Netflix「広場」で輝くチュ・ヨンウ…ノワールの新境地を切り拓く

06月09日23時13分ドラマ
画像提供:Netflix

Netflixが手がける最新ノワールアクションシリーズ「広場」(原題:광장)が、6月6日(金)より世界独占配信される。「広場」は、人気ウェブトゥーンを原作に、裏社会を舞台にした濃密な復讐劇を描く注目作だ。

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6日にNetflixにて配信後、世界中で大きな話題を呼んでいる「広場」。主演のチュ・ヨンウは、これまでロマンス時代劇「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」や医療ドラマ「トラウマコード」で見せてきた純粋で温かいイメージを一新し、冷徹な野心家の検事イ・グムソン役で演技の幅を大きく広げた。

추영우画像提供:Netflix物語は、自らアキレス腱を断ち切って広場の世界を去ったナム・ギジュン(ソ・ジソプ)が、組織のナンバー2だった弟ナム・ギソク(イ・ジュンヒョク)の死をきっかけに、11年ぶりに復讐のため戻り、組織の裏側に迫る姿を描く。イ・グムソンは広場を二分する「ジュウン」組織の首領イ・ジュウン(ホ・ジュノ)の息子であり、ソウル中央地検特捜部に所属するエリート検事だ。表向きは平凡でややとぼけた印象を与えるが、内には広場の秩序を根底から覆す計画を秘めている。

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グムソンは組織でも検察でも軽く扱われる存在だが、冷静な判断力と子どものような素朴さを併せ持つ。父親を盗聴し、その事実をわざと右腕のチェ・ソンチョル(チョ・ハンチョル)に漏らすなど、静かな水面下で絶えず波紋を広げ、戦略家としての一面を見せる。二つの組織の狭間で危うく綱渡りしながら、本心を見せないグムソンの謎めいた振る舞いは、物語に緊張感を与えている。

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チュ・ヨンウは、重みのある声と冷静な眼差し、抑制の効いたセリフ回しでグムソンの二面性を巧みに表現した。名だたる先輩俳優たちの中でも存在感を発揮し、繊細なキャラクター解釈で視聴者に強い印象を残した。これまでの代表作とは一線を画す鋭い笑みと、ノワールジャンル特有の重厚な感情表現で、俳優としての新たな可能性を証明した。

「広場」は現在Netflixで配信中で、FlixPatrolによると韓国を含む世界8地域で人気TOP10シリーズの1位を記録するなど、グローバルなヒットを続けている。チュ・ヨンウはtvNにて6月23日から放送、 Prime Videoにて独占配信されるファンタジーロマンス「巫女と彦星」に主演する。今後も多様なキャラクターに挑戦し続け、さらなる飛躍が期待される。

【「広場」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、キャスト徹底紹介、評判、制作発表会動画&まとめレポートなどをまとめていく。

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