【最終回ネタバレ】「なんで私が神説教」第10話 “信用とは何か”広瀬アリスの最後の神言葉に感動!

07時00分ドラマ
ⓒ日テレ

6月14日に放送された広瀬アリス主演の日本テレビ系の土曜ドラマ「なんで私が神説教」最終回第10話“ラストで最大の神説教が炸裂!学園の行方は…”のみどころとネタバレあらすじを紹介しよう。番組公式サイトやTBS公式youtubeで配信、Tverで最新話が配信されている。


「なんで私が神説教 」は、無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・麗美静(広瀬アリス)が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘するさまを描く学校エンターテインメント。

■最終回 ネタバレあらすじ
静を陥れようとする生徒・脇坂(萩原護)によって『強制退学者リスト』が流出し、学園には保護者やマスコミから説明を求める電話が殺到。対応に追われる教員たちは、生徒たちを動揺させないためにリストの存在を認めず、“知らぬ存ぜぬ”を押し通すことに。静は「生徒たちにウソをつくのは…」と気がとがめつつも、結局、生徒たちの前でその場しのぎのウソを言ってしまう。

ところが、事態は収まるどころか、ますます泥沼化。リストを作った張本人・森口(伊藤淳史)が脇坂の策略にハマり、カメラの前で「この計画を立てたのは私だ」と自白した動画がSNSにアップされると、世間はたちまち大騒ぎになり、学園にはマスコミが一斉に押しかけてくる。

理事長(ダンカン)が雲隠れしてしまったことから、京子(木村佳乃)が「私が責任を取ります」と腹をくくり、明日の全校集会で生徒たちに説明と謝罪をすると約束。しかし、京子は過労がたたり深夜に倒れて救急搬送されてしまう。

そんな中、「先生が俺をシカトするから来ちゃいました」と教室に脇坂が現れ、みんなの前でウソをついた静と学園を非難する。脇坂に煽られた生徒たちは静にも疑惑の目を向ける。

京子が倒れたことで全校集会は中止となり、マスコミや、学園への誹謗中傷が殺到し、生徒の安全を確保できないと判断した教頭の新庄(小手伸也)は、事態収拾まで休校することを決定する。浦見(渡辺翔太)は信頼を回復しようと熱く訴えるものの具体的なプランはなし。みんなお手上げ状態で、教師たちの心もバラバラに…。

このままでは学園は崩壊し、生徒たちは置き去りになってしまうと悩む静。帰宅途中に偶然、先日退学した宮沢圭太(吉田晴登)と再会し「先生の言葉に救われた」と伝えられる。

そんな中、休校中だというのに2年10組の生徒たちが自主的に登校。生徒たちはそれぞれ静に向かって想いをぶつける。「先生の言葉なら私たちは受け止められます」「誠意を伝える努力をしなければならないと言った。先生はどうなのか、自分たちは先生の言葉をまっています」と静の考えを知りたいと訴えられる。

静は新庄に「全校集会をやらせてほしい」と提案する。「学校の非を認めることになるから学校集会はできない」と教頭は抵抗するが、浦見、聖羅(岡崎紗絵)、大口(野呂佳代)も賛同して教頭を説得する。

翌日の生徒集会。
新庄は退学者リストの実行犯として罪を認めて生徒たちに謝罪。しかし脇坂が邪魔をしてきたため、静が壇上に立つ。『強制退学者リスト』を教師たちが阻止しようと抵抗していたことを語る。証拠はないが信じてもらうしかないと。そして、生徒たちに向かい、貴方たちはこれからあふれすぎる情報から真実を見つけ出す作業をしなければならない。ネガティブな情報に惑わされないためには“情報”ではなく“人”を見ることが大事。信頼している人のことは信じられると話し、

「信頼は互いに築くもの。私はこれまで何度も何度もお説教をしてきた。お説教で一番大事なのは信頼関係。みんなに語った言葉への信頼。その言葉を受けて反省してくれるということへの信頼。信頼は独りでは作れない。互いにつくるもの。自分は生徒たちに信頼されていると思う。だから、先生たちを信じてほしい」と頭を下げる。

静の説明を生徒たちは受け入れ、脇坂は思い通りにならずに学校を後にする。脇坂を追いかけた森口は、「誰か信頼できる人間を作ったほうがいい。このままだと君は僕みたいになるぞ」と声をかける。

その後、学校は無事再開され、生徒たちの日常は戻った。愛花(志田未来)は教師に復帰するための就活中。聖羅と大口は「いろいろ取り戻す」ために合コンするという。そして静は今日も生徒たちへ「説教」を始める。

■森口が明かした脇坂の闇
森口曰く、「脇坂の両親は“無関心型の毒親”で、頭がいいゆえに周囲を見下すようになり、人を困らせることでその欲求を満たすようになった」という脇坂。静の「生徒たちへの説教」を聴いた脇坂は、自分が相手にされていない信頼されていない人間なのだと気づき、恥じ入るように学校から去って行った。このまま脇坂は救われないのかと思ったが、森口が彼を追いかけて声をかけたのは嬉しかった。気づきがあれば、彼らにもきっと信頼できる人ができるだろう。

■笑いあり感動あり
静を筆頭に教師のキャラが異常に濃かった本作は、重いテーマの回でも彼らが起こすドタバタに大笑い。愛されキャラの浦見の「中身がないのに力強い」セリフにも毎度癒された。静の心を打つ「神説教」には、何度も感心させられた。生徒たちに話した「情報ではなく人をみる」「説教で一番大事なのは信頼関係」というくだりにはナルホドと唸らされた。

最後は京子校長の「私はみんなを救いたい」という願いが叶い、すっきりとした幕引きとなった。

■Blu-ray&DVD&「なんで私まで神説教!?」
「なんで私が神説教」のBlu-ray&DVDが2025年12月10日(水)に発売することが決定した。またHuluオリジナルストーリー「なんで私まで神説教!?」第1話浦見が主役の「浦見光の神説教」に続き、聖羅と大口が主役の第2話と、森口が主役の第3話が最終話放送終了後から配信されているので、そちらも是非視聴されたい!

日テレ「なんで私が神説教」は2025年4月12日(日)21時放送スタート。/主題歌:アイナ・ジ・エンド「Aria」(avex frax)/出演:広瀬アリス、渡辺翔太(Smow Man)、岡崎紗絵、野呂佳代、堀内敬子、小手伸也、伊藤淳史、木村佳乃 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kamisekkyo_ntv」。番組公式Instagramアカウントは「@kamisekkyo_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「なんで私が神説教」番組公式サイト

【2025年春ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】