「最後の鑑定人」藤木直人が科学捜査の最後の砦となる凄腕鑑定人を熱演【2025夏ドラマ】【第1話予告】

12時15分ドラマ
©NHK

藤木直人が凄腕鑑定人、白石麻衣が人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員としてバディを組む「最後の鑑定人」(フジテレビ、水曜22時)、2025年7月9日に第1話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「最後の鑑定人」とは
かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品だ。その第1話が7月9日に放送される。

原作情報

同ドラマは岩井圭也の同名小説を映像化している。岩井圭也が農学部出身でカビやバクテリアなど微生物の研究をしていた“科学者”であり、そんな岩井だからこそ描ける科学捜査の醍醐味やリアリティーが細部にまで散りばめられている。重厚な世界観を紡ぐ岩井は、このたびのドラマ化にあたり「鑑定の現場で日々奮闘している方々を心から尊敬しています。そのリスペクトを託したのが、“最後の鑑定人”こと土門誠という人物です。このドラマをきっかけに、一人でも多くの方が科学鑑定への興味を持ってくださったら、原作者としてうれしく思います」とコメントを寄せている。

俳優デビュー30周年の藤木直人がフジ連ドラ単独初主演

藤木演じる主人公・土門誠は、元科捜研のエースで卓越した鑑定技術の持ち主。「土門に鑑定できないなら、他の誰にも鑑定できない」とまで言わしめ、科捜研最後の砦として“最後の鑑定人”と呼ばれていた。しかし、ある事件をきっかけに科捜研を退職。現在は自ら民間鑑定所を設立し、警察や弁護士などから鑑定依頼を受けて捜査に協力している。あらゆる科学的アプローチを用いて些細な痕跡から事件の真実を暴き出す高度な鑑定技術を持つ一方、無駄な世間話を好まず無愛想で人に興味なし。徹底した合理主義者で、時には空気を読まない物言いで接する者を不快にさせてしまう奇人という設定だ。今作でフジ連ドラ単独初主演&初の鑑定人役&バディとなる白石麻衣とはドラマ初共演と“初”づくしとなる。

共演は白石麻衣、松雪泰子ら

乃木坂46を卒業後、俳優業以外にもバラエティー番組、CM、モデルなど活躍は多岐に渡っていりう白石麻衣が同作で演じるのは人が嘘をつく行動原理に興味があるため、日頃から人の嘘を見抜くクセがあり、鑑定所に訪れた依頼人にわざと不味いハーブティーを出して反応をうかがう変人・高倉柊子役だ。人に興味がない無愛想な天才鑑定人×人のウソを見抜く“変人”研究員というクセ強なニューコンビが今夏誕生する。さらに科捜研の凄腕研究官役で松雪泰子が出演する。藤木演じる土門について「土門さんの独特な世界観や視点は、作品をご覧になる皆様にとって、楽しんでいただける要素だと思います。土門さんと尾藤の過去が徐々に明かされていくエピソードは、これから演じるにあたり楽しみな部分です」と話している。



■第1話あらすじ

元・科捜研に勤めていた土門誠(藤木直人)は、今は自ら開設した『土門鑑定所』を営んでいる。そんな土門鑑定所で研究員として働く高倉柊子(白石麻衣)は学生時代に心理学を学んでおり、仕草や言動から人の嘘を見抜くことに長けていた。

そんなある日、神奈川県の海岸で水没車が引き上げられた。神奈川県警捜査一課巡査部長・都丸勇人(中沢元紀)と、係長・三浦耕太郎(阿部亮平)が現場を訪れると、車中で白骨化した遺体と貴金属がびっしりと詰められた鞄を発見。残留物から、12年前に発生した強盗殺人事件に関連していると推察した。しかしその後、一ヶ月経っても捜査は進展せず、諦めムードが漂っていた。そこで三浦は、意気消沈する都丸に対して『土門鑑定所』へ遺体の身元確認を依頼するよう指示する。

都丸は民間に頼むことに気が進まない中、三浦の指示通り『土門鑑定所』を訪れた。高倉に鑑定所の応接ルームに通されると、土門を待つ間ハーブ水でもてなされる。しかしそのハーブ水は驚くほどに不味く、どうやら高倉は都丸のリアクションを観察しているようだった。そこに土門が現れ、都丸は事件の概要や依頼内容の説明をはじめる。都丸に対してたびたび偏屈的な態度を見せる土門だったが、「検体を持ってきてください」となんだかんだ依頼を受けてくれるようで…。

フジテレビ 2025年7月9日スタート。毎週水曜日22時放送「最後の鑑定人」。出演:藤木直人、白石麻衣、松雪泰子、迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kanteinin_fuji」。

フジテレビ「最後の鑑定人」番組公式サイト

【2025年夏ドラマ】【全話あらすじ・関連記事】