【最終回予告】「キャスター」阿部寛が暴き出す真実は政界を日本を揺るがす【第9話ネタバレ】

「キャスター」(毎週日曜、21時TBS)の第9話が6月8日に放送された。進藤(阿部寛)がどんどん真実に迫ると、敵は容赦なく命を狙い始める。その犠牲になったのは、進藤の同僚の山井(音尾琢真)だった。最終回・第10話は6月15日に放送される。進藤の父・哲(山口馬木也)や山井を殺したのは国定(高橋英樹)なのか?全てが明らかになる。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。
「キャスター」とは
「キャスター」生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤(阿部寛)は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなしだ。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男たちが描く社会派エンターテイメントドラマだ。その第9話が6月8日に放送された。
■第9話ネタバレあらすじ
国定(高橋英樹)はキャスターとしての幕引きを進藤(阿部寛)に示唆する。進藤が官房機密費からの金をうけとっている写真と記事が週刊誌にスクープされたのだ。一方、山井(音尾琢真)の父・和雄(山本學)は事故ではなく命を狙われたと考える進藤は、証拠を探すために山井と共に彼の実家へゆく。和雄の私物から進藤の父・哲(山口馬木也)とのつながりを示すものや、気になる手帳の記述を見つけた。43年前の真実を明かそうとする進藤は、さらなる情報をえる為に、センター長の江上保夫(井上肇)の娘に接触を試みる。食堂が閉まった後に娘を会う約束をしていたが、江上がやってきて、「遅いから自分が進藤と会う」と約束した。江上は進藤を食堂で会うことを“誰か”に打ち明けていた。
食堂にだれかが忍び込み、ガス管を切断した。そして、進藤よりも先に山井が到着すると、何者かがガスが充満した食堂にライターを投げ入れた。そして、山井は亡くなった。
ガス爆発について現場から中継を行うことを進藤は決める。江上は生きている進藤をみて驚いていた。進藤は山井の父がセンターではない場所で見付かったこと、センターから山火事が一番に見えるはずなのに、通報が遅れたことを指摘する。
江上は影山重工に向かう。それを追跡しているのは華(永野芽郁)だった。そして、そこには影山重工の社長の景山英嗣(石橋蓮司)、池内邦明(松尾諭)、『ニュースゲート』担当の編成の滝本真司(加藤晴彦)だった。華が車の積み荷について質問すると、レアアースだという。
実は、華たちが追いかけていたのとは別で、週刊誌の記者の南亮平(加治将樹)は別の輸送車を追いかけていた。洞窟に向かう。そして、そこにはプルトニウムがあり、池内が第三国に密輸していたのだ。江上は影山の指示があったと白状する。影山はJBNの大スポンサーだったが、滝本は「汚い金は要りません」とこの件を放送するといった。
進藤は山井の父の手帳に自分の父について書かれているのを見る。江上は観念して、その時の写真だといって1枚の写真を手渡し、自分は警察に自首をした。写真には山井の父、進藤の父、そして国定が映っていた。
その夜の放送は影山重工についてのニュースをトップにしようとしたが、国定は進藤の裏金の件をトップにしろという。そしてそのニュースが流れ出すと、国定は満足したようだったが、進藤は写真の後にあるという録音を流す。それはいったんもらった金を返している内容だった。進藤への疑いは晴れた。
進藤は放送後、国定にもとにやってきて、ライターを見せるようにいう。国定がもっていたライターには十文字の傷があった。それは進藤が父親のライターで遊んでいてつけた傷だ。進藤の父・哲(山口馬木也)が焼死した現場から見付かったライターこそが国定のものだった。
国定(高橋英樹)が直接手をくだしたのか?
ドラマは第9話でぐっと展開して、進藤(阿部寛)の父・哲(山口馬木也)を殺したのは国定(高橋英樹)と思わせた。山井(音尾琢真)を殺した方法も同じなのだが、こちらは老体であり、東京にいる国定が実行したとは思えない。国定の命に従ったのはだれなのか?プルトニウムを第3国へ密輸
43年前に哲や国定が追いかけていた自衛隊機墜落の事故、そして現在プルトニウムを第3国へ密輸しているということはどう繋がってゆくのか?43年前からプルトニウムを運んでいて、さらにそれをのせているのが自衛隊機となれば、国をあげての大事件をなる。進藤はいったいどこまでの真実を暴き出すのか?最終回で全てが判明する。久しぶりの日曜劇場出演の加藤晴彦はプロでユーサーの熱意で出演を決意した
2017年に放送した「小さな巨人」以来の出演となった加藤晴彦は、プロデューサーの伊與田英徳の熱意で出演を決めたといい、阿部寛との共演が「楽しい現場だった」と話す。また、ドラマに出て「伝える」ことの難しさを改めて認識したと話している。インタビュー全文は番組公式サイトに掲載されている。timeleszの寺西拓人が最終回にゲスト出演
寺西拓人がドラマの鍵を握る“謎の男”として最終回に出演することが発表された。「台本をいただいて、怪しさが出ればいいなと思って演じさせていただきました。呼んでいただきありがたいなと思っています」と語り、ドラマで久しぶりに道枝駿佑(なにわ男子)との共演を楽しんだという。■第10話あらすじ
43年前、進藤(阿部寛)の父・哲(山口馬木也)と国定(高橋英樹)は自衛隊輸送機墜落事故を取材していた。進藤は哲の記事が世に出なかった理由を国定に問い詰め、真実を知ろうと再び洞窟へ。国定は本当に哲や山井(音尾琢真)を殺したのか?そして、故・羽生長官(北大路欣也)にも毒を盛ったのか?カメラの前で新藤が国定に迫る。
TBS 2025年4月13日スタート。毎週日曜日21時放送「キャスター」。出演:阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑(なにわ男子)、月城かなと、木村達成、キム・ムジュン、佐々木舞香(=LOVE)、玉置玲央、菊池亜希子、宮澤エマ、岡部たかし、音尾琢真、高橋英樹、北大路欣也、加藤晴彦、堀越麗禾(市川ぼたん)、ヒコロヒー、加治将樹 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@caster_tbs」。
◇TBS「キャスター」番組公式サイト
【2025年春ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】