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)の存在を思い出す。犬頭がいつも二人を助けているのだ。高丸はそれを聞き、片山に犬頭の調査を命じるのだった。
恵美子が取り壊し予定のマンション・コーポゴアに到着すると、そこにはまたもや犬頭の姿があった。犬頭は立ち退きを拒む住人・猪俣広巳(五頭岳夫)の部屋の前で大声で呼びかけていた。なんとか部屋にはいるが、猪俣は退出する気はゼロのようだった。
犬頭と恵美子は、室内の殺風景な状況から、猪俣には他の住まいがあり、猪俣がお金目当ての占有屋なのではないかと考える。犬頭はその裏に暴力団が絡んでいる可能性があると指摘する。さらに、その後の調査で、この一帯を縄張りにする『太平洋組』という暴力団の存在が明らかに。犬頭は怖がる恵美子を連れて、太平洋組のビルへ乗り込もうとする。すると、中から“怖い”組員たちがでてきたが、間から犬が何匹かでてきた。犬は犬頭と恵美子にすっかりなつく。犬の世話を持て余していた組員から快く迎えられた二人は部屋の中に入った。
一方の雅弘は体調を崩してしまい、医者を呼ばなくてはいけないと家政婦が言い出す。しかし、雅弘のことを恵美子が献身的にみてあげる。雅弘は安心し、体調を戻した。
犬頭は取り壊し予定のマンションの一室に居座る猪俣のところに新聞が配達されていることに気がつき、配達員に話を聞く。配達員の沓中は猪俣は時間にうるさく、一分でも遅れるとクレームをつけてくると教えてくれた。
犬頭は猪俣の部屋に“読まれた形跡がない”新聞が山積みになっていることを思い出した。そして、配達員の沓中が太平洋組の組員達を顔なじみなことに気がついて。そして、沓中と猪俣の背格好はよく似ていた。犬頭はひらめいた。
実は、猪俣は占有屋として住んでいたのではなく、太平洋組の組長の命を狙うオクトグループから頼まれて、組長を殺すために潜んでいたのだ。太平洋組はなにかあると道路を封鎖して、組長の出入りをさせるが、沓中はそんな時でも道路を通ることができる。猪俣は沓中になりすまして組長に近づいて、殺そうとしていたのだった。
猪俣は妻を亡くし、愛犬も亡くして自暴自棄になっていた。そこをオクトグループに狙われた。無理矢理金を渡されると、その金を妻の墓に使ってしまった。そして言われるままに組長暗殺の実行犯となることを約束させられたのだ。犬頭はそんな猪俣に北海道の施設を紹介する。そこまで逃げればオクトグループからの追求も逃れられるだろうということだ。
猪俣が出ていったことで岩下からの依頼の無事に片付けられた。お祝いにと犬頭をさそって飲みに行く。恵美子はすっかり酔ってしまった。どこにつれていっていいかわからない犬頭は恵美子を雅弘の住まいにつれてゆく。玄関があき、雅弘は、恵美子を背負った犬頭と対面した。
ついに雅弘(宮世琉弥)と犬頭(上川隆也)が対面
足が不自由な雅弘の隣で常に雅弘を守っているような犬太。恵美子は犬頭が“どこからともなく現れて”“どこかへ行ってしまう”ことや犬太の体調が悪い時には犬頭が来ないこと、犬太と犬頭の服装が似ていることから、犬頭は犬太が“化けて”いると信じている。謎多き、犬頭がついに雅弘と対面するのだが、このシーンでは犬太はでていない。犬頭は本当に犬太なのか?
犬を手懐け、暴力団員たちから歓迎される二人
第7話は立ち退き料をせびるためにいる占有屋の話かと思わせて、実は暴力団の組長の命を狙う話だった。暴力団事務所にも「レッツゴー」とばかりに行こうとするが、さすがに素直に入ることは出来ない。そんな時に犬頭と恵美子が組長から預かっている犬たちを手懐けることに成功する。上川隆也と内田理央が犬を思う存分かわいがるほっこりするシーンとなった。
第8話のゲストは上沼恵美子と土居志央梨
“呪われた部屋”があるマンション・メイツを訪ねた犬頭をひと目見た瞬間に「男前!」と言い顔をほころばせ、さらに「あなた私のめちゃめちゃ好きな役者さんにそっくりよ~!」と、関西弁でぐいぐいと距離を縮めてくる住人役を演じるのは上沼恵美子。実は主演の上川隆也の大ファンということで、セリフにも心がこもったものとなった。また、もう一人のゲストは朝ドラ「虎に翼」の雰囲気は全く無くなった土居志央梨だ。土居志央梨は大の犬好きだといい、このドラマに出演することをとても楽しみにしていたという。
■第8話あらすじ
若宮恵美⼦(内田理央)を大島家まで送り届けた犬頭光太郎(上川隆也)は大島雅弘(宮世琉弥)と出くわしてしまう。謎だらけの犬頭に首を傾げながらも、雅弘は恵美子の寝顔につい見とれてしまうのだった。
翌日、室長代理の片山芳光(本多力)がやってきて、呪われた部屋の調査を恵美子へ依頼する。そこに住んだ人たちが次々と消える『神隠しが起こる部屋』で、雅弘いわく、心霊現象好きの間では『令和の神隠し』と言われる有名な部屋だった。
今回の件で犬頭が疑問に思ったのは、普通、神隠しのうわさを知っていれば近くの部屋は避けられそうなはずなのに、失踪が起こっている部屋・510号室のある5階のほとんどの部屋に、そして4階は全ての部屋に住居者がいる点だった。メイツの管理人・足利奈良蔵に今回の510号室の失踪者・石浜夕子(倉金春)について話を聞いていると、そこへなぜか有村次郎(浜野謙太)が現れる。偶然、有村も金を持ち逃げした石浜の調査を資産家から依頼されていたのだった。石浜を見張っていた有村によると、部屋にいた状態から外に出ておらず突然、姿が消えたという。今回がこの部屋で起こる4度目の失踪だった…。
一人目の住人(上沼恵美子)をはじめ、とても親しげで感じのよい人が多い中で、犬を連れた住人・木川絵里(土居志央梨)が通りかかり、彼女からも話を聞くのだったが…。
フジテレビ 2025年1月15日スタート。毎週水曜日22時放送「問題物件」。出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@mondaibukken_cx」。
◇フジテレビ「問題物件」番組公式サイト
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