コンミョン、“善良”のイメージ脱ぎ捨てNetflix新作「広場」で初のノワール&悪役に挑戦

俳優コンミョンが、Netflixオリジナルシリーズ「広場」でキャリア初となるノワールジャンルに挑戦し、新たな演技の幅を見せている。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
6日に配信開始された「広場」は、かつて裏社会〈広場〉を離れた男キジュン(ソ・ジソブ)が、弟ギソク(イ・ジュンヒョク)の死を機に11年ぶりに帰還し、背後に潜む陰謀と向き合う復讐ノワールだ。
この作品でコンミョンは、巨大組織〈ボンサン〉の後継者ジュンモを演じる。5日に行われた制作発表会では、「ジュンモは欲しいものを手に入れるまで諦めず、自分のやりたいことを押し通す人物。どこか幼稚で子どもっぽい面もある」と自身の役柄について語った。
●【制作発表会動画&コメントまとめ】
さらに、「悪役を演じるのは今回が初めて。ノワールアクションも初挑戦なので、自分自身でも違和感を感じるほど」と率直な感想を述べ、新境地への挑戦に注目が集まっている。
実際、ジュンモというキャラクターを通じて、コンミョンはこれまでとは異なる一面を披露した。相手の侮辱に過剰反応し暴走する一方で、父ボンサン(アン・ギルガン)の前では萎縮してしまう姿など、複雑な内面を繊細に表現。さらに、キジュンと対峙した場面では、強気な言動から一転して命乞いをするなど、ジュンモの未熟さや弱さをリアルに演じ、キャラクターに奥行きを与えた。
画像提供:Netflix
2013年に俳優グループ「サプライズ」としてデビューし、映画・ドラマを問わず幅広い作品でキャリアを積んできたコンミョン。30代に入っても「純粋さと善良さを感じさせる表情と雰囲気」が魅力とされ、複雑な役柄でも説得力のある演技ができる俳優として信頼されてきた。今年は「僕が死ぬ1週間前」や「禁酒をお願い」でも、これまでのイメージ通りの優しく温かい人物像で視聴者を魅了した。そんなコンミョンだが、今回の「広場」では冷酷かつ傍若無人な後継者という真逆の役柄に挑戦。彼のフィルモグラフィーに、新たな色が加わった。
画像提供:Netflix
濃厚なノワールアクション「広場」は、Netflixにて全7話一挙独占配信中だ。【「広場」を2倍楽しむ】ではドラマの見どころや全話あらすじ、評判などまとめていく。
◇YouTube|『広場』先行公開 - Netflix
◇YouTube「광장 제작발표회」(「広場」制作発表会動画一覧)
【作品詳細】【「広場」を2倍楽しむ】