「対岸の家事」家事をしない夫・量平(川西賢志郎)に礼子(江口のりこ)がキレる第5話ネタバレ第6話予告

09時51分ドラマ
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4月29日に放送されたTBS火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(毎週火曜、22時)第5話で“礼子”江口のりこと夫“量平”川西賢志郎のケンカがリアルと話題に。5月6日放送の第6話では“詩穂”多部未華子が職場復帰を考える。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。



「対岸の家事」とは
誰かがやらなければいけない“お仕事”、それは“家事”。主人公の詩織は過去の出来事から 「家族のために“家事”をすることを“仕事”にしたい」と専業主婦を選んだが、今の時代に専業主婦は珍しく・・・夫が帰ってくる間、長い昼間を2歳になる娘と過ごす中、ひょんなことから、働くママや育休中のエリート官僚パパと出会う。生き方も考え方も正反対な「対岸にいる人たち」とぶつかり合いながら、終わりなき家事というお仕事をテーマにしたヒューマンドラマ。朱野帰子による同名の小説が原作(講談社文庫)。⇒【全話あらすじと見どころ】

第5話ネタバレ

ある日、礼子に誘われ、長野家と村上家でグランピングへ行くことに。さらに帰国中の妻・樹里(島袋寛子)を連れた中谷(ディーン・フジオカ)と佳恋も加わり、図らずも3家族が大集合する。バーベキューをそれぞれが楽しむが、礼子は家では家事を手伝わない夫・量平(川西賢志郎)が外面よくテキパキ働く姿に釈然としない。

そして詩穂は、普段なかなか接することのない同年代の子供たちと遊ぶことで、新しい言葉を覚え楽しそうにしている苺を目の当りにし、自分が苺の“体験”の機会を奪ってしまっているのではないかと過去の自分と重ねてしまう。そんな時、中谷から習い事の体験会に誘われる詩穂だが、昔の自分のことと重ねて頑として誘いを断り、2人の間はギクシャクする。

帰宅後、量平は子供たちとすぐ寝てしまい、荷物の片づけは礼子が1人ですることに。ある日、子供たちを寝かしつけた礼子がリビングに戻ると、量平はテーブルの上に食器は放置。結局後片付けは全て自分がやることにイラっとする礼子は、ついに不満が爆発。量平とケンカしてしまい、礼子は頭を冷やすため家を出て行ってしまう。しかし、量平から半休を取るから話しを聞きたいと歩み寄るメールが届く。

一方、詩穂は苺のやりたいことを思いっきりやって欲しいと願いながら、今は一緒に過ごす時間を大事にしたいと思っていた。また中谷は、習い事のレッスン中に、つい娘に集中するよう命令してしまう自分と母親の姿を重ねてしまう。詩穂が公園で苺といると、そこへ礼子と量平がやって来る。量平が半休を取り、この日は家族で公園を訪れたのだった。詩穂は礼子に悩みを打ち明け、さらに母が亡くなったあと、父親から家事の全てを押し付けられ、耐えられなくなり家を出た経緯を告白。親から体験を奪われた自分と苺を重ねて悩む詩穂に、礼子は「毎日いろんなものを苺ちゃんにあげていると思う」と励ました。

次の日、詩穂の話を公園で偶然聞いていた中谷は、詩穂に自分が母親から東大に行くため勉強させられた過去を告白。互いに形こそ違えど、共通点のある中谷に、詩穂は「体験できなかったっていうのも一つの体験で、それだっていつかは武器になるかも」と言葉をかける。母親について「許せない」と漏らす中谷に詩穂は「許さなくていいです」と即答。すると中谷は“When life gives you lemons, make lemonade”という言葉を呟く。“人生がレモン(=困難や欠陥品)を与えれば、レモネード(チャンスやいい結果)を作れ”という意味がこめられた言葉は詩穂を元気づけた。

翌朝、詩穂の自宅の郵便受けに「村上詩織 あなたのような専業主婦はお荷物です」と書かれた手紙が届く。誤って開封してしまった礼子は、詩穂に渡せず咄嗟に隠すが、そこへ詩穂を見つめる初老の男性が現れる。



“礼子”江口のりこと“量平”川西賢志郎のケンカがリアル

第5話では、これまでほぼ登場しなかった夫・量平を演じる川西賢志郎が本格登場した。礼子を演じる江口のりこが、外面は良く、家事は何もしない量平に不満を爆発させ“夫婦ケンカ”に発展すると、ネットでは「リアルすぎる」「礼子の気持ちすごいわかる」など反響が集まった。

グランピングの際に、虎朗が車代を払ってくれたことを量平が口にしたことを皮切りに、礼子は、詩穂がおたふく風邪にかかった子供の面倒をみてくれたことの対価に8万払おうとしたことを告白。結局詩穂が受け取らなかったが、初めて聞いた量平は驚き「そもそもさ、8万払って仕事に行くって本末転倒じゃない?」とつぶやく。

この言葉で怒りの沸点に達した礼子は「なら今度は量くんが仕事休んでよ」と訴えると「それは無理やって。仕事なんやから。」と答える。共働きでありながら家事をすべて礼子に押し付ける量平に怒りをぶつける礼子、「俺だって疲れてんねん!」と声を荒げる量平。ケンカの発端から話しの流れまで、視聴者から実体験と重ね合わせ、解像度が高すぎると話題になった。



■第6話あらすじ

詩織の家に「あなたのような専業主婦はお荷物です」と書かれた手紙が届いた。誤って開封してしまった礼子は、詩穂のためを思い、このことは自分の中に留めようと決意する。そんな中、詩織は中谷に連れられ、結婚や出産・介護と仕事の両立や復職を支援する「仕事カムバックプロジェクト」のヒアリングを受けるために霞が関の厚生労働省へ向かう。共働きを推進する職員から「手に職があるのに復職しないなんてもったいない」と言われた詩穂は、社会貢献のために職場復帰した方がいいのか考えてしまう。

一方、社内で行われる後援会の登壇者を探していた礼子は、会社のロールモデルとなる人物として、営業部時代の憧れの先輩で、社内で初めて女性管理職になった陽子(片岡礼子)に声をかけることにする。



TBS 2025年4月1日スタート。毎週火曜日22時放送「対岸の家事~これが、わたしの生きる道!~」。出演:多部未華子、江口のりこ、ディーン・フジオカ、一ノ瀬ワタル、島袋寛子、田辺桃子、松本怜生、川西賢志郎、永井花奈、寿昌麿、吉玉帆花、五十嵐美桜、中井友望、萩原護、西野凪沙、緒方直人、田中美佐子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@taigan_tbs」。

TBS「対岸の家事~これが、わたしの生きる道!~」番組公式サイト

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