あと2話…「交渉の技術」イ・ジェフン、11兆ウォン調達プロジェクトは成功するのか

JTBC土日ドラマ「交渉の技術」の制作陣が、残すところあと2話となった本作の“最後の見どころ”を明かした。YouTubeにて予告動画も公開中だ。
「交渉の技術」は、M&A(企業買収・合併)を専門とする伝説の交渉人ユン・ジュノ(イ・ジェフン)と、巨大財閥サンイン・グループを取り巻く権力闘争を描く作品だ。11兆ウォン(約1兆2千億円)もの負債を抱えたサンイン・グループの未来を賭けた交渉戦が、緊迫感あふれる展開を予感させる。【「交渉の技術」を2倍楽しむ】では、全話ネタバレあらすじと見どころ、制作発表会の様子やドラマの見どころ、関連動画、キャストの紹介などドラマを深掘りしている。
画像:YouTube|JTBC Drama「협상의 기술」EP11よりユン・ジュノが帰国した本当の目的――それは、巨額の借金を抱えたサンイン・グループを立て直すことにあった。11兆ウォンという莫大な負債を抱えた同グループは、一歩間違えれば破綻という危機にあったが、彼の復帰と共に持ち直す兆しを見せた。
グループ再建のため、ジュノは大胆な手を打ち続ける。建設部門の売却に始まり、ゲーム会社買収による事業多角化など、常識破りの戦略が社内の反発を招く場面も少なくなかった。それでも信念を貫いた彼の手腕により、大半の負債は清算された。
とはいえ、まだ2兆ウォンの借金が残っており、最終目標である“プロジェクトM”の完遂が可能かどうかに関心が集まっている。返済済みの金額と比べれば小さいが、企業の存続を左右するには十分な規模だ。
一方、ジュノ自身の立場も揺らぎ始めている。会長ソン・ジェシク(ソン・ドンイル)からは徐々に信頼を得ていたが、ジャンボ製薬の名義貸し疑惑に関する内部通報が監査室に届き、状況は一変。これまで社内で囁かれていた株価操作の噂も現実味を帯び始め、彼の将来に暗雲が立ち込める。
さらに、ソン会長の娘であるジオ(クォン・ユリ/少女時代)が代表を務めるリゾート会社の売却交渉をめぐっては、ジュノが一時は解雇寸前まで追い込まれたこともあった。しかし、M&Aチームの誠実な行動がユリの心を動かし、彼女は病気治療に前向きな姿勢を見せるように。これを受け、ソン・ドンイルはジュノに役員昇進の打診を行った。
しかし、後継者問題においても新たな火種が。ソン会長はジュノにグリーンビューCCの売却を託すことで資質を見極めようとしたが、ジュノは会長が建設部門再建を望んでいることを見抜き、取引を止めた。その決断により、昇進の話は消滅してしまった。
一方、長らくグループ内で“ナンバー2”の座にいたチャン・ヒョンソン(演:ハ・テス)は、かねてより会長の後継を狙っており、最終的な対立構図が鮮明になってきた。
サンインを取り巻く複雑な思惑に終止符を打つ最終交渉のテーブルは、4月12日22時40分放送の第11話で明かされる。
◇협상의 기술 11회 예고편(11話予告)
◇JTBC「협상의 기술」HP
◇YouTube「JTBC Drama」チャンネル<협상의 기술>関連動画
【作品詳細】【「交渉の技術」を2倍楽しむ】