【最終回予告】「PJ~航空救難団~」内野聖陽は神尾楓珠の父・和田正人のことも救うのに必死だった【第8話ネタバレ】

「PJ~航空救難団~」(毎週木曜、21時、テレビ朝日)の第8話が6月12日に放送され、12年前、幼き日の沢井(神尾楓珠)が宇佐美(内野聖陽)に雪山で助けられた時の全てが明らかになった。6月19日に最終回・第9話が放送される。全ての訓練を終えて、残った5人(神尾楓珠、前田拳太郎、草間リチャード敬太(Aぇ! Group)、犬飼貴丈、前田旺志郎)は卒業となるか?予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「PJ~航空救難団~」とは
「PJ~航空救難団~」航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)は選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う《人命救助最後の砦》、いわば“究極の救難部隊”だ。そこで起きる命がけの救助活動を壮大なスケールで描くレスキュードラマだ。その第8話が6月12日に放送された。
■第8話ネタバレあらすじ
救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を目指す学生・沢井仁(神尾楓珠)は、12年前に雪山で遭難した自分を救ってくれた救難員が教官の宇佐美誠司(内野聖陽)だったと知り、宇佐美に、当時の詳しい状況を教えてほしいと頼む。すると宇佐美が静かに、沢井を救難ヘリコプター・UH-60Jに収容した後、倒れていた父・上杉幸三(和田正人)を発見した時のことを語り始める。救助の要請が頼んだ時に上空から見てもわかるようにと、木に赤いマフラーを巻き付けていた。付近で仁を見つけた宇佐美は仁をヘリに戻した。その時、幸三は見付かっていなかった。ヘリに遺された時間は10分。もう一度降りると宇佐美が上がってくる時間はない。しかし、捜索のために宇佐美は下に降りた。そこで幸三を発見したが、大きな怪我をしている。応急手当をした後、ヘリが戻ってくるのを待つのと、自分が幸三を背負って降りるのとどちらが早いかを判断し、自力で下山した。しかし、下山途中で幸三は息を引き取る。宇佐美はこの行動が正しかったか自信がなかった。
沢井は自分の行動を後悔し続け、宇佐美は上杉を救えなかったことを考え続けてきた。二人は語り合うことでわかりあったようだったが、本当は心の底からわかり合えていたのでは無かった。
そんな元夫の姿をみた真子(鈴木京香)は本音を話すように宇佐美をたきつけた。
沢井は12年前、ヘリの操縦士だった滝岡(長谷川朝晴)にも話を聞く。すると、宇佐美はその救助の時に膝を痛めたのだという。もし、膝をいためていなかったら、もし、仁を救助するときに一緒に幸三を見つけていたなら……。宇佐美がまだ迷っていることを沢井に告げた。
沢井はもう一度宇佐美と話をする。宇佐美は自分と父親の関係を話した。医者であった父親は宇佐美が自衛官になったことをよく思っていなかったが、PJになったと聞いて、初めて喜んでくれたが、再会したその後、交通事故にあった。宇佐美は「自分が誘いを断っていれば父親は死ななかったかも」と後悔していたのだ。同じ思いを沢井にさせたくないと思っていたことも告げる。沢井もこれまで思っていたことを告げた。そこに訓練生や勇菜(吉川愛)も集まり、皆で家族のようだと笑い合った。
ドラマは最終章へ突入
訓練生の沢井仁(神尾楓珠)は12年前、雪山でレスキューに助けられていたが、それが宇佐美(内野聖陽)だとは知らなかった。その事実を知り、どういう状況だったのかを宇佐美に確認する。それは父(和田正人)が助からなかったことを責めるのではなく、事実を知りたいと思う気持ちだった。その気持ちに宇佐美とヘリパイロットの滝岡(長谷川朝晴)は応え、自分が知ること、そして宇佐美自身の思いを沢井にぶつける。宇佐美自身も、父親を亡くしたことがあり、それが自分のせいだと思っていたこともある。そんな思いを沢井にさせないための行動だったと知り、沢井や学生たちも皆心を一つにした。最も過酷なロケシーン
沢井(神尾楓珠)親子を助けるために雪山に向かったシーンが第8話でフューチャーされたが、内野聖陽曰く、このロケシーンが、全撮影中で最も過酷なシーンだったという。肌の色も低温で変化していて、その過酷さが垣間見れた。救難員過程を辞退した藤木さやか(石井杏奈)が再び小牧に訪れる
救難員の訓練を辞退したさやかだったが、操縦士を目指すことで自分の道を見つけることが出来た。その報告にきた際の宇佐美(内野聖陽)の晴れやかな笑顔が印象的に映った。家族の再生は?
19日の放送をもって、「PJ~航空救難団~」の最終回を迎える。7人の学生でスタートした訓練は、現在、残り5名となっているが、皆、無事に卒業となるのか?そして、一度は崩壊したように見えていた宇佐美の家庭も、宇佐美の仕事を間近で見ることで娘の勇菜(吉川愛)が父親に対する気持ちに大きな変化が現れた。最終回、元妻である真子(鈴木京香)が怪我をするのだが、そのことをきっかけに新しい家族の形を育むことになるのか?■第9話あらすじ
救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を目指す学生たちは、救難員課程の最終段階となる落下傘降下訓練の本番に向け、空中で隊員同士が衝突した際の緊急手順を学ぶことになる。厳しい訓練に耐え、迎えた落下傘降下の本番――。救難ヘリコプター・UH-60Jに乗り込んだ学生たちは、救難員課程を辞退した藤木さやか(石井杏奈)や長谷部達也(渡辺碧斗)、これまで自分たちを見守ってくれた宇佐美(内野聖陽)ら教官たちや家族の想いも全部背負って飛ぼうと、気合を入れた。
一方、宇佐美は、大学の卒論を仕上げる段階に来たという娘・乃木勇菜(吉川愛)から、そろそろ家に帰ると言われる。寂しい気持ちになる宇佐美だが、勇菜にはつい強がってしまい…。また、いつのまにか勇菜を仲間のように感じていた沢井仁(神尾楓珠)ら学生たちも送別会を企画することにしたが、そこに宇佐美の元妻である真子(鈴木京香)が階段から落ちて怪我をしたと連絡が入り、宇佐美は急いで真子のもとへ向かう。
テレビ朝日 2025年4月24日スタート。毎週木曜日21時放送「PJ~航空救難団~」。出演:内野聖陽、神尾楓珠、石井杏奈、濱田岳、吉川愛、眞島秀和、長谷川朝晴、高岸宏行(ティモンディ)、野村麻純、宍戸開、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎、鈴木京香 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@PJ_rescue_EX」。
◇テレビ朝日「PJ~航空救難団~」番組公式サイト
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