NHK大河「べらぼう」蔦重(横浜流星)が初対面でてい(橋本愛)に告白 第24話ネタバレ第25話予告

09時56分ドラマ
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NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)6月22日(日)放送の第24話「げにつれなきは日本橋」で蔦重(横浜流星)が初対面のてい(橋本愛)にプロポーズするも惨敗、6月29日(日)放送の第25話「灰の雨降る日本橋」で浅間山噴火、火山灰からていと店を守る。予告動画は番組公式ホームページで公開中だ。



大河ドラマ64作目となる「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は貸本屋から身を興し、書籍の編集・出版業を開始し、のちに江戸のメディア王として時代の寵児となった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の人生を描く。

6月22日放送の第24話では、蔦重が吉原の親父たちによる支援のもと、「耕書堂」日本橋出店にむけて準備を始めるが、売りに出されている「丸屋」のていは、吉原者を毛嫌いし、出店を断固拒否する・・・という物語が展開。

平行して、蝦夷地獲得のため暗躍する田沼意知(宮沢氷魚)は、誰袖(福原遥)による抜荷作戦が思うように行かず立ち往生・・・という時に、松前藩主・松前道廣(えなりかずき)が抜荷作戦に参戦することに。極悪非道の道廣参戦でますます危険な香りが漂う回となった。

そして6月29日(日)放送の第25話では、天明3年の浅間山噴火が起こり、蔦重は通油町に降り注ぐ火山灰の除去のため奔走する。この浅間山噴火が、田沼の蝦夷地上知、蔦重の日本橋出店にどう影響していくのか、ドラマの行く末も見守りたい。

■プロポーズも“べらぼう”な蔦重
第24話で本格的に物語に登場した、丸屋の一人娘・ていは、後に蔦重の妻となる役どころ。演じる橋本愛は、「西郷どん」(2018年)で西郷隆盛(鈴木亮平)の最初の妻・須賀を、「青天を衝け」(2021年)では渋沢栄一(吉沢亮)の妻・千代を演じ、今回が大河ドラマで主人公の妻役を演じるのは3度目となることでも注目を集めている。

さて、物語では日本橋に乗り込む忘八&蔦重に対し、日本橋のメンツを懸けた鶴屋が火花を散らす中、蔦重の突然の告白が話題を集めた。蔦重は、初対面のていに「どうです、女将さん。一緒に本屋をやりませんか?」と提案。「お受けしかねます」と即答するていに、「じゃあ・・・俺と一緒になるってなぁどうです?」といきなりのプロポーズに、SNSは大盛り上がり。「勉強大好きなメガネっ子が、学校の人気男子に突然告白される少女漫画みたい」「意外な方向からの告白!」「イケメンすぎる」などコメントが寄せられた。

本を慈しむという点で、ソウルメイトを得た蔦重。第25話の予告では蔦重とていの祝言シーンもあり、今後の2人の関係にも注目したい。

■第24話ネタバレ
蔦重と吉原の親父たちは、耕書堂の日本橋出店に向けて動き出した。扇屋(山路和弘)の紹介で、吉原のツケが溜まった茶問屋・亀屋の若旦那に頼み、亀屋が丸屋を買い取り、その後に蔦重が借りるという作戦をとる。一方、一橋邸では、田沼意次(渡辺謙)が蝦夷地問題について治済(生田斗真)に探りを入れようとするが、治済は蝦夷の口琴ムックリで遊ぶばかりで話しが進まない。抜荷のことを調べるため、上方へ行っていた東作(木村了)も確かな情報を得ることは出来ず戻って来る。

亀屋の丸屋買い取り作戦は、ていに吉原のツケが溜まっていることを見抜かれ、失敗。
蔦重は、ていがどんな人物か調べるためにていがよく行く寺へ向かうと、ちょうどその時、ていは寺の和尚・覚圓(マキタスポーツ)に本を寄贈しようとしていた。“捨てる神あれば拾う神あり”。本を屑にせず、子供たちの手に渡ることを祈るていの、本に対する真っ直ぐな気持ちに蔦重は心打たれる。

そんな中、扇屋が丸屋の証文を持ってやって来る。これで日本橋に乗り込もうというのだ。一方、丸屋では、すでに鶴屋が上方の本屋・柏原屋(川畑泰史)を買い手として連れてきていた。そこへ蔦重や吉原の親父たちが乗り込んできて、証文合戦となり、膠着状態に。すると蔦重は本屋を守りたいていの気持ちを汲み取り、「屋号は残す」と言い出す。「丸屋耕書堂」とし、丸屋の暖簾を守ろうと提案する蔦重。それをていが拒否すると、蔦重は「一緒に本屋をやろう」と堂々と結婚を申し込む。

しかしていは毅然と拒否し、蔦重の日本橋進出の夢は途絶えることとなる。その後、居酒屋で親父たちと憂さを晴らす蔦重は、りつ(安達祐実)から、ていの夫の話を聞く。ていの夫は、結婚すると吉原通いを始め、本屋を潰してしまうきっかけを作ってしまっていた。「また男が自分の独り身につけ込んできたとしか思えなかったんじゃないのかい?」というりつの言葉に蔦重はハッとさせられ、自分の言動を反省するのだった。

一方、抜荷作戦が滞る意知と誰袖だが、そんな中、道廣(えなりかずき)が吉原を訪ね、大文字屋(伊藤淳史)に琥珀の抜荷をしようと話しを持ちかけてくる。やがて季節は夏になるが、肌寒い時期が続く。地震が増え、浅間山の変化が噂される中、蔦重の元に柏原屋が訪ねてきて、「蔦屋さん、ウチからあの店、買いまへんか?」と申し出て来るのだった。



■第25話あらすじ
柏原屋から丸屋を買い取った蔦重は、須原屋の持つ「抜荷の絵図」と交換条件で、意知から日本橋出店の協力を仰ぐ。そんな中、浅間山の大噴火で江戸にも灰が降り注ぐ。蔦重は通油町の灰の除去のため賢明に働く姿にていも心が揺れる。一方、松前廣年は、抜荷の件で大文字屋を訪ねるのだが・・・。

NHK大河ドラマ「べらぼう」は2025年1月5日(日)から総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:森下佳子、出演:横浜流星、染谷将太、橋本愛、宮沢氷魚、高橋克実、生田斗真、冨永愛、安達祐実、水野美紀、風間俊介、尾美としのり、里見浩太朗、渡辺謙ほか。番組公式Xアカウントは「@berabou_nhk」。第25話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

大河ドラマ「べらぼう~蔦屋栄華乃夢噺」番組公式サイト

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