Netflix「広場」弟を殺した犯人を追うソ・ジソプの圧倒的アクションを披露【第1-3話あらすじ】

11時36分ドラマ
Netflixシリーズ「広場」独占配信中

ソ・ジソプが13年ぶりの本格アクションを披露するのNetflixオリジナルシリーズ「広場」。序章となる初回3話では、弟ギソク(イ・ジュニョク)の死の真相を探るうちに、かつて所属した組織の対立や、11年前に起きた事件が絶妙に絡み合っていく。見どころとあらすじを紹介。(ネタバレあり)

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】



「広場」は、裏社会から足を洗った主人公ナム・キジュン(ソ・ジソブ)が、組織のナンバー2だった弟の死をきっかけに11年ぶりにその世界へ戻り、二分された組織の対立やその裏に隠れた陰謀に立ち向かっていく、同名のウェブトゥーンを原作としたノワール作品だ。

■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
ナム・ギジュン役:ソ・ジソプ
イ・ジュウン役:ホ・ジュノ
ク・ボンサン役:アン・ギルガン
イ・グムソン役:チュ・ヨンウ
ナム・ギソク役:イ・ジュニョク
ク・ジュンモ役:コンミョン
チェ・ソンチョル役:チョ・ハンチョル
チョン・へボム役:チョン・コ゚ンジュ
キム・チュンソク役:アン・セホ
チャ・ヨンド役:チャ・スンウォン
 ほか

■見どころ

唯一の肉親だった弟の死をきっかけに、想像以上の大きな陰謀が明らかになっていく人気ウェブトゥーンが、憂いのある演技で定評のあるソ・ジソプを主人公に実写化された。

序章となる第1話から3話では、かつて最強と恐れられた組織の戦闘員であるギジュンが、弟ギソクの死の真相を探るために、ふたつに分裂したボンサン組とジュウン組の前に姿を現すのだが、不良少年による犯行は弁護士、闇サイト経営会社を辿っていくうちに、ギソクが所属していたジュウン組と対立するボンサン組の一人息子であることが明らかになっていく。

第2話以降は、弟の殺害を依頼したジュンモを追う復讐劇が描かれるのだが、ここで11年前に組が分裂したきっかけや、その時に作られたルール、ギジュンが組織を去った理由など、物語を理解する上で重要な手がかりが断片的に語られ、ストーリーへの興味を高める。

最も注目すべきはソ・ジソプによる13年ぶりとなる本格的なアクションだ。第1話冒頭の回想シーンから不良少年グループ、闇サイトの経営会社、ジュンモらに対して立て続けに圧倒的なアクションを披露している。そして第1話ではイ・ジュニョクも不良少年グループ相手にアクションを展開してスリリングに推移していく。

ギソクを殺した犯人はジュンモ、そして彼を追い詰めるギジュン。ストーリーは一本筋が通っているが、第1話エピローグでは、ギソクが不良少年たちの攻撃が原因で死んだわけではないことが分かっており、復讐で終わらない壮大な物語を予感させる。

「チェックイン漢陽」の“貴公子”チョン・ゴンジュ、Netflix「広場」でイ・ジュニョクの右腕役で出演
コンミョン、“善良”のイメージ脱ぎ捨て初のノワール&悪役に挑戦

【「広場」を2倍楽しむ】では全話あらすじ・見どころ、キャストの魅力や韓国での反応、評判などまとめている。

※以下、ネタバレしているので、気になる方は視聴後の確認用にどうぞ。

広場画像提供:Netflix

■第1話あらすじ

2010年、弟ギソク(イ・ジュニョク)を残して大勢の敵勢力相手に圧倒的な戦闘力を見せつけたギジュン(ソ・ジソプ)。

それから11年、かつての組織はボンサン(アン・ギルガン)率いるボンサン組とジュウン(ホ・ジュノ)率いるジュウン組に分かれ、ボンサン組では一人息子であるジュンモ(コンミョン)が些細なことで嫌いな人物を粛清し好き放題していた。

ボンサンはジュウンと数年ぶりに再会し、息子ジュンモの暴走を止めるためにジュンモが組織した手下を始末して欲しいと頼む。ジュウンの下で専務に上り詰めたギソクは任務を任されるが気乗りせず、足を洗おうと考えていた。

ジュンモの前に現れたギソクは、手下を解散させるよう説得するがジュンモは聞き入れず、10年前にトラブルを起こしてアキレス腱を切られたギジュンの話をしてギソクを挑発。ギソクはジュンモを殴り飛ばしてしまう。

現役を退いたギジュンは人里離れた林の中でひとり暮らしていた。久々に訪れた弟に違和感を感じたギジュン。直後、帰宅したギソクは不良少年たちに囲まれ、たった一人で大勢を蹴散らすが、背中を刺されてしまう。

ギソクの死は業界を揺るがし、葬儀場にもピリピリとした空気が漂う。ジュウン組に従うソンチョル(チョ・ハンチョル)は誰がギソクを殺させたのか嗅ぎ回り、ジュウンの息子で検事のグムソン(チュ・ヨンウ)の登場で周囲は凍りつく。

警察へのコネで実行犯ヒチャン(オム・ジュンギ)と面会したギジュンは、弟を襲撃した他の実行犯たちをおびき寄せると、全く怯まず背後に誰がいるのか問い詰め、たった一人で不良少年グループを一掃。それでも誰の指示だったのかは分からずじまいだった。

実際、ギソクはヒチャンに刺されたが致命傷には至むていなかったことが明らかになる…。

広場画像提供:Netflix

■第2話あらすじ

ギジュンがギソクの死を嗅ぎ回っていることを気にかけていたジュウンは、手下に事件の真相を調べさせる。

検察はジュウン組とボンサン組がかつて一つの組織だったことや、分裂の契機がギソクの事件によく似た、当時の組長の息子の死だったことに着目し、ジュウンの後継者候補だったギソクの死で再び抗争が激化するのではないかと懸念を強める。

組を離れ検事となったグムソンは、検察内でも腫れ物扱いされていたが、ある日、出世のチャンスを与えられる代わりにギソクの事件をうまく処理しろと命じられる。

弟を人質に取り、ヒチャンから指示役の正体を聞き出そうとして、家で少年を雇う墓部屋という裏サイトの存在を知ったギジュンは、依頼人が用意したユン弁護士(イ・サンヒ)から墓部屋の実態を聞き出す。

墓部屋を裏で経営する会社に乗り込み、旧知の仲だった社長ソンウォン(イ・ボムス)と接触し、ジュンモが依頼主だと判明。ジュウンもまた、事件がジュンモの仕業だと突き止め、ボンサンに真実を告げ、11年前に作ったルールに則り裏切りの代償を払えと対立姿勢を見せる。そこに現れたギジュンは再びギソクの死との関連を問うと、ジュンモへの復讐を暗に仄めかし去っていく。

ボンサンは息子を守るため、ジュウンに助けを求め、息子を問いただす。くだらない理由でギソクを殺させたとあっさり認めたジュンモ。事件の前、ギソクが何かを抱えていたことに気づいていたギジュンはかつての仲間ビョンホ(イム・ヒョングク)に武器を用意させる。

ボンサン組とジュウン組の対立姿勢が深まる中、ギソクの部下へボム(チョン・ゴンジュ)はギジュンの復讐への協力を買って出ると、墓部屋を使ってジュンモを探させる。

かつてギジュンが去った時に作られたルールに従って、ジュンモの首を差し出すか、取引をして水に流すか、形勢を覆して全てを手に入れるか。選択を迫られるジュウンと、その会話を聞いて過去に起きた出来事に目を向けるグムソン…。

広場画像提供:Netflix

■第3話あらすじ

息子を守るためにギジュンを始末しようとするボンサンだが、誰も引き受けたがらない。父の心配をよそに隠れ家への非難を拒むジュンモ。そこにギジュンが現れる。大勢の護衛を蹴散らし、ジュンモに殴りかかるが、邪魔が入り逃してしまう。

会社を畳んで逃亡しようとするソンウォンの前に再び現れたギジュンはジュンモの隠れ家の場所を探すよう脅す。

ソンチョルは屋敷での会話がグムソンに盗聴されていることに気づき、その真意を問いただす。グムソンはボンサン組を潰してジュウンを唯一の勢力にすべきだと持論を展開する。

ギジュンについて関心を抱き始めたジュンモ。敵対する釜山の組に襲撃された組をたった一人で救い、優秀な人材だったギジュンだが、それが当時の会長の息子スンウォン(シム・ジファン)の機嫌を損ね、スンウォンはボンサンとジュウン2名の殺害を指示。スンウォンは殺され、組内では憎悪の対立が勃発。ギジュンの活躍でかつての会長は引き摺り下ろされ、新たに力を得たボンサンとジュウンは組の平和のためにルールを作った。問題を起こした際に必ず払わなければならない代償、その最初の犠牲者がギジュンだった。

かつての仲間に反対されるが、ジュウンも事態の収集に消極的なことから、ジュンモに制裁を下すことを決意。ジュンモは手下にギジュンの始末を命令する。

ボンサンはギソク殺害の通報者が事件担当刑事だと知り、男を連れてくるよう命じる。ボンサン組でありながら、ギジュンを兄貴と慕うチュンソク(アン・セホ)はジュンモの場所を伝え、決着をつけるよう促すが、それはジュンモが仕向けた罠だった。

ジュンモが用意した場所に誘い出されたギジュンは奇襲されるが、肉切り包丁を持った二人を殺害。ジュンモは作戦が失敗したばかりか、ギジュンが自分の命を奪うつもりだと知り言葉を失う。

かつてスンウォンを殺した犯人がギソクだったことが明らかになる…。

期待感を高める濃厚なノワールアクション『広場』は、Netflixで全7話独占配信中だ。

YouTube|『広場』予告編 - Netflix

kandoratop【作品詳細】【「広場」を2倍楽しむ】