世界最大級のKカルチャーフェス「KCON JAPAN 2025」が11万人を動員し大盛況のうちに閉幕

10時36分芸能
「KCON JAPAN 2025」 © CJ ENM CO., Ltd, All Rights Reserved

2025年5月9日(金)〜11日(日)、千葉・幕張メッセにて開催された世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON JAPAN 2025」が、3日間で約11万人を動員し、過去最大級の盛り上がりを見せて成功裏に幕を閉じた。

2012年の初開催から累積来場者数はついに210万人を突破し、まさに“世界が注目するKカルチャーの祭典”としての存在感を改めて証明した。YouTube「KCON official」チャンネルには関連画が多数公開されている。



■ 圧巻のスケールで展開された3日間


主催のCJ ENM(本社:韓国、CJ ENM Japan株式会社)は、「KCON JAPAN 2025」で33組のアーティストによる約74のプログラムを実施。K-POPライブだけでなく、ビューティー、ライフスタイル、フードを網羅した約270のブランドブースが出展し、Kカルチャーのすべてが詰まった空間が出現した。

今年のテーマは「KLOVER’S CLUB FAIR」。会場には5つのステージが設置され、観客は好みに合わせて自由に移動しながらアーティストのステージを楽しんだ。学園祭のような活気に満ちた会場では、ファンとアーティストが距離を縮めるコミュニケーション型コンテンツが多数用意され、多くのメディアからも注目された。

■ 多様なステージとコンテンツでMZ世代を魅了


今回新たに登場した「X STAGE」や「ARTIST STAGE」、観客がアーティストの至近距離でパフォーマンスを堪能できる「360度ステージ」など、多彩な構成が話題に。さらに、「SHOWCASE」では13組の新人アーティストが登場し、グローバルデビューへの第一歩を踏み出した。

「DANCE STAGE」ではアーティストからダンスを学ぶワークショップやランダムプレイダンスが行われ、「MEET & GREET」ではファンとアーティストが直接対話する特別な瞬間が演出された。また、Mnet Plusの人気コンテンツ「Waiting Room Live」を再現した“ヒドゥンスペース”もK-POPファンの聖地として注目を集めた。

■ ブランド体験型イベントも充実


今年もSAMSUNG Galaxyがタイトルスポンサーとして参加し、「Galaxy S25 Ultra」の体験イベントやプレゼント企画を実施。5月9日には、KCONの累積観客動員数200万人突破を記念し、抽選で「KCON生涯入場パス」と同機種をプレゼントする特別企画が開催された。

CJグループ各社も趣向を凝らしたブースで存在感を発揮。OLIVE YOUNGは「Kビューティー OLIVE YOUNG SCHOOL」と題して韓国の最新ビューティートレンドを体験できるスペースを展開。CJ ONSTYLEは「K-TREND LIVE」ブースを運営し、バッグデコやタンブラーデコなど、MZ世代に人気の韓国ライフスタイルブランドも多数登場した。

CJ第一製糖のbibigoは、「bibigo high school」をテーマにフードトラック形式の試食ブースを展開。餃子やトッポッキ、キンパ、美酢などの試食のほか、SNS投稿キャンペーンや学生証プレゼントなど、楽しい仕掛けで来場者の心を掴んだ。Samyang FoodsやNONGSHIM、JONGGA、TEAZENなど、Kフードの人気ブランドも軒を連ねた。

■ 中小企業のグローバル進出を支援する「K-COLLECTION」


今年も「K-COLLECTION with KCON JAPAN 2025」が実施され、ビューティー、食品、ファッション、コンテンツ分野から計39社の中小企業が参加。来場者と直接交流し、製品の魅力をグローバルにアピールする貴重な機会となった。

■ 「M COUNTDOWN」ではカバーステージやコラボも!

KCON「KCON JAPAN 2025」 © CJ ENM CO., Ltd, All Rights Reserved夜の目玉プログラムである「M COUNTDOWN」ステージでは、ZEROBASEONEのSUNG HAN BINが3日間スペシャルMCを務め、日替わりでPARK GUN WOOK(ZEROBASEONE)、JAEHYUN(BOYNEXTDOOR)、BANG JEE MIN(izna)も司会に参加。

各日、K-POPレジェンドのカバーで始まるオープニングステージでは、KickFlipがStray Kids、IS\\:SUEがBLACKPINK、tripleSがSEVENTEENの代表曲を再現。さらにP1Harmony(EXO)、izna(TWICE)、KiiiKiii(2NE1)、CRAVITY(NCT127)と続き、会場を熱狂させた。

Mnet開局30周年を記念した「K-POP Generation」特別ステージでは、EVNNEがBTS「MIC Drop」、Kep1erが「Smoke」、ME\\:Iが「PICK ME」を披露し、世代を超えた音楽の力を体現。また、ZHANG HAO(ZEROBASEONE)×JO YURIによるRed Velvet「Bad Boy」、SEOK MATTHEW&PARK GUN WOOK(ZEROBASEONE)による「スタディグループ」OSTカバーなど、KCONならではの豪華コラボも観客を魅了した。


「KCON JAPAN 2025」は、Kカルチャーの可能性をさらに広げ、アーティスト・ファン・ブランドが一体となる唯一無二のフェスティバルとして、また新たな歴史を刻んだ。次なる開催にも大きな期待が寄せられている。

YouTube「KCON official」チャンネル