「あなたを奪ったその日から」復讐に燃える北川景子の表情の変化に注目【第1話ネタバレ・2話予告】

「あなたを奪ったその日から」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)、2025年4月21日第1話が放送された。
北川景子演じる・紘海がみせる、愛する娘の灯(石原朱馬)に向ける優しさ満点の笑顔、娘を亡くした悲しみ、復讐のために結城旭(大森南朋)に近づいた時の顔、そして、結城の娘・萌子(倉田瑛茉)を誘拐した後の表情の変化が注目された。4月28日に第2話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「あなたを奪ったその日から」とは
10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨むなか、図らずも旭の子どもを誘拐してしまう。復讐劇なのだが、紘海に大きな誤算があり、どんどんと周囲を巻き込んでゆく。紘海の復讐がどういう結末を迎えるのかを描くサスペンスだ。その第1話が4月21日に放送された。
■第1話ネタバレあらすじ
皆川紘海(北川景子)は、保育園で調理師として働きながら、夫の景吾(高橋光臣)、娘の灯(石原朱馬)と幸せに暮らしていた。灯の誕生日のお祝いで惣菜店『YUKIデリ』に買い物にでかけた。灯がピザをほしがり、灯のアレルゲンである“エビ”が入っていないことを確認した上で購入する。
景吾と一緒に灯のお祝いをしていた。ところがピザを一口食べた灯は突然苦しみだし、急いで病院に運び込むも、亡くなってしまう。死因は、エビによるアナフィラキシーショックだった。確認して買ったにもかかわらず、ピザにエビが混入していたのだ。
警察の捜査で、ピザにアレルギー食材が混入した経緯は不明とされた。そんな中行われたYUKIデリの記者会見で、社長の結城旭(大森南朋)は遺族感情を逆なでするような発言をする。世間の逆風に晒され、『YUKIデリ』は倒産に追い込まれた。
一方の紘海は、自責の念と、愛する娘を突然失った悲しみに耐えきれず、やがて、景吾と離婚して一人で生きていく道を選んだ。職場はもとの保育園でそのまま続けることにしたが、幼い子どもを見ていると悲しみが堪えきれないこともあり、結城に対しての怒りがふつふつとわき上がってくる。
それから一年後、紘海はとある料理教室に通っていた。そこには、灯を死に追いやったピザを販売していた惣菜店『YUKIデリ』の元社長で、高校1年生の長女・梨々子(平祐奈)と次女・萌子(倉田瑛茉)を男手一つで育てる旭の姿があった。紘海は復讐のために近づいたのだ。
ある日、意を決して、包丁をしのばせて結城の家に向かう。豪華な家には結城とともにデリを経営していた望月耕輔(筒井道隆)も来ていた。紘海が家を見上げているとちょうど梨々子の家庭教師・玖村毅(阿部亮平) がやってきたため、その場をやり過ごす。家の中では萌子がかくれんぼで遊んでいるところだった。
結城の家から離れた紘海は包丁を川に投げ捨てた。そして自分の車に戻ると、なんと後部座席に萌子が乗っていたのだ。かくれんぼの一環で車に乗り込んでしまっていた。「鬼?」と聞かれた紘海は「もう少しかくれんぼしようか」といって、車を発進させた。
家に萌子を連れ帰った紘海は、復讐のために、萌子を手にかけようとするが、いざとなるとできない。思わず泣き出して萌子を抱きしめると、萌子の口から意外な言葉がでた「おばちゃんは萌のママ?」と。紘海は「ママじゃない。お母さん」と答えてしまった。
そのころ、家から萌子がいなくなったことに気がついた結城と望月は萌子を捜し回る。しかし、どこにもいない。結城は警察に向かった。
結城(大森南朋)の娘・萌子(倉田瑛茉)の誘拐に成功した紘海(北川景子)
愛する娘・灯(石原朱馬)が食品事故で亡くなった。紘海は社長の結城に復讐を始める。そのために、同じ料理教室に通い始め、情報を得ると娘の萌子を殺そうとする。いきなり、3歳の子どもが紘海になついてしまったり、会社を倒産させた結城が豪邸に住んでいたりとツッコミどころも満載ながら、復讐劇はスタートした。
結城の妻(鶴田真由)、萌子を目撃する隣人(小川李奈)
4月28日の第2話で主要な人物が勢揃いする。高校1年生の長女・梨々子(平祐奈)と次女・萌子(倉田瑛茉)を置いて家をでてスナックで働いている妻の江身子(鶴田真由)はどうして家をでたのか?3歳の娘をおいてでてゆく理由が不明だが、それは事件となにか関係しているのか?
北川景子の体調不良で大森南朋のみで電波ジャック
4月21日の放送開始にあわせてフジテレビ系列の「めざましテレビ」「サンシャイン」「ノンストップ」「ぽかぽか」に二人で出演する予定だったが、北川景子の体調不良により、大森南朋のみでの出演となったが、ドラマとは違った一面を見せていた。
主演の北川景子からのコメント
第1話放送を前にして北川景子からコメントが発表された。「普通のお母さんだった紘海が娘を失ったことでどういうふうに変わってしまうかということがまず一つ見どころだと思います。突然お子さんが亡くなるというのはもしかしたら誰にでもあり得ることだと思うんです。そうなったときに人は本当に正気でいられるのかということと、ある意味心が壊れてしまった紘海が、皮肉にも復讐が原動力となって生きていくということになるんですけど、その紘海の心情に注目していただければと思います」コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。
■第2話あらすじ
結城家では萌子の安否を心配する結城(大森南朋)が、いなくなったときの状況を刑事たちに説明していた。すると、梨々子(平祐奈)の家庭教師の玖村(阿部亮平)が、家の近くで不審な女を見たと証言する。望月(筒井道隆)の脳裏に、ある人物の顔が浮かぶ。
一方で、結城とギクシャクした関係にある長女の梨々子は、有力な情報が何一つなく疲労困憊の旭を前に、紘海の娘が亡くなった一年前の事故の話を持ち出し、「因果応報だ」と言い放つ。
紘海のことを自分の母親だと勘違いしている萌子の気持ちを利用し、紘海は「お母さん」と呼ばせることにした。隣の部屋に引っ越してきたガールズバーの店員・野口初芽(小川李奈)が挨拶にやって来て、萌子を見られてしまう。その場はやり過ごすものの不安になった紘海は、その夜、ひと気のない海に向かって車を走らせて…。
カンテレ・フジテレビ 2025年4月21日スタート。毎週月曜日22時放送「あなたを奪ったその日から」。出演:北川景子、大森南朋、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平、水澤紳吾、小川李奈、一色香澄、原日出子、鶴田真由、中原丈雄、筒井道隆、倉田瑛茉、大浦龍宇一、田山由起、内藤秀一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@anauba_ktv」。
◇カンテレ・フジテレビ「あなたを奪ったその日から」番組公式サイト
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