「私たちの映画」制作発表会動画・まとめ：ナムグン・ミン“宇宙級スター”、チョン・ヨビン“尊敬の念”語る

SBSの新金土ドラマ「私たちの映画」が6月13日の初放送を前に、10日ソウルのCGV龍山アイパークモールで制作発表会を開催し、イ・ジョンフム監督をはじめ、ナムグン・ミン、チョン・ヨビン、イ・ソル、ソ・ヒョヌが出席し、作品の全貌を明かした。YouTubeにて会見動画も公開された。なお、本作はDisney+（ディズニープラス）で配信される。

●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマはこちら】



「私たちの映画」は“ソフォモアジンクス（sophomore jinx、2年目のジンクス）”にがんじがらめになった映画監督と、自由な魂の余命宣告された女優志望者が、一緒に映画を撮影する過程で傷を治癒して愛を描くロマンスドラマ。イ・ジェハは人生のどん底から再起を夢見て映画を撮ろうとする中、死を目前にしたイ・ダウムと出会い、互いの心に静かに沁み入っていく。【「私たちの映画」を2倍楽しむ】では、どこよりも詳しいキャスト紹介や関連動画、視聴率、評判、放送にあわせて全話のあらすじと見どころも紹介する。

画像：iMBC연예[FULL] 「우리영화」제작발표회
演出は「誰も知らない」「調査官ク・ギョンイ」などを手がけたイ・ジョンフム監督が担当。「この作品は派手な装飾や誇張のない、人物の感情に焦点を当てた穏やかな本格メロドラマ」と語った。

ナムグン・ミンとイ監督は、2017年のドラマ「操作～隠された真実～」以来8年ぶりの再会となる。イ監督は「当時の同志のような関係を思い出す」とし、「今やナムグン・ミンは宇宙級の大スター、私は無名監督のようなもの」と笑いを誘った。ナムグン・ミンも「当時はお互い初々しく純粋だったが、今回は経験を積んだ円熟味がある。監督の演出力が素晴らしく、気持ちよく撮影に臨んでいる」と信頼を見せた。

ナムグン・ミンは当初この作品への出演を断っていたという。「最初に脚本を読んだときは断ったが、監督から修正された脚本を渡され、2日後には出演を決意した。明確なジャンルに収まらない独特の魅力があった」と振り返った。また、「本作は"正統メロ"と表現されるが、単なる悲劇ではなく、洗練され現代的な感覚に溢れている」と作品への自信を見せた。

役作りについては「特別な準備はしていない。短編映画を監督したこともあり、普段から監督の姿をよく見ているので自然と役に入れた」としつつ、「初日は本物の監督のような格好で現場に行ったが、監督に『メロドラマの主人公はもっとカッコよくないと』と言われて外見を整え直した」と笑いを誘った。



一方、チョン・ヨビンは「ダウムは遺伝病を抱え、人生の儚さを痛感している人物。生きることに全力を尽くす姿に、自分の在り方が恥ずかしく感じられるほどだった」と役への深い愛着を示した。「約8ヶ月間この作品と共に生きたことで、心が健康になった」とも語った。

二人のメロ演技の相性についても高評価が続いた。ナムグン・ミンは「現実的で自然な恋愛を描くことを重視し、演技ではなく本当に愛しているような気持ちで演じた」と話した。チョン・ヨビンも「ナムグン・ミンさんは地上波3局で大賞を取ったすごい俳優。尊敬の念があった。脚本を読んで、彼の声や視線が思い浮かび、胸が高鳴った」と明かした。また「撮影現場では信頼関係がしっかり築かれていて、私の中にあった尊敬の念がジェハへの愛に変わっていった」と続けた。

イ・ソルとソ・ヒョヌも個性豊かなキャラクターとして物語に力を添える。イ・ソルはイ・ジェハの映画をきっかけにトップスターになるチェ・ソヨン役を、ソ・ヒョヌは制作会社の代表プ・スンウォン役を演じる。

イ・ソルは「これまで地味な役が多かったが、今回はおしゃれな役。楽しかった」と笑顔を見せた。ソ・ヒョヌは「ナムグン・ミンさんは師匠のような存在。内面をすべて見透かされているようで、自分が未熟者だと痛感した」と称賛を惜しまなかった。

画像：SBSCatch｜「우리영화」제작발표회 하이라이트より
作品の競争力について、ナムグン・ミンは「刺激的な演出や演技はないが、すべての関係者が誠実に取り組んだ。数字（視聴率）にとらわれず、結果を楽しみにしている」と語り、「このドラマが世に出ることを誇らしく思う」と自信を見せた。

◇YouTube｜SBSCatch｜「우리영화」제작발표회 하이라이트（フォトタイム）
◇YouTube｜iMBC연예[FULL] 「우리영화」제작발표회（会見動画）

「私たちの映画」は、SBS金土ドラマ「鬼宮」の後続として、明日6月13日（金）21時50分より初放送される。

◇YouTube韓国ドラマ『私たちの映画』｜ティザー予告編
◇SBS「우리 영화」HP

【作品詳細】【「私たちの映画」を2倍楽しむ】