NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」第4話 皇太子とは仲直りするも…父への疑惑が深まり【ネタバレと第5話予告】

01時26分ドラマ
ⓒ 2024 Millstreet Films /RTL

NHK総合にてオランダ発の海外ドラマ「マキシマ オランダ・プリンセス物語(全6回)」の第4話が6月29日(日)に放送された。気になる見どころとネタバレあらすじを紹介しよう。次回第5話は7月6日に放送される。NHKプラスで配信、番組サイトで番組紹介ムービーと予告動画が公開されている。



「マキシマ オランダ・プリンセス物語」は、アルゼンチンでのびのびと育った独立心旺盛な女性マキシマが、アメリカでキャリアを積んでいるときにオランダの皇太子と出会い、やがて婚約するまでの喜びと苦悩の道のりを描く。⇒【関連記事・各話のあらすじ】

■第4話 ネタバレあらすじ
2000年12月。
ベルギーでの生活でウィレムに不満を持ったマキシマはアルゼンチンに帰国。ウィレムは携帯電話に何度も伝言を残していたが、マキシマは電話に出ようとしなかった。

年末年始の休みを田舎の家で過ごすために、家族が集まっていた。その夜、父ホルヘと2人きりになったマキシマは、マスコミが父の過去を掘り返し続けていることにふれ、なにか自分が知っておくべきことはないかと尋ねる。しかし、父は何も言うことはないと断言する。

1993年。マキシマは大学に行きながら学費を稼ぐために銀行で働いていた。仕事が認められてラテンアメリカ部門のセールス部門に抜擢され、投資家に情報を売り込む仕事を始める。接客が得意なマキシマは実績をあげて仕事にのめり込む。弟のマルティンは大学を中退してバイクで旅に出たいと言い出し、父ホルヘと対立する。

マキシマは古い知り合いのテッツィアーノと恋仲になり、プロポーズもされる。しかし、ニューヨークで沢山稼ぎたいと希望するマキシマは、アルゼンチンで生活をしたいというティツィアーノの気持ちが理解できない。そんな中、上司の過った情報で多くの顧客に大損させてしまい、マキシマは仕事を失ってしまう。

2000年。やっと皇太子ウィレムがマキシマに会いに来る。ウィレムは新聞記事の事を謝るが、マキシマは自分がアルゼンチンに戻ってきたのは、ウィレムにまったく会えず、好きな仕事も出来ず、勉強漬けで、プレスに追われ、さらに父の過去のことで法廷に引きずり出そうとしているのをウィレムも王室も見て見ぬふりをしていることに腹を立てたのだと告げる。

ウィレムは何度も謝罪。マシキマの家族もウィレムを受け入れ、マキシマ自身も彼の誠実な態度に怒りを収め、2人に笑顔が戻る。それでも、年明けすぐにウィレムは仕事のためにアルゼンチンを離れることに…。

ホルヘに誘われ、クラブでの年始の集まりに参加したマキシマは、そこで今は軟禁状態にあるかつての独裁者ビデラのための寄付に、ホルヘも賛同していることを知る。マキシマはそれが露見したら、またヨーロッパのマスコミに叩かれると非難するが、ホルヘはチャリティーみたいなものだと軽視。マキシマは初めて、尊敬する父の言動に疑問を抱く…。

そこへウィレムから電話が入り、オランダの首相が父ホルヘを秘密裏に調査していたことを知らされる。そして、その結果を聴くためにマキシマは急遽オランダへ戻ることになった 。

■アルゼンチンの年末年始
年末年始を家族と一緒に過ごすため、ブリュッセルから帰国したマキシマが向かったのは、家族がいつも休暇を過ごす田舎の家だった。南半球に位置するアルゼンチンの年末は夏。緑あふれる庭でバーベキューを楽しんでいたのが、新鮮だった。

■ウィレムの歌再び
第2話でマキシマがオランダ王室へ挨拶に行くとき、ウィレムが歌った意味深な歌が、今話で再びウィレムが熱唱。オランダ語を解するようになったマキシマは、その歌詞からウィレムの思慮深さに気づかされ、彼を許す気になれた。完璧な王子様の魅力を維持し続けるウィレムに惚れ惚れ。

■ホルヘとマキシマ
アーティストの異母姉・ドロレスはビデラ政権下の恐怖を題材に作品を作り父と衝突、弟のマルティンは自分の人生を切り開くため、父の反対を押し切りバイクで旅に。マキシマだけがホルヘの望みどおり、勉強に仕事にと万進し、父のお気に入りだった。これまで父を盲目的に尊敬していたマキシマだったが、過去を思い出していくうちに、少しづつ父への疑惑が…。

オランダの首相が調査を指示していたというホルヘの過去。果たしてホルヘは軍事政権下の官僚として何か重大な罪を犯していたのだろうか?



■第5話 あらすじ
2001年1月オランダ。マキシマはオランダの首相が父ホルヘを秘密裏に調査していたことをウィレムから知らされる。そして父を結婚式に出席させないという結論を聞いて激怒する。マキシマはアメリカで仕事を始めたころ、昔から父と衝突していた異母姉と再会したときのことを思い出す。アーティストである姉はビデラ軍事政権下の恐怖や痛みを題材にしていた。マキシマは当時の父がなにを知っていたのか不安になる。

■キャスト
マキシマ・ソレギエタ(デルフィナ・チャベス:坂本真綾)
ウィレム・アレキサンダー(マルタイン・ラケマイヤー :神谷浩史)
ホルヘ・ソレギエタ(ダニエル・フレイレ:仲野裕)
ベアトリクス女王(エルジー・デ・ブラウ:一龍齋貞友)
クラウス王配(ゼバスティアン・コッホ:黒澤剛史)
トーマス・ヴァーヘナール (ヤーコブ・デーウィック:北田理道)
ほか

原題:Máxima
制作:2023年 オランダ
ⓒ 2024 Millstreet Films /RTL
【放送予定】NHK総合 2025年6月1日(日)23時より 全6回
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語、スペイン語、オランダ語)| 字幕放送有り]
NHKプラス配信あり
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」番組サイト

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