「Dr.アシュラ」アシュラ・松本若菜には一度死にかけた過去が…【第2話ネタバレ・3話予告】

2025年4月23日に「Dr.アシュラ」(毎週水曜、22時、フジテレビ)の第2話が放送された。救急治療の場で、難手術もやってのける杏野朱羅(松本若菜)。救急科科長の大黒修二(田辺誠一)は自分の子ども(渡邉斗翔)の命を救って覚醒。4月30日に第3話が放送となる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「Dr.アシュラ」とは
「Dr.アシュラ」は命と最前線で向き合う救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医の活躍をノンストップでお届けする救命医療ドラマだ。その第2話が4月23日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
理事長の阿含百合(片平なぎさ)が国際帝釈病院を設立するために呼び戻した多聞(渡部篤郎)の帰国は救急科にとってこの上ないニュースだったが、多聞は救急科の廃止を朱羅(松本若菜)に告げる。多聞の変わりように言葉を亡くしてしまう。
救急隊員の吉祥寺拓巳(猪塚健太)によりストレッチャーで男児が運び込まれてくる。男児は川に転落し心肺停止状態になっていた。薬師寺保(佐野晶哉)は懸命に心臓マッサージを続ける保だが、1時間が経過し、次第に諦めの表情をみせ動きを止める。そんな保を押しのけ朱羅は心臓マッサージを始める。薬師寺が「もう無理だ」と判断して少しして、少年の心臓は自発的に動き始めた。薬師寺は素直に朱羅に謝った。
またしても、勝手に重症患者を受け入れたと不動(佐野史郎)は怒る。救急科科長の大黒修二(田辺誠一)は土下座で謝り、今回限りはと、大黒の処分はないことになった。大黒は病院での科長という役職を失いそうになっていて不安なところ、妻の香織(智順)からは離婚を突きつけられている。看護師たちに「重症患者は決して受け入れるな」といいおいて、家に帰ると、香織は離婚届けを出して、早くサインするようにいう。
不動が大黒を処分しなかったのは朱羅の監視をする人間がいなくなるからだ。理事長に多聞がとりいっているのを見て、多聞を追い落とすために、外科の金剛(鈴木浩介)に指示を出す。
その夜、朱羅が夜勤だった。当然のように重症患者を受け入れた。出血多量の患者で一刻の猶予もない。朱羅が受け入れるまで4件の病院を断られている。その処置を薬師寺としていると、ICUの患者が危篤になる。二人の患者の様子をみて、朱羅は3分だけなら救急患者を待たせられると判断してICUに向かう。薬師寺は金剛にヘルプを求める。金剛は忙しいが、手があいたら向かうといい、CTをとっておけと薬師寺に指示を出した。実は金剛は全く忙しくなく、運ばれてきた救急患者が身よりのない老人だと知り、訴訟のリスクがないことを知り、救急で受け入れた末に死亡ということになることを予想していたため、ヘルプを受けなかった。そのことで不動に評価されると思っていた。
ICUの患者に手がかかり、朱羅は薬師寺が対応している救急患者のもとに迎えない。薬師寺は独断で患者のCTをとるが、途中で患者が緊急時代に陥ってしまう。朱羅はどうしてCTをとりに行かせたりしたのかと薬師寺を問い詰めるが、薬師寺は金剛からの指示だとしかいえない。朱羅は金剛があえてCTを撮らせて静観するつもりだと判断する。ICU患者の処置を終え、救急に戻る。
時間もたったので、金剛はゆっくりと救急科に向かったが、そこで目にしたのは救急患者を朱羅と多聞の二人で的確な判断で手術をしている姿だった。
翌日、大黒は前の晩の話をきき、朱羅を怒る。しかし、朱羅は命を助けたのだからと聞き流す。その時、救急から患者受け入れの要請が入った。子どもが交通事故にあい、出血が酷く、どこの病院でも受け入れてもらえないという。大黒は小児外科の対応ができないと断ろうとするが、実は、その子どもは大黒の一人息子(渡邉斗翔)だった。
朱羅と薬師寺で出血点を探しながら対応しているが、なかなか出血が止まらない。その時、薬師寺が吸引の器具を落としてしまい、床にふれてしまった。着替える必要ができたため、一回その場を離れる。その時、大黒は自分がやらなくては息子の命が助からないと覚醒する。そして、朱羅とともに対応を行い、息子の命を助ける事に成功した。
大黒は香織からもお礼を言われるが、一回は対応を断ろうとしたことを素直に告げる。息子が自分のような救急医になりたいと言っていたことを知り、これからは息子に誇れる医者になりたいと考え直したのだった。
多聞は新病院について新しい考えがあると理事長に話にゆく。そのころ、不動は帝釈総合病院に移籍してきた日本屈指の心臓外科医とうたわれる梵天太郎(荒川良々)と話していた。
そして、朱羅は子どもの頃に巻き込まれた事故について思い出していた。
第2話も救急現場の修羅場が続く
朱羅(松本若菜)と薬師寺佐野晶哉(Aぇ! Group)が夜勤になると、重症患者の受け入れ要請があり、かならず朱羅が受けてしまう。受けた患者の命は絶対に救うという姿勢を見せるが、研修医の薬師寺にとっては修羅場すぎて対応しきれない。第1話よりもほんの少し、自分から動くことが出来るようになったが、これからどこまで成長していけるのか?
救急科科長の大黒修二(田辺誠一)の家庭
若いころは救急医療に人一倍熱心だった大黒だが、今は出世競争にしか興味がない。救急科がなくなることは、人の命を救えなくなることではなく、大黒にとっては“科長”の職がなくなることを意味している。仕事ばかりに目を向けていた大黒の家庭が第2話で描かれたが、妻の香織(智順)との仲は冷え切っている。息子役で登場した今注目の子役・渡邉斗翔は、NHK大河ドラマ「光る君へ」、NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に続けて出演している。
多聞(渡部篤郎)の本意はどこに?
23日放送の第2話では朱羅(松本若菜)を助けて、二人で協力して難手術を成功させた多聞だが、救急科はなくしてもいいという。その真意はどこにあるのか?30日に放送になる第3話では海外から金融会社のCEOを招く。新病院の院長に就任すべく働いているのか?そして、そのCEOが倒れてしまうが、朱羅が助けることになるのか?
第1話のTVer再生数が好調
4月16日に放送された第1話のTVerでの再生数が、4月16日から21日までに200万回を突破したことがわかった。ドラマはまだ始まったばかりだが、松本若菜の「ノンストップ救命劇場」の今後に期待がかかる。
■第3話あらすじ
帝釈総合病院に移籍してきた梵天太郎(荒川良々)がなぜ移籍してきたのかと首をひねる薬師寺保(佐野晶哉)と九曜沙苗(結城モエ)に、三宝加代子(阿南敦子)は理事長の阿含百合(片平なぎさ)が新病院設立のためにスカウトしたのだと話す。
その頃、大黒修二(田辺誠一)は院長の不動勝治(佐野史郎)に呼び出され、救急科長の職から下ろすと宣言された。
一方、救急科に路上で意識を無くして倒れていた70歳の女性が搬送されてくる。心電図の結果用紙には「3秒以上の心停止」と記載があり、また発作が起きたら命に関わると朱羅(松本若菜)は言う。しかし循環器内科も心臓外科も多忙を理由に受け入れを拒否。すると朱羅は「じゃあ私がテンポラリーを入れる」と言い出し・・・。
フジテレビ 2025年4月16日スタート。毎週水曜日22時放送「Dr.アシュラ」。出演:松本若菜、佐野晶哉(Aぇ! Group)、渡部篤郎、片平なぎさ、鈴木浩介、佐野史郎、田辺誠一、小雪、荒川良々、猪塚健太、結城モエ、荒井玲良、阿南敦子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dr_asura_drama」。
◇フジテレビ「Dr.アシュラ」番組公式サイト
【2025年春ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】