映画『ふつうの子ども』蒼井優、風間俊介、瀧内公美の出演発表、合わせて特報動画が解禁された

08時00分映画
©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会

9月5日(金) テアトル新宿ほかで全国公開となる映画『ふつうの子ども』。主人公の子どもたちを演じるキャスト(嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大)を取り巻く大人たちのキャストとして、蒼井優、風間俊介、瀧内公美の出演が発表された。さらに、ポスタービジュアル、特報動画が解禁となった。



国内外で高い評価を得た『そこのみにて光輝く』(14)『きみはいい子』(15)の監督・呉美保と脚本・高田亮の黄金コンビが三たび手を組んだ。その最新作『ふつうの子ども』は、シリアスなサスペンスからラブコメディまで幅広く手がける高田が、「ずっと前から書きたいと思っていた」という子ども同士の人間ドラマだ。自身のまわりで目にする生身の子どもたちの姿に魅了され、小学校への取材を重ね、オリジナルのストーリーを書き上げた。自らも親となった監督と脚本家の二人が、今の日本に生きる子どもたちと、彼らと同じ時間に向き合う大人たちにフォーカスした本作は、「ありそうでなかった子ども映画」となって誕生した。

主人公の唯士を演じるのは、気鋭の監督たちに愛されてきた嶋田鉄太、唯士が恋心のようなものを抱く、大人びた同級生の心愛に抜擢されたのは瑠璃、二人と一緒に“環境活動”を始める陽斗は味元耀大が演じている。メインの3人に加え、彼らのクラスメイト役は全てオーディションで選ばれた子ども達がワークショップを通じて作品を作り上げた。

ふつうの子ども©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会そして、今回、主人公の子どもたちを取り巻く“大人たち”のキャストが解禁となった。唯士の母親・恵子を演じるのは、蒼井優だ。育児に悩みながらも、我が子を信じ、褒めて伸ばそうとする母親を、丁寧に、そして温かく演じる。出演にあたって蒼井は、本作について、「完成した映画は、スクリーンに映る彼らの夏であり、30年前の私の夏であり、娘の未来の夏だと思いました」とコメントを寄せた。

唯士の担任教師・浅井役には風間俊介が配されている。確かな演技力に定評のある風間が、30人の生徒たちと日々向き合う小学校教師という役柄を、自然体で演じた。風間は、「子ども達が集まった結果、物語が紡がれていった様に感じる、『そのまま』が詰まった映画だと思います」と語る。

心愛の母親・冬役を演じたのは瀧内公美だ。登場シーンは限られていながらも、強烈な印象を残す役どころを演じた瀧内は、撮影現場を振り返り、「子どもたちと呉美保監督、時に呉美保先生とのやり取りがとにかく可愛くて愛おしくて、純真なこころに何度も触れました」とコメントを寄せている。

さらに、第65回ズリーン国際映画祭長編映画部門インターナショナル・コンペティション子供部門への正式出品が決定した。

■あらすじ
上田唯士、10才、小学4年生。両親と三人家族、おなかが空いたらごはんを食べる、いたってふつうの男の子。最近、同じクラスの三宅心愛が気になっている。環境問題に高い意識を持ち、大人にも臆せず声を挙げる彼女に近づこうと頑張るが、心愛はクラスの問題児、橋本陽斗に惹かれている様子。そんな三人が始めた“環境活動“は、思わぬ方向に転がり出して――。

■作品概要
出演:嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大、瀧内公美、少路勇介、大熊大貴、長峰くみ、林田茶愛美、風間俊介、蒼井優
監督:呉美保
脚本:高田亮 
製作:石井紹良 清水伸司 水谷晴夫 村松秀信 山国秀幸 岩田潤 野儀健太郎 伊藤伴雄 森君夫 地崎昌和
プロデュース:中村優子 企画・プロデューサー:菅野和佳奈 プロデューサー:佐藤幹也 音楽:田中拓人
撮影:田中創
照明:溝口
録音:小清水健
美術:井上心平
装飾:櫻井啓介
衣裳:藤山晃子
ヘアメイク:知野香那子
編集:木村悦子
リレコーディングミキサー:野村みき
サウンドエディター:大保達哉
カラリスト:石原泰隆
VFXスーパーバイザー:帆足誠
助監督:黒柳祥一
製作:murmur メ〜テレ トライサム 東映エージエンシー ワンダーラボラトリー 朝日放送テレビ フェローズ ディグ&フェローズ 九州朝日放送 LIP北信越
製作幹事・配給:murmur 製作プロダクション:ディグ&フェローズ 制作プロダクション:ポトフ ©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会
特別協力:小田急不動産 湘南学園小学校   文化庁文化芸術振興費補助金(映画想像活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:Bsize キュウセツAQUA YOIHI PROJECT Circular Economy.Tokyo Desighn H&A

映画『ふつうの子ども』特報動画 YouTubeURL
映画『ふつうの子ども』公式サイト