「対岸の家事」“育休パパ”ディーン・フジオカ、“ママ友は同僚”に共感の声 第2話ネタバレと第3話予告

04月09日08時31分ドラマ
©TBS

4月8日に放送されたTBS火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(毎週火曜、22時) “育休パパ・中谷”ディーン・フジオカが“専業主婦・詩穂”多部未華子を見下す強烈キャラに反響。4月15日放送の第3話では“礼子”江口のりこの子供がおたふく風邪にかかり、仕事を数日休むことになる。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。



「対岸の家事」とは
誰かがやらなければいけない“お仕事”、それは“家事”。主人公の詩織は過去の出来事から 「家族のために“家事”をすることを“仕事”にしたい」と専業主婦を選んだが、今の時代に専業主婦は珍しく・・・夫が帰ってくる間、長い昼間を2歳になる娘と過ごす中、ひょんなことから、働くママや育休中のエリート官僚パパと出会う。生き方も考え方も正反対な「対岸にいる人たち」とぶつかり合いながら、終わりなき家事というお仕事をテーマにしたヒューマンドラマ。朱野帰子による同名の小説が原作(講談社文庫)。⇒【全話あらすじと見どころ】

第2話ネタバレ

詩織が家事と仕事の両立に追い詰められた礼子に寄り添ってからママ友になった2人。その矢先、詩織は公園で、厚生労働省の官僚で2年間の育休を取得しているパパ・中谷(ディーン・フジオカ)と出会う。娘の苺と年が近い初めてのパパ友ができて一瞬喜ぶ詩織だが、自らの育児計画に自信満々で、詩織に対しても「専業主婦なんて選択」「旦那さんがかわいそう」と見下す発言をする。

中谷の娘・佳恋(五十嵐美桜)と友達になれてうれしい苺とは反対に、詩織は中谷に対しモヤモヤする思いを抱える。中谷の愚痴を近所に住む主婦・坂上さん(田中美佐子)に聞いてもらうが、憂さが晴れない詩織。その頃、中谷は海外出張中の妻から詩穂への発言を注意され、戸惑っていた。そんな中、中谷は詩穂と苺を水族館へ連れて行く。家族で行こうとしていた矢先の突然の申し出に驚く詩穂だが、楽しそうにしている苺を見ると笑顔になった。

しかし、詩穂は強引な中谷に文句を言ってしまい、意見の相違から2人の間に重たい空気が流れたまま水族館から帰宅する。その夜、中谷の娘・佳恋が熱を出し、しまいに痙攣を起こし始めた。慌てた中谷は、詩穂に連絡をする。携帯を車の中に置き忘れていた中谷に代わり、詩穂は救急車を呼び、中谷の家に向かった。そこで詩穂は、完璧な育児計画、畳みかけの洗濯物など、妻に代わり育児と家事に奮闘する中谷の生活を垣間見る。病院に搬送された佳恋の容態は落ち着き、詩穂は家に帰る。

その後、公園に姿を現さない中谷を心配した詩穂は、中谷の自宅を訪ね、手紙を置いていく。詩穂の優しい言葉に背中を押され、中谷は再び公園へ。一日中娘と過ごし、同じ時間の繰り返しの生活を送る中谷にとっても、詩穂は唯一話せるママ友で、救世主のように思えていた。自分の行動で詩穂を傷つけ離れていかれては悲しすぎる。詩穂は、ママ友は友達というより、戦友に近いと話すと、中谷は友達じゃないことにショックを受けながら“同僚”ではどうかと提案する。

その晩、詩穂はずっとモヤモヤしていた気持ちを虎朗に打ち明ける。自分が専業主婦のため肩身の狭い思いをしていないか虎朗に聞くと、虎朗は「誰にそんなこと言われたんだよ!」と興奮。続けて「詩穂だってちゃんと働いてるだろ?詩穂がうちにいてくれなきゃ、誰が苺の面倒見てくれるんだよ?」と話し、「俺の給料はさ、2人で稼いでいるようなもんじゃん」と微笑みかけた。夫の言葉に自信を持った詩穂は、素直な気持ちを中谷に言えるようになっていく。公園で子供たちと遊んでいると、礼子が疲れた様子で通り過ぎる。心配した詩穂が声をかけると、礼子は星夏がおたふく風邪にかかったと説明する。



■ママ友、パパ友は“戦友”で“同僚”

第2話では、完璧に育児をこなそうとするエリート官僚で育休パパ・中谷が登場した。詩穂に「専業主婦は贅沢だ」「ご主人がかわいそう」など暴言を連発。社会に取り残されているから自分が正さなければと、自分勝手な正義感を振りかざし、いたずらに詩穂をモヤモヤさせた。しかし、中谷も繰り返す家事と、完璧な育児マニュアル通りに進まない娘の成長に虚無感を感じ始めている姿が描かれた。

水族館でギクシャクしたものの、お互い求めていた貴重な“ママ友”“パパ友”を手放したくない詩穂と中谷は、これからも公園で遊ぶことを約束する。ママ友は友達とも、相棒ほどの距離感でもなく、お互いの育児や家事に奮闘する“戦友”に近いと話す詩穂。そして、“同僚”と呼ぶことを提案する中谷。ネットでは「相棒はやだけど、同僚なら・・・というのはわかる気がする」「同僚!いいじゃん!」と共感の声が寄せられた。戦友でも同僚でも、協力しながらうまくやっていけたら・・・と共感を呼んだ。



■第3話あらすじ

礼子の娘・星夏(吉玉帆花)がおたふく風邪にかかり、仕事が休めない礼子に頼まれ、詩穂が星夏を預かることになる。苺と星夏が仲良く遊ぶ姿にほっこりしながら楽しく1日を過ごす詩穂だが、それを聞いた中谷に「他人の娘を預かるならきちんと対価をもらうべき」と忠告され、詩穂は思いもよらない言葉に驚く。

一方、礼子は星夏の看病のために数日休みが欲しいと相談すると、意外にも後輩・今井(松本怜生)は礼子の仕事を引き継ぐことを快諾する。数日後、無事に職場に復帰した礼子だったが、その矢先に今度は長男の篤正(寿昌磨)がおたふく風邪にかかってしまう。



TBS 2025年4月1日スタート。毎週火曜日22時放送「対岸の家事~これが、わたしの生きる道!~」。出演:多部未華子、江口のりこ、ディーン・フジオカ、一ノ瀬ワタル、島袋寛子、田辺桃子、松本怜生、川西賢志郎、永井花奈、寿昌麿、吉玉帆花、五十嵐美桜、中井友望、萩原護、西野凪沙、緒方直人、田中美佐子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@taigan_tbs」。

TBS「対岸の家事~これが、わたしの生きる道!~」番組公式サイト

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