タモリ×山中伸弥の集大成、NHKスペシャル「人体Ⅲ」6月8日最終回、命の深淵に迫る

06月02日22時07分社会

タモリと山中伸弥のダブル司会でおくるNHKスペシャル「人体Ⅲ」が6月8日、ついにシリーズの最終回を迎える。

命の神秘を科学の力でひもとく壮大なドキュメンタリーシリーズは、2017年の「人体~神秘の巨大ネットワーク~」からスタート。以降「遺伝子」「ウイルス」「超人」など、時代ごとのテーマに切り込みながら、最先端の生命科学を紹介してきた。



6月8日(日)放送の第4集では、シリーズの集大成として「果てしなき命の探求」が描かれる。司会を務める山中伸弥は、ノーベル賞受賞後も研究の最前線に立ち続け、2022年にはiPS細胞研究所の所長を退任。あえて現場に戻った理由は、未解明の命の謎「ダークプロテイン」の存在に迫るためだった。番組では、彼の研究と探求の歩みに密着し、“命の意味”に科学的アプローチで挑む。

また、番組内ではこれまで伝えてきた“細胞内ワンダーランド”をさらに深掘り。タモリも驚いたその世界では、10万種類以上とされていた細胞内キャラクターが、さらに多く存在する可能性が浮上。まるで社会のように複雑に連携しながら命を支えているという、生命の奥深さが最新研究で明らかになってきている。

NHK1タモリが最後に出した答えとは最終回のスタジオには、タモリ、山中伸弥、そして久保田祐佳アナウンサーの3人のみが出演。あえてゲストを招かず、シリーズを振り返りながら、命の意味についてじっくりと語り合う構成となっている。タモリが出した“命の意味”に対する答えにも注目が集まる。

なお、最終回放送前夜には「人体Ⅲ」の第1集から第3集を深夜に一挙再放送。見逃した視聴者にも配慮されており、NHKプラスでの見逃し配信も用意されている。

命のしくみを科学で見つめ、私たちの存在を問い続けたシリーズの結末が、いよいよ明かされる。

■NHKスペシャル「人体Ⅲ」 第4集 果てしなき命の探求
放送日時:6月8日(日)21:00~21:49 <NHK総合>

■再放送(第1集~第3集 まとめて)※6月7日(土)深夜~8日(日)未明
・第1集:0:10~0:59
・第2集:1:00~1:49
・第3集:1:50~2:39
配信: NHKプラスにて1週間限定配信予定

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