Netflix「広場」復讐を果たすソ・ジソプを狙う別の人物…弟殺しに隠れた裏の政治が明らかに【第4-5話あらすじ】

ソ・ジソプが13年ぶりの本格アクションを披露するのNetflixオリジナルシリーズ「広場」。第4話と第5話では、弟殺しを依頼したジュンモ(コンミョン)への復讐の最終局面を迎えるギジュン(ソ・ジソプ)と、謎の人物(チャ・スンウォン)の登場で、物語はより壮大な派閥間の対立に発展していく。見どころとあらすじを紹介。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
「広場」は、裏社会から足を洗った主人公ナム・キジュン(ソ・ジソブ)が、組織のナンバー2だった弟の死をきっかけに11年ぶりにその世界へ戻り、二分された組織の対立やその裏に隠れた陰謀に立ち向かっていく、同名のウェブトゥーンを原作としたノワール作品だ。
■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
ナム・ギジュン役:ソ・ジソプ
イ・ジュウン役:ホ・ジュノ
ク・ボンサン役:アン・ギルガン
イ・グムソン役:チュ・ヨンウ
ナム・ギソク役:イ・ジュニョク
ク・ジュンモ役:コンミョン
チェ・ソンチョル役:チョ・ハンチョル
チョン・へボム役:チョン・コ゚ンジュ
キム・チュンソク役:アン・セホ
チャ・ヨンド役:チャ・スンウォン
ほか
■見どころ
弟殺しの犯人を探るうちに、殺害を指示したのが、直前に些細な言い争いになっていた敵対勢力の後継者ジュンモだと知り、彼を追い詰めていく様子が描かれた第1話から第3話。第4話では遂にジュンモへの復讐劇が大詰めを迎えるのだが、注目すべきは、これまで「いい人」の役が多かったコンミョンが、狂気に満ちた暴君を演じている点だ。気に入らない相手は手下に殺させる、わがままで自由奔放な典型的な「金持ちのバカ息子」から始まるジュンモの描写は、ギジュンに追い詰めれらていくうちに恐怖や狂気を帯びていくようになり、第4話ではギジュンのかつての仲間を惨殺。金の力でギジュンを殺させようと余裕を見せるも最後は追い詰められ、命乞いも虚しく呆気ない最期を迎える。そして第4話ラストではギジュンが別の何者かに襲撃され、事件が終わっていないことを示唆。実際にギソクを殺したのがジュンモの手下ではなかったことが明らかになった上に、第5話では新たにチャ・スンウォン演じる「キム先生」が登場。ジュンモの死でふたつの派閥のパワーバランスも崩れ、復讐劇は壮大な派閥間の裏政治へと発展していく。
ギソクの死は引き金に過ぎなかった。では、誰が何のためにギソクを殺させ、ギジュンを襲うのか?という点から真の黒幕を推理しながら観ていくと面白い。
【「広場」を2倍楽しむ】では全話あらすじ・見どころ、キャストの魅力や韓国での反応、評判などまとめている。
※以下、ネタバレしているので、気になる方は視聴後の確認用にどうぞ。

■第4話あらすじ
「キム先生」と呼ばれる男チャ・ヨンド(チャ・スンウォン)を呼び出したボンサン(アン・ギルガン)。彼は11年前にルールを作る提案をした人物だった。今回もルールを守るべきだというが、ボンサンはジュンモ(コンミョン)を差し出すつもりはなく、再び共存の方法を見つけるよう命じる。安全のために別荘に軟禁されていたジュンモは、新たに元チャンピオンの格闘家インソク(キム・テイン)を呼び出し別荘を脱出、独自にギジュンを始末しようと動き始める。
旧知の仲だったビョンホ(イム・ヒョングク)は復讐のためにリスクを冒そうとするギジュン(ソ・ジソプ)を止めようとするが直後にジュンモに襲われ絶命。駆けつけたチュンソク(アン・セホ)は慕っていたビョンホが殺されたことに激昂してジュンモに掴みかかるが、返り討ちに遭い殺されてしまう。
ボンサンはギソク(イ・ジュニョク)の事件を担当していたソギュン(キム・ハクサン)を拉致し、事件の不審点を明らかにしていく。金で手下を雇ったジュンモは、ここに来るギジュンを生け取りにして自分の前に連れてくるよう指示。
やって来たギジュンはビョンホが作ったバット一本で群衆を片っ端から冷酷に倒していく。想定外の事態に怯えたジュンモは作戦を変え、その場でジュンモを殺すよう指示。一時は窮地に陥るも、群衆を無力化したギジュンはじわじわとジュンモに迫り、インソクが立ちはだかる。力の差で圧倒されるが、隙をついてインソクの目を潰し、遂にインソクも倒される。
一人きりになり恐怖に駆られたジュンモは銃を持ち出すが、バットで殴られ命乞いを始める。
ギソクを死に至らしめたのがジュンモではないと知り、連絡を続けるボンサンだが、ギジュンが出て、ジュンモが死んだと知り言葉を失う。
復讐を終え、車を走らせていたギジュンだが、前方から来た装甲車に衝突され、車ごと貯水池に転落してしまう…。

■第5話あらすじ
ギソク殺害の裏に隠された真相…不良少年に刺されたもの致命傷には至っていなかったが、彼は直後に別の人物から襲撃を受け殺されていた。男はギジュンの車を貯水池に沈めた人物だった。ギソクの死の直後、何者かに現場の処理を任されていたソギュンが現れる。
貯水池では車が引き揚げられるが、ギジュンは発見されず、漂着していたところをへボム(チョン・ゴンジュ)に救出される。状況を知ったジュウン(ホ・ジュノ)はボンサンに呼び出される。
警察を問い詰め、真相を知ったボンサンは全て後継者候補だったギソク、敵対するジュンモ、厄介者のギジュンを始末するためのジュウンの裏工作だったと疑い、二つの勢力のどちらかが消えないと終わらないと告げる。
ジュウンは息子グムソン(チュ・ヨンウ)を通じて検察を動かし、ボンサン側の役員を逮捕させたが、ボンサン本人を捕まえ損ねた。検察では失態を責められるグムソンだが、次は実の父を捜査させると心のうちを明かす。
ヨンドを呼び出したジュウンは、ヨンドこそが裏でジュウンを装ってギソクを殺させた黒幕だと疑い問い詰めが、ヨンドはグムソンこそが怪しいと忠告。
ギジュンが死んだと思い込んで安心し切っていたソンウォン(イ・ボムス)の前に現れたギジュンは、自分を襲った人物を調べさせる。
グムソンにヨンドとの関係を問い詰めるジュウンだが、グムソンはとぼけ続ける。ジュウンは隠れていたボンサンらを襲撃すると自らボンサンにとどめを刺した。
ジュウンの前に現れたギジュンは自分を殺せと指示したのかと問う。ジュウンは裏で社会を安定させて来た警察幹部ヨンドの正体を打ち明け、彼が事件の裏で糸を引いていたと知らせた。
11年前の事件もヨンドの暗躍によるものだったと言い、ギジュンに会社を継がせる考えを告げたジュウンだが、ギジュンはヨンドの居場所にしか興味がなかった。ヨンドはボンサン組で生き残ったホン理事を次の後継者に選び、手を組む。ジュウン側のソンチョル(チョ・ハンチョル)とグムソンもヨンドと手を結んだ仲間だったのだ…。
期待感を高める濃厚なノワールアクション『広場』は、Netflixで全7話独占配信中だ。
◇YouTube|『広場』予告編 - Netflix
