【制作発表会】新韓国ドラマ「24時ヘルスクラブ」、運動ブームの波に乗り大ヒットなるか

韓国で続く運動ブームがドラマ界にも波及している。そんな中、KBS2の新水木ドラマ「24時ヘルスクラブ」が4月30日よりスタートする。29日、ソウル九老区のザ・セイントで行われた制作発表会には、パク・ジュンス監督、脚本家キム・ジス、主演のイ・ジュニョン、チョン・ウンジをはじめ、イ・ミド、イ・スンウ、パク・ソンヨン、イ・ジヘ、ホン・ユンファら多彩な俳優陣が顔を揃えた。
「24時ヘルスクラブ」は、情熱あふれるトレーナーの道現中(ド・ヒョンジュン/演:イ・ジュニョン)が、悩みを抱える初心者会員たちの人生を“筋”から変えていく、笑いとときめきが詰まった“筋肉成長”ロマンティック・コメディ。脚本は「パンドラの世界~産後ケアセンター~」のキム・ジス、演出は「ガウス電子~僕らの社内恋愛マニュアル~」や「音楽の神」などで独特の世界観を作り出したパク・ジュンス監督が担当する。
画像:YouTube|iMBC연예ch「24시 헬스클럽」제작발표회 포토타임よりキャプチャー
【制作発表会まとめ】
ジムを舞台に繰り広げられる多彩な人間ドラマ
物語の舞台は24時間営業のジム。ここは、館長にとっては経営の悩みや苦労が絶えない場所であり、会員にとっては思うように体が変わらず葛藤や挫折を味わう場所でもある。劇中では、さまざまな事情を抱えたキャラクターたちがジムに集まり、体力増強やダイエット、体型矯正を目指して奮闘する。しかし、彼らの本当の目的は、運動を通じて自分自身と向き合い、人生を変えることにある。ジムという空間で、登場人物たちが体を動かしながら成長していく姿が描かれる。
ジムで交錯する人生――多彩なキャラクターが織りなす共感ドラマ
物語の舞台は24時間営業のジム。館長にとっては経営の悩みや苦労が絶えない場所であり、会員たちにとっては思うように体が変わらず葛藤や挫折を味わう場所でもある。
制作発表会では、主演のイ・ジュニョンが「ボディビルの知識を学び、日々トレーニングを重ねた」と役作りの苦労を明かし、チョン・ウンジも「腰のヘルニアをきっかけに運動を始め、撮影中は9kgの体重調整に挑戦した」と語った。ホン・ユンファも「撮影後、運動の大切さに気づき、17kgの減量に成功した」と、リアルな変化を共有した。
また、イ・ミド、イ・スンウ、パク・ソンヨン、イ・ジヘら脇を固めるキャストもそれぞれ個性的なキャラクターを演じ、ジムという“人生の交差点”で繰り広げられる人間模様に深みを与えている。特に“魔女三銃士”と呼ばれるベテラン女性会員たちの存在も、ドラマにユーモアと温かみを添えている。
「共感」「成長」「ヘルスロマンス」――現代社会へのメッセージ
脚本家キム・ジスは、「外見の美しさや細さだけを追い求めるのではなく、自分自身の健康や人生を大切にすることの大切さを伝えたい」と語る。パク監督も「若い世代にも響くコメディを作りたかった」とし、現代社会で増え続ける健康志向や自己肯定感の重要性をドラマで表現したいと意気込んだ。。
社会現象としての“運動ブーム”とドラマの可能性
近年、韓国では健康やフィットネスへの関心が高まり、ジム通いが新たなライフスタイルとして定着しつつある。「24時ヘルスクラブ」は、そんな社会的背景を反映し、運動を通じて自分自身と向き合うことの価値や、仲間とのつながりの大切さを描く。
単なるラブコメや成長物語にとどまらず、現代人が抱えるストレスや悩みに寄り添う“癒し”のドラマとしても期待される。
放送情報と今後への期待
「24時ヘルスクラブ」は4月30日(水)21時50分よりKBS2で放送開始。「ヴィランの国」の後続作として、運動ブームの追い風を受け、どのような反響を呼ぶか注目したい。
◇YouTube|「24시 헬스클럽」제작발표회(制作発表会動画一覧)
◇YouTube|iMBC연예ch「24시 헬스클럽」제작발표회 포토타임(制作発表フォトタイム)
◇KBS2「24시 헬스클럽」HP
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