NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」第3話 ブリュッセルで教育係トーマスとの日々【ネタバレと第4話予告】

07時00分ドラマ
ⓒ 2024 Millstreet Films /RTL

NHK総合にてオランダ発の海外ドラマ「マキシマ オランダ・プリンセス物語(全6回)」の第3話が6月15日(日)に放送された。気になる見どころとネタバレあらすじを紹介しよう。次回第4話は6月29日に放送される。NHKプラスで配信、番組サイトで番組紹介ムービーと予告動画が公開されている。



「マキシマ オランダ・プリンセス物語」は、アルゼンチンでのびのびと育った独立心旺盛な女性マキシマが、アメリカでキャリアを積んでいるときにオランダの皇太子と出会い、やがて婚約するまでの喜びと苦悩の道のりを描く。⇒【関連記事・各話のあらすじ】

■第3話 ネタバレあらすじ
2000年5月ベルギー。
ウィレムの勧めで、NYからベルギー・ブリュッセルに転勤したマキシマは、オランダ王室から派遣されてきた教育係のトーマス教育係トーマスのもと、オランダ王室の一員となるための勉強を始める。オランダ語やオランダの歴史、法律、マナーなど勉強漬けの日々を過ごすなか、多忙なウィレムとはほとんど会えず寂しさを募らせる。やっと会えたと思っても、ウィレムはうちに去っていく。

やがてベルギーの居場所を突き止めたマスコミに追われるようになり、さらに父ホルヘがアルゼンチンの軍事独裁政権時代に大量虐殺に加担していたと非難する報道が過熱していく。、に居を移したマキシマ。レストランでウィレムとの食事を楽しむマキシム。2人の交際は順調に進んでいたが、ウィレムは少しでも長く2人の時間を保つために細心の注意を払っていた。彼らに見つかってしまったら、もうコントロールが不可能だからだ。自分には秘密はないから大丈夫だとマキシムはいうが、ウィレムは心配そうだ。

1983年12月 アルゼンチン。
軍事独裁政権が終り大統領が選ばれた。もうホルヘは要職にはないようで、一家の生活はこじんまりとしている。アルゼンチンには新しい時代が訪れようとしていた。田舎の家で異母姉妹のドロレスは前政権下での父の行動を非難する。マキシマは何か思うところがありながらも、優しい父には何尋ねず、学生生活を謳歌する。

2000年11月ベルギー。
ついにブリュッセルに住んでいることがマスコミにばれてしまい、自宅前で突撃取材を受けるマキシマ。テレビでも2人の結婚について取り上げられ、独裁政権下に拉致、監禁、拷問や虐殺に加担した政権下で官僚をしていた父ホルヘを非難、ただの民間人ではないマキシマと「結婚するなら王位継承権を放棄すべき」という意見も目にすることに。

それでも、真面目に王妃教育を受け続けていたマキシマだったが、マスコミから「皇太子が元カノと密会」という記事を見せられ我慢の限界に…。すぐさま荷物を詰めると、アルゼンチン行きのチケットをとる。トーマスにも帰国することを告げタクシーを頼む。すると、翌日来るはずだったウィレムがサプライズで玄関に現れる。けれどマキシマはウィレムの説明を信じず、空港へと向かう。

■魅力的な紳士トーマス
王室がマキシマの教育係として派遣したトーマス・ヴァーヘナール。一見すると堅物そうな中年男性なのだが、実はとても優秀で愛情あふれる人物。25年連れ添った夫が居て、カワイイ名付け子と暮らしているらしい。マキシマの複雑な心境を把握しつつ、オランダ語や文化の勉強を進めるため、マキシマが好きな「映画」を使ったり、マスコミ対策として変装を勧めたり、多忙で逃げ出してしまったマキシマを迎えに行ったりと彼女をサポートする姿は、父親というより母親のよう。

映画好きな2人が親しくなるきっかけとなった「映画のセリフ当て」をするシーンは必見。

■多忙なウィレムからの差し入れ
欧州に引っ越して来たら頻繁に会えると約束していたのにも関わらず、ウィレムは以前よりも忙しく、マキシマの寂しさは募るばかり。交際が明らかになったマキシマとは、会うことを控えなければならないのだろうか?それでも、彼女を応援するために、彼女の好物を差し入れするなど、細やかな心遣いはさすが王子様だ。

ちなみに、マキシマが差し入れしてもらっていたアルゼンチンの伝統菓子「ドゥルセ・デ・レチェ」は練乳から作られた液体キャラメル。映画を見ながらドゥルセをスプーンで美味しそうに食べていたマキシマ。あの様子では一晩で一缶食べ終わってしまったかも?

■ウィレムの浮気発覚?
会えない時間が長すぎてウィレムの言葉も信じられなくなってしまったマキシマ。マスコミの記事を目にしただけでアルゼンチンへの帰国を決めてしまったのは、それだけストレスが貯まっていたからだろう…。出ていこうとするマキシマをトーマスは止めなかった。次回第4話は自分と父の過去と向き合うことに…。

■第4話 あらすじ
2000年12月。ベルギーでの生活でウィレムに不満を持ったマキシマはアルゼンチンに帰国。ウィレムは携帯電話に何度も伝言を残していたが、マキシマは電話に出ようとしなかった。父ホルヘと2人きりになったマキシマは、マスコミが父の過去を掘り返し続けていることにふれ、なにか自分が知っておくべきことはないかと尋ねる。かつてアルゼンチンで過ごしていた日々に思いをはせるマキシマ。そこにウィレムがやってくる。

■キャスト
マキシマ・ソレギエタ(デルフィナ・チャベス:坂本真綾)
ウィレム・アレキサンダー(マルタイン・ラケマイヤー :神谷浩史)
ホルヘ・ソレギエタ(ダニエル・フレイレ:仲野裕)
ベアトリクス女王(エルジー・デ・ブラウ:一龍齋貞友)
クラウス王配(ゼバスティアン・コッホ:黒澤剛史)
トーマス・ヴァーヘナール (ヤーコブ・デーウィック:北田理道)
ほか

原題:Máxima
制作:2023年 オランダ
ⓒ 2024 Millstreet Films /RTL
【放送予定】NHK総合 2025年6月1日(日)23時より 全6回
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語、スペイン語、オランダ語)| 字幕放送有り]
NHKプラス配信あり
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」番組サイト

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