小芝風花、時代劇もラブストーリーも自在に…演技派女優としての飛躍と挑戦
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2024年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」での熱演に続き、2025年春にはNHK BS時代劇「あきない世傳 金と銀2」で主演を務める小芝風花。近年、彼女は時代劇だけでなく、韓国ドラマの日本版リメイクでもヒロインとして存在感を発揮し、多様なジャンルで着実に演技の幅を広げている。
大河ドラマでの覚悟と表現力…「べらぼう」瀬川役の衝撃
写真:NHK「べらぼう」より「べらぼう」で演じたのは、吉原一の花魁・瀬川。華やかな世界の裏にある孤独と儚さを抱えた女性を、気品と繊細さで見事に体現した。視聴者からは「もっと見ていたかった」と惜しまれる退場を迎えたが、その短い登場でも確かな印象を残し、演出陣からは「画が引き締まる存在感」と絶賛された。
時代劇主演で見せる真の成長…「あきない世傳 金と銀2」
NHK「あきない世傳 金と銀2」より2025年春、小芝は2023年に放送した時代劇の続編「あきない世傳 金と銀2」で、呉服商「五鈴屋」の女主人・幸を再び演じる。商才と人の縁を武器に、江戸出店という新たな挑戦に挑む主人公の姿は、彼女自身の女優としての歩みに重なる。前作から続く“成長する女性像”を丁寧に演じながら、今作ではさらなる深みと強さを見せてくれるに違いない。
韓国ドラマリメイクでも抜群の適応力…「私の夫と結婚して」主演へ
写真:「私の夫と結婚して」よりさらに2024年6月27日からは、Prime Videoで配信されるドラマ「私の夫と結婚して」に主演。これは2024年に韓国で大ヒットした同名復讐ロマンスの日本版リメイクで、小芝が演じるのは、裏切りと絶望の果てに時をさかのぼり、自らの運命を切り開こうとするヒロイン。これまでにない復讐劇に挑むことで、彼女の新たな魅力が引き出される注目作だ。
小芝はすでに「彼女はキレイだった」(2021年)でも韓国ドラマのリメイク作品に主演しており、コメディとラブロマンスを軽やかに演じて高い評価を得た経験がある。今回の『私の夫と結婚して』では、よりシリアスかつ感情の振れ幅が大きい役に挑戦し、演技の幅をさらに広げていくはず。
※オリジナル韓国ドラマ紹介⇒「私の夫と結婚して」、「彼女はキレイだった」
表現力で時代と国境を越える存在へ
時代劇から現代の復讐劇、韓国発のラブストーリーまで、小芝風花はその都度求められる表現を的確に掴み取り、観る者の心を惹きつけてきた。派手さよりも誠実さと丁寧さで実力を磨いてきた彼女は、今や“どんな役でも任せられる”演技派女優として確かな信頼を得つつある。
今後も小芝風花の名はさらに多くの作品に刻まれていくだろう。彼女の“今”は、まさに飛躍の時である。俳優、小芝風花から目が離せない。
小芝風花プロフィール
小芝風花(こしば ふうか)は大阪府堺市出身の女優で、1997年4月16日生まれ。2011年にオーディションでグランプリを獲得して芸能界入りし、2014年の映画『魔女の宅急便』で主演を務めて注目を集め。以降、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で主人公・白岡あさ(波瑠)の娘・千代を演じ、「トクサツガガガ」など、さまざまなドラマや映画で活躍しています。フィギュアスケート(バッジテスト7級、全国有望新人発掘合宿参加経験あり)が得意で、明るく親しみやすい人柄も人気の理由だ。
●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】
◇大河ドラマ「べらぼう~蔦屋栄華乃夢噺」番組公式サイト
【「べらぼう」関連記事・全話のあらすじ】
◇NHK「あきない世傳 金と銀2」HP
【「あきない世傳 金と銀2」全話あらすじ】