キム・テリ＆ホン・ギョンが声を務める、Netflix初の“韓国アニメ映画『あの星に君がいる』キービジュアルと予告公開

11時58分映画

Netflixが韓国発の初となる“オリジナルアニメーション映画”『あの星に君がいる』を、2025年5月30日（金）より世界同時配信する。これに先駆けて希望と切なさがあふれる予告編＆キーアートを解禁した。

本作は、2050年のソウルを舞台に、宇宙飛行士と元ミュージシャンの恋を描く、壮大で切ないロマンチック・アニメーション。主演の声を務めるのは、百想芸術大賞でテレビ部門・最優秀演技賞に輝いたキム・テリ（『二十五、二十一』）と、Netflix映画『グッドニュース』出演予定の実力派俳優ホン・ギョン（『D.P. 脱走兵追跡官』『弱いヒーロー Class1』）だ。
あのほし

夢を追う少女と夢を失った青年

物語の主人公は、火星探査を夢見る科学者ナニョン（声：キム・テリ）。幼い頃に宇宙を旅立った母を火星で失った彼女は、成長後も母の足跡を追い続け、火星探査への道を歩み続けている。
あのほし

そんなある日、ナニョンは夢を諦めた青年ジェイ（声：ホン・ギョン）と出会う。彼はかつてミュージシャンだったが、今は音楽機器の修理を生業にしている。ナニョンが大切にする古いレコードプレーヤーをきっかけに、2人は心を通わせていく。

予告編では、「君は特別な人だよ」「いつか、皆がジェイの歌を聴けたらいいね」といったセリフとともに、静かに距離を縮める2人の姿が、美しく幻想的な映像と繊細な音楽で描かれている。

◇予告

宇宙へ向かうナニョン、そして残されたジェイ

やがてナニョンは、念願だった火星探査プロジェクトのクルーに選ばれる。夢の実現と引き換えに、2人の間には“宇宙”という距離が生まれてしまう。

予告映像では、不吉に弦の切れるギター、そしてナニョンを待ち受ける宇宙での試練が示唆され、物語は切なさと希望を深く滲ませていく。

“超遠距離ラブストーリー”を描く精鋭たち

声優初挑戦となるキム・テリと、実力派俳優ホン・ギョンの共演はもちろん、2人はキャラクターの感情をリアルに表現するため、事前録音や実写映像の撮影にも参加。細部にまでこだわり抜いた演技で、物語の深みを支えている。

監督・脚本を務めるのは、繊細で詩的な映像表現に定評のあるハン・ジウォン。『Clearer than You Think』などで注目を集め、近年は『The Sea on the Day When the Magic Returns』がサンダンス映画祭に招待されるなど、国際的にも高く評価されている。

心揺さぶる映像美と音楽、そして未来と過去をつなぐラブストーリー――。
『あの星に君がいる』は、あなたの心を静かに照らす“星”となるに違いない。

◇作品ページ