Netflixが百想芸術大賞を席巻!「おつかれさま」「白と黒のスプーン」など4作品が9部門受賞

01時45分ドラマ

5月5日(月)に開催された、韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる第61回百想芸術大賞にて、多数のNetflix韓国作品が受賞し、圧巻の存在感を発揮した。

Netflixシリーズ「おつかれさま」(独占配信中)がテレビ部門の【作品賞】を受賞し、2年前の百想芸術大賞でNetflixシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」(独占配信中)が同賞を受賞して以来、2年ぶりにNetflix作品が栄冠に輝いた。

さらに、リアリティショー「白と黒のスプーン ~料理階級戦争~」がテレビ部門の大賞を受賞し、Netflix作品から4作品9部門受賞という快挙を成し遂げた。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



百想芸術大賞は、映画やテレビで活躍する俳優や製作者らが勢ぞろいし、韓国最高峰の映画やドラマシリーズを競う、世界中から注目を集める総合芸術賞である。

ノミネート時点で最多8部門と多方面から注目されていた「おつかれさま」が、テレビ部門の【作品賞】に選ばれた。
おつかれさままた、エスンの母親・グァンネを演じたヨム・ヘランが、昨年の「マスクガール」(独占配信中)に続き、2年連続でテレビ部門の【女性助演賞】を受賞した。

エスンを演じたIU、そしてエスンの幼少期を演じたキム・テヨンを前に「エスン~お母さん賞をもらったよ~!」と感動のスピーチを披露した。

おつかれさまさらに癖の強いサンギルを演じたチェ・デフンがテレビ部門【男性助演賞】を受賞し、スピーチの最後にはサンギルお馴染みのセリフで締めくくり、会場を沸かせた。

共感と感動を呼んだ本作の脚本を務めたイム・サンチュンがテレビ部門の【脚本賞】を受賞し、監督を務めたキム・ウォンソクが代理で賞を受け取った。

本作は、1960年代の済州島から2025年のソウルまでを舞台に、逆境にめげず立ち向かう聡明な少女エスンと、誠実な愛情を示す堅実な少年グァンシクの波乱と冒険に満ちた人生と、世代を超えた絆と愛を描いた物語である。

長きにわたる時代の変遷の中で、それぞれの時代を生き抜いた人々のリアルな人生模様を反映したストーリーや演出が、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ。

また、IUとパク・ボゴムの初共演作としても大きな話題を集め、配信開始以降8週連続でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)にランクインするなど、高い人気を誇り、ここでも圧倒的な存在感を見せつけた。⇒全話のあらすじと見どころ、制作発表会やキャスト・キャラクター徹底紹介などは【「おつかれさま」を2倍楽しむ】で。

白と黒のそして、総勢100人の料理人が賞金をかけて料理バトルを繰り広げるリアリティショー「白と黒のスプーン ~料理階級戦争~」が、【テレビ部門大賞】を受賞する快挙を成し遂げた。

“韓国一”の称号を目指し、無名の料理人たち(黒のスプーン)が有名シェフ(白のスプーン)に挑み、熾烈な戦いを繰り広げた。

様々なバックグラウンドを持つ個性豊かなシェフたちが、自らの腕前、そして人生を懸けて競う姿が韓国中で社会現象を巻き起こし、日本でも大きな話題を集めた。

2025年にシーズン2の配信が決定しており、シェフたちの激しい競争に再び注目が集まる。

トラウマコードさらに、「トラウマコード」(独占配信中)からは、その圧倒的な演技力と存在感で注目を集めた主演のチュ・ジフンが【男性最優秀演技賞】を受賞した。⇒【全話あらすじ・関連記事】

同作は、紛争地域での医療経験を持つ天才外科医ペク・ガンヒョクが、機能不全に陥った韓国大学病院の重症外傷チームを立て直し、患者を救うために奮闘する姿を描いた医療ヒューマンドラマである。

劇中でチームを見事に率いる演技を見せたチュ・ジフンには、「人生最高の作品」「代表的なキャラクター」といった称賛の声が相次ぎ、本国では配信開始直後から爆発的な人気を獲得した。

配信2週目には、週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)にて、それまで5週連続首位を獲得していた「イカゲーム」シーズン2を抑えて首位に躍り出る快挙を達成し、国際的なヒットを記録した。

線と欄映画部門では、戦乱に揺れる朝鮮王朝を舞台に、民と王それぞれのために戦う2人の男の人生を描いたNetflix映画『戦と乱』(独占配信中)が3部門を受賞した。

チョン・ソンイルが男性新人演技賞、パク・チャヌクが脚本賞、そして音楽で芸術賞を受賞し、Netflix映画の存在感を示した。

【授賞式の様子と受賞結果一覧】

navicon韓流コーナー(韓国ドラマ2025年4月現在1500作品の紹介、ドラマの深掘りする【2倍シリーズ】、時代劇に役立つ【年表・王朝系図・地図】など図表などまとめています⇒kandoratop