「キャスター」永野芽郁と生放送で直接対決した阿部寛が圧倒的な力の差を見せつける【第7話ネタバレ・8話予告】

10時21分ドラマ
©TBS

「キャスター」(毎週日曜、21時TBS)の第7話が5月25日に放送された。第6話から続く“臓器移植”の話が展開され、華(永野芽郁)は亡き姉の敵と思っている進藤(阿部寛)にことごとく反発するが、最後はその進藤に助けられた。第8話は6月1日に放送される。ついに最終章に突入する。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。



「キャスター」とは
「キャスター」生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤(阿部寛)は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなしだ。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男たちが描く社会派エンターテイメントドラマだ。その第7話が5月25日に放送された。

■第7話ネタバレあらすじ

娘の移植をするために国内の病院で真弓(中村アン)の到着を待ち構えていた進藤(阿部寛)の前に華の父親で医師の川島(山中崇)が現れ、スマホの画面を進藤に見せる。そこに映っていたのは、進藤の娘のすみれ(堀越麗禾)だった。そして、華の姉の臓器移植にも関与していた、ひまわりネットの代表・深沢(新納慎也)はすみれの誘拐をちらつかせる。誘拐するか、臓器移植するかなどと脅し、警察への通報をやめさせようとする。

川島が逃げた後、警察がきて真弓は捕まった。ドナーとなる少年は「観光にきた」といいはり、結局、真弓も釈放される。

一方、進藤と深沢の関係を疑う華(永野芽郁)は独自に調査を進め、病院にゆく。そして荷物搬入のために停まっていたトラックのドライブレコーダーに進藤と話をする川島の様子も映っていた。華はそれが自分の父親だとわかった。父親なら必ず、母が入っている施設にゆくと思い、連絡をもらう。そして久しぶりに再会する。川島は優秀な医者だったが、深沢たちと関わりをもち違法は国内で違法な移植手術を引き受けていた。華は顔を写さないようにして、川島からインタビューを撮る。

「ニュースゲート」の生放送で華は進藤を追い詰める。自分の娘を守るために、川島と深沢の逮捕を見送らせたと詰め寄る。子どもの命のために、正義を見失ったというが、進藤は互いの正義が違うだけだと一刀両断した。

市之瀬咲子(宮澤エマ)と山井和之(音尾琢真)は川島が華の父親だということを警察に打ち明けた。刑事は華を泳がせて、川島を捕まえるために、二人が警察に本当のことを話したことをだまっているようにいう。

編集の尾野順也(木村達成)は進藤に頼まれて、偽のクラウドファンディングのサイトを作る。真弓の娘のために、2億の金が集まっている。それをみて真弓は深沢に連絡をとった。
サイトがニセモノだと気がついた華は進藤に取引をもちかける。真弓の娘の手術が終わった後、川島や深沢を逮捕するように警察に連絡してほしいというものだ。

その日がきて、国内に潜伏していた深沢が歌舞伎町にいた家出娘をだまして、ドナーとして連れてきた。なんと、適合の検査さえしていない状態の少女だ。そこに警察がやってきて深沢が逮捕される。華は真弓の娘の手術が行われる前だったため怒り始めるが、進藤はちゃんとしたドナーを連れてきたといい、娘の実の母親がやってきた。

真弓が探しても見付からなかった実の母親はアメリカにいたのだ。そして、川島が執刀して無事に移植が行われ、その後、川島も逮捕された。川島は警察や進藤たちと取引をしていた。川島逮捕の模様は華の手で写されていた。その後、川島から、華の姉は移植をしても助からなかったことを知っていたと打ち明けられた。

やっと逮捕された深沢だが、拘置所内で自殺してしまった。

元妻(相築あきこ)とすみれを別荘に住まわせていた進藤は深沢が捕まったので二人を迎えにゆく。ただ、二人の進藤にたいする視線は冷たかった。

華(永野芽郁)の暴走が危険

実の姉が移植できなかったことで亡くなったと信じている華と母親(黒沢あすか)。華はそれが進藤のスクープのせいだと思い込んでいる。そこに新たにおきた真弓(中村アン)親子の移植の問題。ただ、華の姉の移植のときも、真弓の娘への移植も“違法”な移植だ。人身売買に近い問題で、第7話での手術にいたっては、歌舞伎町にいた少女をだましてつれてきて、適合検査さえもしていないという状態だ。それを「命を守るため」と言い切ってしまう華の暴走が目立った。視聴者の中には、華が警察に捕まってしまい、今後、出演がなくなるのでは?と思った人も多いが、なぜか、警察はもとより、社内でもお咎めなしで終わった。

本編でのキム・ムジュンの出演が待たれる

ドラマの主要メンバーとして番宣にも多くでていたキム・ムジュンだが、ここ3話に関しては全く出演がない。サイドストーリーの配信ドラマ「恋するキャスター」側には出演しているものの、本編しか見ていない視聴者からは「どうして?」との声も多い。出演者が多い日曜劇場なので、毎話、全キャストが出演するわけではないが、キム・ムジュンの出演が待たれている。

6月1日放送の第8話から3話連続で事件を追う

第8話からは原子力関連施設の村を舞台に、進藤壮一(阿部)が追い続けている事件が描かれる。原子力関連施設が集中している茨城県芦根村で大規模な山火事が発生し、現場付近で、認知症を患う老人1名が行方不明になる。その事件を追う中で、進藤は自身の父・松原哲(山口馬木也)とのつながりを示すあるものを発見し、40年以上前に闇に葬られた事件が再び動き出す。

豪華ゲストの出演を発表

第8話からのゲストはこれまで以上に豪華俳優陣だ。羽生元内閣官房長官(北大路欣也)の息子である真一(内村遥)の後ろ盾となっている地元の大企業・景山重工の会長・景山英嗣役で石橋蓮司、「ニュースゲート」のプロデューサー・山井(音尾琢真)の父・山井和雄役は山本學、羽生の秘書・池内邦明役で松尾諭、原子力燃料再処理センターの所長・江上保夫役で井上肇、芦根村の村長・角田正一役で大鷹明良、JBNの茨城支局員・安西康平役で小須田康人、江上保夫の娘で地元の食堂で働く江上麻衣役で夏子の出演が発表になった。

■第8話あらすじ

原子力関連施設が集中している芦根村で、大規模な山火事が発生した。認知症を患い施設に入居中だった山井(音尾琢真)の父・和雄(山本學)が火災現場付近で行方不明になってしまう。

一足早く現地に入っていた進藤(阿部寛)は、羽生元内閣官房長官(北大路欣也)の息子・真一(内村遥)に災害対策の協力を仰ぐ。

一方、華(永野芽郁)は進藤が芦根村に土地勘があることや単独行動が多いことが気になっていてた。

TBS 2025年4月13日スタート。毎週日曜日21時放送「キャスター」。出演:阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑(なにわ男子)、月城かなと、木村達成、キム・ムジュン、佐々木舞香(=LOVE)、玉置玲央、菊池亜希子、宮澤エマ、岡部たかし、音尾琢真、高橋英樹、北大路欣也、加藤晴彦、堀越麗禾(市川ぼたん)、ヒコロヒー、加治将樹 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@caster_tbs」。

TBS「キャスター」番組公式サイト

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