【最終回ネタバレ】「波うららかに、めおと日和」芳根京子と本田響矢、いつまでも見ていたいキュンな夫婦

10時39分ドラマ
©フジテレビ

「波うららかに、めおと日和」(毎週木曜、22時、フジテレビ)の最終回・第10話が6月26日に放送された。暴風雨に見舞われた瀧昌(本田響矢)の船も無事に生還し、なつ美(芳根京子)とともに指輪を受け取り、約束の蛍狩りへ向かう。最終回の視聴率は6.1%で昭和のラブコメは平穏に幕を閉じた。最新話はTVer、全話はFODで配信されている。



「波うららかに、めおと日和」とは
「波うららかに、めおと日和」は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメだ。その最終回、第10話が6月26日に放送された。

■最終回・第10話ネタバレあらすじ

瀧昌(本田響矢)の乗船している船が暴風雨に巻き込まれたという情報をもらったなつ美(芳根京子)だが、海軍の妻としてしっかり家を守らねばと思う。しかし、艦の状況が気になって居ても立ってもいられない。海軍の情報を取りまとめている鎮守府に行けば何か分かるかもしれないと思い、なつ美は出かけようとする。

すると、そこへ芳森芙美子(山本舞香)が訪ねてくる。結婚を約束している深見のことが心配になり、なつ美のもとを訪れたのだった。二人が涙ぐんでいる所へ、柴原郁子(和久井映見)がやってくる。郁子は二人に海軍の妻としての心構えを説いた上で優しく慰め、「大丈夫よ」と明るく励ます。

郁子の言葉を胸に、瀧昌の無事を祈りながら日々、丁寧に暮していたなつ美は玄関が開く音を聞く。瀧昌が戻ってきたのだ。怪我はしていたが、瀧昌の無事な姿をみてなつ美は喜びを爆発させた。

芙美子も買い物途中で、ギブスをはめている深見龍之介(小関裕太)から声をかけられる。芙美子は花火の時に深見が「僕が死んだらどうしますか?」と言った時に「別の人生を考えます」と答えたことをわびた。深見も死にそう担ったときに、もう一度芙美子に会いたいと思ったと素直な気持ちを伝えた。

瀧昌となつ美の家になつ美の家族が訪ねてきて、楽しい時間を過ごす。家族との賑やかな時間を瀧昌も堪能した。その後、和菓子やの坂井嘉治(戸塚純貴)がおはぎをもってやってきた。二人の間の会話が未だに敬語であることを指摘して帰る。

翌日、以前注文していた指輪をとりに行く。担当者(竹財輝之助)が気を利かせて席を外すと、二人で互いの指輪をはめてあげる。そして、約束通り、蛍を見にゆく。あっという間に1年がたったことに驚く二人だったが、平穏な生活は家にもどっても続いていた。

最終回はレギュラー陣総出演で無事に幕を下ろした

昭和11年から12年までの1年間の新婚夫婦を描いた「波うららかに、めおと日和」。戦争が激化する前の時点での幕となったため、戦争の影響などがないうちに“平穏”に最終回を迎えた。最終回にはなつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)のうぶな夫婦だけでなく、“ふかふみ”ペアの芳森芙美子(山本舞香)と深見龍之介(小関裕太)の幸せな様子も描かれ、瀧昌がなつ美家族と打ち解けるシーンも入る円満な幕引きとなった。

Blu-ray&DVD-BOXの発売が決定

ネットを中心に大きな話題を呼んだ昭和レトロなラブコメ「波うららかに、めおと日和」も無事に幕を閉じた。そのBlu-ray&DVD-BOXが2025年12月3日(水)にリリースされることが決定した。発売について芳根京子は「皆さんに、いつでもなつ美や瀧昌たちに会っていただけるのが、とても幸せです!ぜひ、手に取って、楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。

共演者クランクアップ©フジテレビ

クランクアップの模様

なつ美の友人・芳森芙美子を演じた山本舞香と、瀧昌の同僚・深見龍之介を演じた小関裕太は、芙美子と深見にとって改めてお互いのことを確かめ合う大切なシーンを最後に、クランクアップを迎えた。なつ美の心強い相談役を演じた和久井映見は「私はいつもセットで撮影させていただいていたのですが、居心地が良くて、セットの中にいる時間がすごく好きでした。(セットに)ずっといても、白い足袋があまり汚れることがなく…見えないところで、スタッフの皆さんのいろいろなお心遣いがあって、このステキな空間ができているんだなぁ、と思いながら、ここにいさせていただきました」とスタッフの心配りに注目したという。

主演クランクアップ©フジテレビそして、芳根京子、本田響矢は一緒にクランクアップを迎えた。演出の平野眞から花束が贈られると、本田と平野は抱擁を交わし、平野が本田へ「瀧昌が響矢でよかった。」と声をかけると、本田は思わず涙ぐむ。その後、本田は「本当にありがとうございました。たくさんの方に愛される作品に携われたこと、うれしく思っています。江端瀧昌という役を演じられて本当に幸せでした」と感無量だったという。座長を務めた芳根京子は「ありがとうございます」とまずは感謝の気持ちを伝え、その目には涙が浮かぶ。「お疲れさまでした。とにかく今はホッとしています。本当に皆さまのおかげで、このチームだから乗り越えることができました」と話し、セリフの言葉がパワーになったといい、「たくさんの勇気と少しの自信をいただいて、次に進んでいきたいなと思っています」と言葉を寄せた。出演者のクランクアップコメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

気になる最終回の視聴率は?

令和の時代に昭和レトロなラブコメ「波うららかに、めおと日和」がどう受けるかと思われていたが、配信やTVerのお気に入りランキング、ネットでのつぶやかれ方など若い世代を中心にとても受け入れられた。ビデオリサーチ社調べの視聴率は世帯5.9%、5.8%、4.9%、6.0%、5.5%、5.9%、5.7%、5.8%、6.4%、個人3.2%、3.0%、2.7%、3.4%、3.1%、3.1%、2.9%、3.2%、3.4%と初回から考えて、大きく落ち込むこともなく、最終話に向かって上昇してきた。最終回は世帯6.1%、個人3.2%で幕を閉じた。

フジテレビ 2025年4月24日スタート。毎週木曜日22時放送「波うららかに、めおと日和」。出演:芳根京子、本田響矢、和久井映見、生瀬勝久、山本舞香、小関裕太、小宮璃央、戸塚純貴、高橋努、紺野まひる、森カンナ、咲妃みゆ、小川彩 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@meotobiyori」。

フジテレビ「波うららかに、めおと日和」番組公式サイト

【2025年春ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】