パナソニック、ポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」を発売、動画で紹介

パナソニックは、ポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」(オープン価格)を10月8日から発売する。
昭文社「MAPPLEガイド」データ約100冊分、全国約8万件の施設情報をSDHCカードにプリインストールしており、ガイドブックのような感覚で出発前に行きたいところを探すことができる。ガイドブック情報は、47都道府県別に収録しており、県別のガイドブックからジャンルの絞り込みで行きたいところを検索できる。
見つけたスポットには「付箋」が貼り付けられ、旅行プラン時には簡単に呼び出せる。好みの地点を出発地にして、付箋をつけたスポットの中から訪ねたい場所をめぐるオリジナルの旅行プランも作れる。
1つのルートで、訪ねたい場所は最大5つまで設定でき、訪ねる順番は自由に選べる。SDカードに最大5ルートまで保存でき、自宅であらかじめ作成した旅行プランを旅先で簡単に呼び出すことも可能だ。
ガイドブックデータは、追加することができ、今後、発売されるガイドブックデータをオンラインで購入、データベースのアップデート・拡充が行える。販売は、同社直販サイト「パナセンス」からを予定している。
10月配信予定ガイドブックデータとしては、東京情緒食堂、地元の食・郷土料理、農家レストラン、旨いこだわり蕎麦、全国道の駅、全国のお土産、日本の百選、花の名所・紅葉の名所、四国巡礼88ヶ所がある。
また、GPSとカメラ機能を使って近くの施設の詳細情報が画面に表示される「何これカメラ」機能を搭載しており、近くの施設にカメラを向けてシャッターを切ると付近にある施設のガイドブック情報を検索して画面上に表示する。
新機能「街並みスコープ」も搭載しており、内蔵カメラによって目の前の風景がディスプレイに映し出された上に、施設名・地形名・ランドマークなどの付加情報を重ねて表示する。
カメラ(約200万画素)機能で撮影した写真に位置情報を付加することもできる。撮影した場所は、地図上にカメラマークで表示され、地図上のカメラマークをタッチすると写真を表示、旅の思い出を撮影位置情報とともに記録できる。
さらに、自分が今どこにいるのかという位置情報をGPS情報から、また向いている方角を電子コンパス(歩行モード時のみ)により、地図上で確認することができ、初めての観光地でも街歩きをサポート。
出発地点から目的地まで自分のいる位置を地図上で確かめることもでき、現在地と目的地までの方向直線を表示することに加えて直線距離も画面上に表示。自分のいる現在地と目的地の場所を確認できるため、目的地を見失わない。
歩行モード(おでかけウォーク)では、横画面表示に加え縦画面でも表示でき、持ちやすくて見やすい地図表示が可能になった。昼夜の地図色に加え、条件に合わせた地図表示もでき、時刻に応じて昼画面/夜画面を自動で切り換えることもできる。
省電力モードの採用により、操作しないままでいると、まず画面が暗くなり、次に画面がOFFになり、約6時間のバッテリー駆動を可能としている。
もちろん、付属の車載用吸盤スタンドの専用クレードルに装着することで、カーナビゲーションとしても利用できる。
画面上の「ランドマーク」ボタンを押すだけで、駐車場やコンビニなどあらかじめ選んでおいたランドマークを地図上に表示し、選択したランドマークまでのルートも高速で探索できる。表示するランドマークの種類はカスタマイズが可能で、任意のランドマークを最大5種類まで登録できる。
ルート案内中に[迂回]ボタンを地図上に表示、渋滞や混雑具合に合わせてボタンを押せば、素早く現状ルートとは違う迂回ルートも探索してくれる。
加えて、ワンセグチューナーを内蔵し、ワンセグ放送のリアルタイムでの視聴に加えSDメモリーカードへの録画も可能。SDメモリーカードに書き込まれたMP3/WMAコーデックの音声ファイルも再生できる。
スペシャルコンテンツの「旅ナビ ラクラク操作ツアー」では、ガイドブックを見る、ガイドブックに付箋を貼る、旅行プランを立てる、といった操作を動画で解説。実際の操作方法を知ることができる。
同じく「旅ナビ 早わかり旅番組」では、司会やキャスターなどで活躍する中村友美が、実際に同製品を操作して、京都の街中をぶらりと散策する。具体的な使い方をイメージすることが可能だ。
パナソニック「旅ナビ ラクラク操作ツアー」
パナソニック「旅ナビ 早わかり旅番組」