「問題物件」上川隆也は本当に宮世琉弥が飼っている犬太なのか?【第8話ネタバレ・9話予告】

09時52分ドラマ
©フジテレビ

3月5日「問題物件」の第8話が放送され、神隠しが起こる部屋が起こる部屋を犬頭(上川隆也)、恵美子(内田理央)、探偵の有村次郎(浜野謙太)で解決した。3月12日、22時、フジテレビで第9話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「問題物件」とは
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。その第8話が3月5日に放送された。

■第8話ネタバレあらすじ

若宮恵美⼦(内田理央)を大島家まで送り届けた犬頭光太郎(上川隆也)は大島雅弘(宮世琉弥)と出くわしてしまう。犬頭は自分の名前も名乗らずに“通りすがりのもの”だといい、恵美子を運び込む。そんな謎だらけの犬頭に首を傾げながらも、雅弘は恵美子の寝顔につい見とれてしまうのだった。

翌日、恵美子は目を覚ますと、自分を送ってくれた男のことを犬頭だという。雅弘はなぜ名乗らなかったのかを不思議に思いながらも、人見知りの自分が犬頭には抵抗なく話せていたことに気がついた。恵美子は幼い日の雅弘の写真を犬頭が持っていることを告げる。雅弘は記憶をたどると、傷ついた保護犬を引き取ってくれた男性のことを思い出した。その記憶に黄色いコートがあった。

雅弘の部屋に室長代理の片山芳光(本多力)がやってきて、呪われた部屋の調査を恵美子へ依頼する。そこに住んだ人たちが次々と消える『神隠しが起こる部屋』で、雅弘いわく、心霊現象好きの間では『令和の神隠し』と言われる有名な部屋だった。

今回の件で犬頭が疑問に思ったのは、普通、神隠しのうわさを知っていれば近くの部屋は避けられそうなはずなのに、失踪が起こっている部屋・510号室のある5階のほとんどの部屋に、そして4階は全ての部屋に住居者がいる点だった。メイツの管理人・足利奈良蔵に今回の510号室の失踪者・石浜夕子(倉金春)について話を聞いていると、そこへなぜか有村次郎(浜野謙太)が現れる。偶然、有村も金を持ち逃げした石浜の調査を資産家から依頼されていたのだった。石浜を見張っていた有村によると、部屋にいた状態から外に出ておらず突然、姿が消えたという。今回がこの部屋で起こる4度目の失踪だった。

最初の失踪者は舘石久美子、次は清水、その次は鈴木となのっていた。3人の契約書を恵美子に本社から取り寄せるようにいう。一般社員の部外者の自分にはその権限がないというが、犬頭は雅弘にとってもらえといい、恵美子がそれを依頼した。

一人目の住人(上沼恵美子)をはじめ、とても親しげで感じのよい人が多い中で、犬を連れた住人・木川絵里(土居志央梨)が通りかかり、彼女からも話を聞く。絵理はなんと隣の部屋に住んでいる住民で、失踪した舘石、清水、鈴木と知り合いだったという。舘石には、なんと、ストーカーを退治してもらったこともあるという。さらに化粧品の試供品をもらったり、なにかとよくしてもらっていたという。飼っている犬も3人には懐いていたという。鈴木などは犬が苦手そうだったのに、犬のほうから懐いているかのようにしていたと話す。

有村の調べで、マンションに住んでいる住民の多くが新興宗教のギヤマンの鐘の信者であることがわかる。舘石も信者で表彰もされていた。舘石が盗んだ金は教団の金だったのだ。

さらに調べて、犬頭は舘石と絵理が親子であることを知る。ストーカー被害にあっている我が子が心配になり、一度は出て言ったマンションに名前をかえて引っ越していたのだ。清水、鈴木と名前をかえて絵理が再びストーカーに狙われないかを確認していた。しかし、不治の病でなくなった。3人目の住民として絵理の前に姿をみせていた鈴木が“体調が悪そう”だったのは病気のせいだった。

最後の失踪者・石浜は失踪したのではなく、信者たちに空き部屋に監禁されていたのだ。信者たちが絵理に優しくしていたのは、絵理のもとに舘石が戻ってくると信じていたからだ。フリーのライターの絵理に仕事を発注していたのも教団関係の雑誌だった。母親が遺した手紙を読んで絵理は涙を流した。

一件落着させた絵里子は雅弘に報告をする。雅弘は犬頭と話したいというが、そのころ、犬頭は何者かにワンボックスカーに入れられ連れ去られていた。



犬頭(上川隆也)、襲われる。

今作品ではぶっとんだ演技を見せる上川隆也だが、そのアクションシーンも見逃せない。第8話も3人の男に襲われる。恵美子は室長代理の片山芳光(本多力)が犬頭のことを調査しているのを知って、後をつけられていると感じた時だった。そんな時はものすごく強いのだが、第8話のラストに、なんと犬頭がワンボックスカーに入れられて連れ去られてしまう。隙を突かれたのか?それとも、犬頭のことなので知っていて、あえて捕まったのか?第9話に繋がってゆく。



雰囲気激変の土居志央梨に驚きの声

土居志央梨が有名になったのはNHK朝ドラ「虎に翼」の“よねさん”役だが、その後、出演するドラマでは毎回雰囲気が違う役を演じている。今回はほんわかとした優しそうで、犬を飼っている役だった。今後も全くちがう雰囲気の役た楽しみになる。



13日に放送になる第9話のゲストも豪華

忍成修吾、佐戸井けん太、加藤諒、菅野莉央が第9話「天使の棲む部屋」のゲストに出演することが発表となった。第9話で恵美子と犬頭が調べるのは“罪人が100人自殺した”と言われる古い館の部屋だ。館のオーナー・襟岡役に忍成修吾、佐戸井けん太が演じるのは、襟岡の父の知人・堀幹彦、大きなスーツケースを重そうに引きながら館にやってくる織山仁役に加藤諒、翻訳の仕事をしている車椅子の女性客役を菅野莉央が演じる。犬頭が何者かに連れ去られ、恵美子一人で館を調べなくてはいけなくなるのだが、大丈夫なのか?そして、犬頭の命は?



■第9話あらすじ

何者かに連れ去られた犬頭光太郎(上川隆也)は、とある部屋に監禁される。若宮恵美⼦(内田理央)の元に有村次郎(浜野謙太)から犬頭が行方不明だと連絡が入るが、恵美子はいつものこととたいして気にしない。

そこへ片山芳光(本多力)から大島雅弘(宮世琉弥)と恵美子に『天使の棲む部屋』についての調査依頼の連絡が入る。長野県にあるそこは、なんと『罪人が100人自殺した館』だという。

恵美子が調査依頼を受けた洋館に到着すると、オーナーの襟岡真都(忍成修吾)が出迎える。

一方、雅弘の元にも突然有村がやってきて、一緒に『天使の棲む部屋』の謎を調べることになった。有村の入手した警察の内部情報によると、一度逮捕され法廷で無罪を勝ち取った人間が、この館で自ら拳銃で命を絶つという事件が相次いだという。

そんな中、堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)が宿泊客として館へやってくる。そして彼らは遅れているもう一人の客・富沢辰也(小久保寿人)を待っていた。恵美子は彼ら4人がここに集まった恐るべき理由を知ってしまう。



フジテレビ 2025年1月15日スタート。毎週水曜日22時放送「問題物件」。出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@mondaibukken_cx」。

フジテレビ「問題物件」番組公式サイト

【2025年冬ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】