「問題物件」上川隆也が犬太なのは確定?内田理央のポンコツ推理がヒントになった【第9話ネタバレ・10話予告】

10時46分ドラマ
©フジテレビ

3月12日「問題物件」の第9話が放送され、犬頭(上川隆也)が犬太である可能性が限りなく広がった。探偵・有村次郎(浜野謙太)が大島雅弘(宮世琉弥)の心を開かせ、一歩を踏み出させた。3月19日22時フジテレビで第10話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「問題物件」とは
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。その第9話が3月12日に放送された。

■第9話ネタバレあらすじ

何者かに連れ去られた犬頭光太郎(上川隆也)は、とある部屋に監禁される。若宮恵美⼦(内田理央)の元に有村次郎(浜野謙太)から犬頭が行方不明だと連絡が入るが、恵美子はいつものこととたいして気にしない。

しかし、犬頭は実際に監禁されていた。が、犬頭の力で犯人を逆に力でねじ伏せ、誰の差し金かを吐かせることに成功した。犯人がいったのは“高丸”だ。社長が雅弘にとって敵であることを犬頭は理解した。

そこへ片山芳光(本多力)から大島雅弘(宮世琉弥)と恵美子に『天使の棲む部屋』についての調査依頼の連絡が入る。長野県にあるそこは、なんと『罪人が100人自殺した館』だという。

恵美子が調査依頼を受けた洋館に到着すると、オーナーの襟岡真都(忍成修吾)が出迎える。

一方、雅弘の元にも突然有村がやってきて、一緒に『天使の棲む部屋』の謎を調べることになった。有村の入手した警察の内部情報によると、一度逮捕され法廷で無罪を勝ち取った人間が、この館で自ら拳銃で命を絶つという事件が相次いだという。無理矢理入ってきて雅弘に遠慮せずにぐいぐいとくるのだが、雅弘の“嫌いじゃない”。雅弘のことを「雅弘」と呼び捨てにしたり、外出しないのも“俺の知っている人は旅行にも行っている”と足が動かないことを特段特別扱いもしない。次第に雅弘の心が開いていった。

そんな中、堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)が宿泊客として館へやってくる。そして彼らは遅れているもう一人の客・富沢辰也(小久保寿人)を待っていた。富沢は『天使の棲む部屋』に泊まる。鍵をかけ、翌朝、元気だったら、ただの噂だと判明するといって、皆で見守ることにした。

有村は富沢や堀、織山、亜紀のことを調べる。実は堀、織山、亜紀は富沢の投資話でだまされていたのだ。富沢は詐欺罪としては証拠がたりずに無罪となっていた。その話を有村や雅弘と話していると、急に恵美子の電話が使えなくなる。山奥で電波の状態が悪いようだ。

翌朝、富沢の部屋に皆で向かう。襟岡は鍵を開ける前に少しためらった。鍵をあけると拳銃をもった富沢が絶命していた。警察に連絡を取りたくても、電波が届かない。織山が警察までゆくと言っていたところに犬頭がやってきて、「犯人はこの中にいるのだから」と織山を押しとどめた。富沢の部屋の鍵にはなにかでひっかいたような跡があった。襟岡は鍵を開ける前にその傷をみて、ためらったのだ。

そして、ワインセラーにあるビンテージのワインのエチケットが張り替えられていることを恵美子に見せる。エレベータの使用履歴を確認し、エチケットが張り替えられた時間がわかる。その時間、襟岡は仕事をしていて、織山と亜紀は部屋にいたといい、堀は2回トイレに行ったという。

恵美子は「犯人が織山だ」と推理を話し始める。織山があり得ないほどの大きなスーツケースをもっていたのはワインを交換するためで、欲張りな織山は4回もワインを運んだという。最初は認めなかった織山だが、犬頭がスーツケースの上に乗ろうとすると、ワインを差し替えたことは認めた。しかし殺人については否定する。

その頃、雅弘と有村は恵美子や犬頭を連絡がとれないことを心配していた。有村がいってみるというと、雅弘は自分もいくと決意し、一歩を踏み出した。



大島高丸(船越英一郎)はどこまで悪なのか?

犬頭を監禁していたのは高丸。社長でありながら、人を監禁してしまうとは。犬頭が高丸が雅弘の本当の敵だと知り、今後、どんな反撃にでるのか?



雅弘(宮世琉弥)の心を開いた有村(浜野謙太)

両親を事故でなくし、自らも足が不自由になってしまった雅弘は家に閉じこもっている。相手をしているのは犬太だ。そんな中、恵美子(内田理央)という人物を知り惹かれてゆく。それでも一歩を踏み出せないでいる。そんな雅弘を後押しするのは、雅弘を特別扱いしない有村だ。「なんででかけないの?」と気軽にきいて、自分の知り合いは旅行にも頻繁に行くし、全然できるよと応援する。さらに、「雅弘」と呼び捨てにして、親しさを見せる。「おぼっちゃま」という扱いだった雅弘にとって、飾らない有村が救いになった。



通信手段がたたれた別荘での事件

12日放送の第9話が前編、19日放送の第10話が後編となる2話連続で扱うのは、別荘で起きた事件だ。通信手段がたたれた山奥のホテルや別荘で起きる殺人事件といえば、他の推理小説でもよく扱われる舞台だが、「問題物件」でその謎を解き明かすのは探偵ではなく、部屋の特性から推理する犬頭だ。いったい誰が犯人なのか?また、第10話の予告動画で踊る上川隆也のテンションの高さも楽しみな第10話となる。



■第10話あらすじ

大島高丸(船越英一郎)は、大島雅弘(宮世琉弥)が恵美子(内田理央)を助ける為に外出をしたと連絡を受け、驚愕する。雅弘は、有村次郎(浜野謙太)と共に掴んだ情報により、犬頭(上川隆也)と恵美子に危険が迫っていると知り、7年ぶりに外に出て、急ぎ館へ向かうのだった。

一方、館では、犬頭の洞察力と推理により、見事真犯人を突き止め、事件は一件落着かと思えた。しかし犬頭は、ここに悪魔がいると恵美子に伝え、突然館を飛び出して行ってしまう。扉の鍵が締まり、恵美子たちは『天使の棲む部屋』に閉じ込められてしまった。



フジテレビ 2025年1月15日スタート。毎週水曜日22時放送「問題物件」。出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@mondaibukken_cx」。

フジテレビ「問題物件」番組公式サイト

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