「隠し味にはロマンス」第7話:カン・ハヌル×コ・ミンシ、サッポロのキスと“レシピハンター”の影

韓国ENAで放送中、日本ではNetflixにて独占配信中のGenieTVオリジナルドラマ「隠し味にはロマンス」(原題:당신의 맛/あなたの味)第7話が6月2日に放送され、視聴率は全国3.0%、首都圏2.7%を記録した(ニールセンコリア調べ)。
この回では、ほぼ全編、雪の北海道を舞台に強い絆で結ばれ始めたハン・ボム(カン・ハヌル)とモ・ヨンジュ(コ・ミンシ)の関係が描かれた。あらすじと見どころを紹介(ネタバレあり)
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「隠し味にはロマンス」は、全国各地を巡りながら“ディアマン・ガイド”の「スリースター」を獲得しようとする一人の男の美食の旅を描く作品。劇中、カン・ハヌルは国内有数の食品企業「ハンサン」の次男であり、高級ファインダイニング「モト」の理事ボム役を、コ・ミンシは食堂「ジョンジェ」のオーナーシェフのヨンジュを演じる。【「隠し味にはロマンス」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、ロケ地、キャスト紹介、視聴率、評判などまとめていく。
■キャスト
ボム役:カン・ハヌルモ・ヨンジュ役:コ・ミンシ
チン・ミョンスク役:キム・シンロク
シン・チュンスン役:ユ・スビン
ハン・ソヌ役:ペ・ナラ
チャン・ヨンヘ役:ホン・ファヨン
ほか
■第7話「アンニョン、私が愛したレストラン」あらすじ
サッポロの夜の街を散策するボムとヨンジュは偶然ウニ入りラーメンを売る店を発見。店主の友人から教わったという“ウニラーメン”に懐かしさを感じたヨンジュは、そのレシピが師匠タツオ(キム・インウ)のものであることに気づく。タツオがずっと求めていた味が、ヨンジュが作っていたまかない料理であったと悟った彼女は、ボムの「これだ!」の一言でようやく師匠に作る料理に気づく。決意を固めたヨンジュは、料理に悩む自分のもとへ駆けつけ、ヒントをくれたボムに感謝の気持ちをこめてキスをする。冷たい夜風も忘れさせるような温かなキスの瞬間は、二人の距離を一気に縮めた。
翌日、ヨンジュはタツオにウニラーメンをふるまい、彼の記憶を呼び戻すことに成功する。タツオはヨンジュに対し、過去の事件で守れなかったことを詫びるが、ヨンジュは「自分の選択だった」と穏やかに応じ、師弟の再会は感動的なものとなった。
しかし、レストラン「ル・ミュリー」の未来をめぐって、空気は一変する。チョン・ミン(ユ・ヨンソク)はオーナーシェフとして店を拡大すると宣言し、タツオの薬を処分までしていた。ヨンジュはそんな彼の行動を理解できず、チョン・ミンはレストランのスタッフたちの生活のため、またタツオのためにも買収合併は避けられないという考えを曲げなかった。
しかし、ボムは母であるハン会長(オ・ミネ)に働きかけて理事会復帰を果たし、買収を白紙に戻していた。これに激怒するチョン・ミン。
そんな緊迫した空気を和らげたのはタツオだった。チョン・ミンの行動が裏切りではなく店を守るための誠意だと疑わず、彼に寄り添いながら新たな道を探ろうと提案したのだ。そして、ヨンジュとチョン・ミンはそれぞれの道へと旅立つことを決意。ヨンジュは「過去のあなたを忘れない」と別れの言葉を伝え、チョン・ミンもその別れを静かに受け入れた。
一方、ボムとヨンジュは再び韓国・全州の店「ジョンジェ」に戻るが、思わぬ問題が発生していた。ディアマンの評価団が来るという情報を聞きつけたチャン・ヨンヘ(ホン・ファヨン)とイ・ユジン(ペ・ユラム)が、深夜にヨンジュのレシピブックを持ち出してしまったのだ。これを知ったボムは急ぎソウルへ向かう。
■見どころチ視聴者の反応
“レシピハンター”としてヨンジュに接近していた過去が再び浮上し、ボムの心に重くのしかかる。果たしてこの過去が、二人の関係にどう影響を及ぼすのか――視聴者の関心が集まっている。放送後、視聴者からは、カン・ハヌルとコ・ミンシの札幌デートシーンも話題に。異国の地で距離が縮まる2人の姿に「ときめきが止まらない」「映像美が素晴らしい」と好意的な反応が集まっている。一方で、「ユ・ヨンソクの登場で物語が一気に面白くなった」「三角関係の緊張感が最高」など、キャラクター同士の関係性に注目する声が多数書き込まれている。また、SNSでは「#당신의맛」「#ユヨンソク三角関係」などのハッシュタグがトレンド入りしている。
GenieTVオリジナルドラマ「隠し味にはロマンス」は、毎週月・火曜22時からENAで放送、その後Netflixで独占配信される。第8話は6月3日に放送、配信する予定だ。
◇ENA「당신의 맛」HP
