「鬼宮」第15話:憑依された王とカンチョリ激突!キム・ジフン渾身の演技に視聴者鳥肌…視聴率1位

06月07日07時50分ドラマ
画像:SBS「귀궁」放送画面より

6月6日(金)に韓国で放送、日本ではLeminoにて配信されたSBS金土ドラマ「鬼宮(ききゅう)」(原題:귀궁)第15話では、王イ・ジョン(キム・ジフン)が狂気に暴走する八尺鬼に肉体を奪われ、カンチョリ(ユク・ソンジェ)と剣を交え、緊迫の場面で幕を閉じた。この回のあらすじと見どころ、視聴者の声を紹介する。(ネタバレあり)

最終回前話となる第15話の視聴率は全国基準9.4%、最高10.5%、同時間帯1位、週間ミニシリーズ1位。首都圏では9.0%でこの日放送された全番組の1位で圧倒的な人気を証明した。⇒【韓国TV視聴率TOP10】一覧

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「鬼宮」は、霊媒としての運命を拒む巫女ヨリと、ヨリの初恋の相手ユン・ガプの体に閉じ込められたイムギ(蛇が龍になる前の韓国伝説の動物)のカンチョリが、王家に恨みを抱く八尺鬼(パルチョッキ)と対峙し、体と魂が複雑に絡み合う肉体争奪ファンタジーロマンス。【「鬼宮」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポや韓国での評判や視聴率、関連動画、妖怪・鬼神、また放送にあわせて全話あらすじと見どころなど紹介する。

※ドラマ視聴の前にどこよりも詳しい!「鬼宮」キャスト、キャラクター徹底紹介を見ておくと、ドラマをもっと楽しめるはず。

■キャスト

【相関図・キャスト一覧】
ユン・ガプ/カンチョリ役:ユク・ソンジェ(BTOB ソンジェ)
巫女ヨリ役:キム・ジヨン(宇宙少女 ボナ)
王イ・ジョン役:キム・ジフン
悪神ガンチョリ役:キム・ヨングァン(特別出演)
 その他

kiguu画像:SBS「귀궁」放送画面より

■第15話「憑依」あらすじ

八尺鬼に憑依された別監チョン・サスン(パク・ジュヒョン)はついに王妃(ハン・ソウン)を襲撃し、胎児ごとその命を奪った。王イ・ジョンは事前に王妃に警鬼石を持たせていたが、礼曹判書アン・ソクチュ(コ・インボム)がプンサン(キム・サンホ)に唆され、酒をかけてその効果を無効化するよう手を回していた。王妃を守れなかった悲しみに王イ・ジョンは打ちひしがれ、怒りのままプンサンを斬ろうとするが、最終的には王としての威厳を保ち、翌日の斬首を命じる。

一方、ヨリはカソプ和尚(イ・ウォンジョン)から「ムレスズメの花を服用すれば、夜光珠が尽きるまで八尺鬼に耐えられる」と知らされる。しかし、それは夜光珠と繋がるカンチョリの命の終わりを意味していた。ヨリは彼が死を覚悟していると知り、あることを考える。

その頃、八尺鬼は王の無意識に入り込む。王は八尺鬼に憑依された“もう一人の自分”と対峙する。王は「なぜ罪のない王妃を殺した!」「余は天道祭で謝罪しようとしていた」「罪を犯したのは先祖だ」と自身の無実を訴える。すると八尺鬼は王に、100年前の龍譚谷での惨劇を見せる。村が外敵に襲われ火の海と化し、チョン・グムフィ(ソ・ドヨン)は自分のせいで村人たちが皆殺しにされたことを知る。泣き叫びながら亡骸に寄り添い、生き残った赤ん坊を守ろうとするが、炎の矢を浴び赤子とともに命を落とした。死の間際、グムフィは「王家の血筋を根絶やしにしてやる」と誓った。

八尺鬼は王に「お前の龍袍(王の服)は、私と家族、そして龍譚谷の人々の命と引き換えに得たものだ」と非難し、「王子とカンチョリ、ヨリがどう死ぬか見届けろ」と告げる。王は八尺鬼に憑依された状態で目覚め、突如として処刑予定だったプンサンらの解放を指示。そして「ユン・ガプとヨリを捕えて斬首せよ」と命じる。王の様子に異変を感じたカンチョリとヨリは、王子(パク・ジェジュン)の身の危険を察知する。

王は喪服を脱ぎ、大妃(ハン・スヨン)が反対すると「黙れ。お前まで殺すつもりはないが、下手をすれば容赦しない」と脅す。カンチョリはムレスズメの花を得るため、チェ・ウォヌ(アン・ネサン)の家を訪ね、インソン(シン・スルギ)に「守りたい人がいる」と語る。その人物がヨリであることを察したインソンは、黙って花を渡す。

一方、大妃は王の目を盗み王子を連れて脱出し、チェ・ウォヌの家に身を寄せる。王は激怒してチェ家を急襲し、ついに王子を守るため、カンチョリが八尺鬼に憑依された王と剣を交える。激しい対決の中、物語は緊迫したエンディングを迎える。

■第15話見どころと視聴者の反応

この回の見どころはなんといっても王イ・ジョンを演じたキム・ジフンだろう。王妃を看取るときの大粒の涙。プンサンへの殺意と王としての威厳の狭間で揺れ動く心、そして何より無意識の世界での八尺鬼に憑依された自分との対峙。二人の王を演じたキム・ジフンの気迫の演技が最大の見どころだった。

一方、この回では市場で、カンチョリがヨリを元気づけようとする胸キュンエピソードもあったが、ムレスズメの一件を知ったヨリ。ヨリはカンチョリを死なせないために何を決意したのか?

そして、憑依された王と剣を交えたカンチョリ。続く最終回でどんな展開が待っているのか?放送後、視聴者からは「伏線が一気に回収されて鳥肌」「ヨリとカンチョリの関係性がついに…」など、SNSにはストーリーの核心に迫るコメントや、「最終回が待ちきれない」「ロス確定」などが投稿されている。


「鬼宮(ききゅう)」最終回(第16話)は本日(7日)21時50分から放送、その後Leminoで独占配信される。

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