「ナインパズル」明らかになった真犯人…新たなパズル登場で続編への期待高まる【第10-11話(最終回)あらすじ】

(全11話/初回6話一挙配信、2回目3話、3回目2話、毎週水曜日配信)
5月21日を皮切りにディズニープラスで6話・3話・と配信されてきたキム・ダミとソン・ソック主演のオリジナル韓国ドラマ「ナインパズル」。いよいよ配信されたクライマックスとなる第10話と第11話では、連続殺人事件の被害者の過去のつながりが明らかになり、イナ(キム・ダミ)は意外な人物が真犯人だと気づいていく。エピローグで描かれるすっかり馴染んだハンセム(ソン・ソック)とのコンビや、続編を仄めかす展開にも注目だ。見どころとあらすじを紹介。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「ナインパズル」は、10年前に起きた未解決の殺人事件を巡って、唯一の目撃者でありながら容疑者として疑われた女性イナ(キム・ダミ)と、彼女を今も疑い続ける刑事ハンセム(ソン・ソック)が再会し、新たに発生した連続殺人事件の謎を追っていく本格サスペンススリラーだ。
【「ナインパズル」を2倍楽しむ】では「制作発表会」のまとめや、ドラマの見どころ、評判などまとめている。配信にあわせて各話の見どころとあらすじも紹介する。
■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
ユン・イナ役:キム・ダミ
キム・ハンセム役:ソン・ソック
ヤン・ジョンホ役:キム・ソンギュン
チェ・サン役:ヒョン・ボンシク
ノ・スグァン役:クァク・ジャヒョン
アン・ヨンハ役:チャ・ウジン
ヒョン・ホグン役:チャン・ギョクス
ナム・ナリ役:イ・ジュヨン
テ・ドンス役:チョン・マンシク
ほか
■見どころ
10年前から始まり、空白期間を経て再び起きた連続殺人事件。そのたびに届く謎のパズルを手がかりに、徐々に被害者たちの接点が明らかにはなっていたものの、前週配信ではまだ真犯人や犯行の動機は謎に包まれただけだった。物語の締めくくりとなる第10話と第11話では死んだジョンホ、パズルの絵を描いた精神科医インチャンを経て、意外な真犯人が浮き彫りになり、過去に起きた悲しい事件や被疑者たちの罪が明らかになっていく。
これまでのエピソードで登場した手がかりだけではなく、今回新たに明らかになった事実も多く、予測不可能な動機や、ジョンホとの関係、再び発生した事件など、まだまだ展開から目が離せない。果たして犯人は皆さんの推理通りの人物なのだろうか?最終章となる2エピソードで描かれる驚きの真実に注目だ。
また、エピローグでは新たな猟奇殺人が発生し、イナを明らかに意識しているハンセムと、相変わらず我が道を行くイナの名コンビが再登場するが、違う図柄のパズルのピースも登場し、続編の可能性を仄めかした。果たしてこれはコンビによる捜査がこの先も続いていくという単なる比喩なのか、それともシーズン2があるのかはさだかではないが、期待を抱く要素であることは間違いない。
●「ナインパズル」完結へ―最終回(第10・11話)本日配信!全貌と新場面写真を公開
正体不明の男と彼を見つめる義妹の間に交錯する謎と感情が、見る者をミステリーとロマンスの深淵へと誘っていく「ナインパズル」は、Netflixで全11話独占配信中だ。
◇나인 퍼즐 | 캐릭터 영상 | 디즈니+(キャラクター映像)
※以下、ネタバレしているので、気になる方は視聴後の確認用にどうぞ。

■第10話あらすじ
真犯人をかばって自首した末、真犯人の暴走を止めようとして銃弾に倒れた先輩刑事ジョンホ(キム・ソンギュン)。さらに新たなパズルピースが届いた直後、一命をとりとめて入院していた標的もハンセム(ソン・ソック)の目の前で容態が急変した。ジョンホの生前の足取りから再び被害者たちの共通点である高級マンションに注目したイナ(キム・ダミ)ら。真犯人はジョンホの登場を想像しておらず、彼を死なせたくなかった人物、病院に忍び込んで点滴をすり替える医学的知識のある人物と推測。イナは警察かかりつけの精神科に勤めるインチャン(ノ・ジェウォン)とスンジュ(パク・ギュヨン)を容疑者リストに入れる。
直後にハンセムもインチャンからパズルに関する不可解な通報を受け、彼を重要参考人として探し始める。イナもパズルの絵柄を描いたのがインチャンだと見抜くが、実行犯は別にいると示唆。同じようにイナを通じて状況を知っていた精神科医スンジュに疑いの目を向ける。
スンジュの自宅を訪れ、不気味な人形の山を見たイナ。警察で取り調べを受けたインチャンは絵を描いたことを認めるもスンジュが人を殺すはずがないと主張。しかし、彼女の部屋で新たなパズルを手に入れたイナが現れる。
スンジュの行方が掴めぬまま、元国土交通部長感のキム議員が失踪したとの知らせが入る。インチャンからの取り調べで、彼が性的マイノリティーで、スンジュはその秘密を知る唯一の人物、高級マンションに開院を決めたのも彼女だったと知る。さらにスンジュとナリ(イ・ジュヨン)が同級生だった事実が判明する。
ナリへの聞き取りからスンジュがかつて母親に捨てられたと思い込み、そのせいで遊園地が嫌いだと言っていたことや、母への異常な殺意を語っていたと知ったイナ。さらに彼女の本当の母親が経営していたのがジョンホが最期に遺した言葉と関連した食堂だったこと、その場所で事件があり、今は高級マンションになっていることを知る。
高級マンションが建つ前、寂れた商店街では再開発に反対する住民に対して、建設会社社長ド・ユンス(イ・ソンミン)の下でカン・チモク(イ・ヒジュン)やミヨン(キム・イェウォン)が強引に住民の立ち退きを強要していた。
娘を探していた食堂の女主人を気にかけ、共に働いていたジョンホ。しかし、ある夜、チモクらの手で商店街に火が放たれ、暴行が加えられてジョンホは重傷を負い、食堂の主人は命を落としてしまう。この時、悪事に目をつぶって傍観を指示したのがイナのおじユン・ドンフン(チ・ジニ)。これまでの連続殺人事件の被害者は、食堂の主人、つまりスンジュを探し続けていた母親を死に追いやった人物だったのだ。帰宅したイナはスンジュの気配を感じ振り返るのだが…。
■第11話(最終回)あらすじ
20年前に遊園地で母とはぐれ、名前を変えて医学生に成長したスンジュ。警察官になり、10年前に遂に彼女の居場所を知ったジョンホは、母がずっと探していたことや、彼女の身に起きた悲劇を説明。これが彼女を復讐に駆り立てる遠因となった。イナの前に現れたスンジュは冷静に次の犠牲者のもとへ案内すると言い、イナも彼女についていくことに。ジョンホが隠蔽したハンカチはスンジュに遺された唯一の母の遺品だった。
イナがスンジュと一緒だと知ったハンセムは、二人が向かったのは全ての発端となる市場があった高級マンションだと気づく。マンションに着いたイナは次の標的を探すために部屋に急ぐが、部屋で見たのは最後のパズルピース。直後に駆けつけたハンセムの目の前に最後の標的であるキム議員が落下し死亡する。
駆けつけたハンセムに、全ての被害者のつながりや、自分も間接的に再開発の見返りで財産を手に入れていたことを打ち明けたイナ。黒く塗りつぶされた最後のパズルピースから最後の標的の推測を試みるうちに、彼女がジョンホの遺体が安置された葬儀場に向かったことを突き止める。
彼女は葬儀場の監視カメラに捉えられるがすぐに姿を消した。イナは一人で遊園地に向かうが、そこにスンジュが現れる。犯行を犯した理由や再会を果たせないまま社会の悪に呑まれて死んでしまった母親への想いを告げたスンジュは、イナの説得もむなしく、ハンセムが登場した直後にメリーゴーランドに火をつけ、断末魔の叫びを上げながら自ら命を絶った。
口をつぐむイナは、部屋に閉じ籠もるようになり、心配するハンセム。彼女は警察に辞表を提出し、スンジュが死んだ遊園地を訪れるが、彼女の行動を見抜いたようにハンセムが現れ、自宅に招いて彼女を励ます。
時が経ち、再びいつもの調子を取り戻したイナは、猟奇殺人の現場を調査するハンセムの前に現れ、持ち前の分析力を披露する。彼女の復帰を喜ぶハンセムだったが、彼女が取り出したのは全く別の新たなパズルピースだった…。
「ナインパズル」第10~11話は6月5日(木)ディズニープラスで独占配信中だ。
