小泉今日子×中井貴一「続・続・最後から二番目の恋」初回9.4%、2桁に迫る高視聴率で堂々復活

11年ぶりに懐かしい“ナガクラ家”の朝が帰ってきた…人気ドラマシリーズ「続・続・最後から二番目の恋」が、4月14日に初回15分拡大で放送され、初回の平均世帯視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。個人視聴率は5・5%だった。
これは初回7.9%だった1月期月9「119エマージェンシーコール」超え。2023年4月期の木村拓哉主演「風間公親-教場0-」以来2年ぶり2桁に迫る好発進だ。
「続・続・最後から二番目の恋」は、鎌倉を舞台に小泉今日子演じるテレビ局プロデューサー・吉野千明(59)と、中井貴一演じる鎌倉市の公務員・長倉和平(63)2人の“アラ還”の恋と日常を、変わらぬユーモアと温かさで描くロマンチック・ホームコメディ。2012年1月に第1期の連続ドラマ「最後から二番目の恋」、同年11月にスペシャル版「最後から二番目の恋2012秋」、そして2014年に第2期となる「続・最後から二番目の恋」が放送され、本作はその11年後を描いた第3期目となる。
第1話では、コロナ禍や定年を見据えた人生の転機を背景に、千明と和平の穏やかで深いつながりが再び描かれる。変わらない「ナガクラの朝」、どうでもいいようで実は核心を突いた登場人物同士の会話が、視聴者の共感と懐かしさを呼んでいる。
※第1話ネタバレと見どころ⇒【第1話 変わらぬ「ナガクラの食卓」とリアルな老いの話題に反響】
また、出会って13年、千明と和平の関係はすっかり深まり、千明が定期券を探すクセすら見抜けるようになった和平。服装を見ただけで定期のありかを言い当てるなど、その“以心伝心”ぶりに、SNSでは「進化したお約束!」「可愛い」「イケボでときめく」といった反響が多数寄せられている。
さらに今作では、三浦友和演じる町医者や石田ひかり演じる新キャラクターとの“新しい出会い”が加わり、物語に新たな風が吹き込まれる。
還暦を前にした登場人物たちが直面する“老い”“孤独”“価値観の変化”などのテーマも織り交ぜ、時代の空気を反映しつつ、変わらぬ人間関係の温もりを届けてくれる作品となっている。
シリーズファンにはもちろん、今の時代を生きるすべての大人に刺さる一作。TVerでは最新話の見逃し配信、FODではシリーズ全話が視聴可能。
◇フジテレビ「続・続・最後から二番目の恋」番組公式サイト
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