テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」第7話~第10話:ケス医院全員で九尾狐事件解決&キム・ヒャンギ離婚宣言

12時42分映画
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テレ東で地上波初放送中のヒューマン・医療・時代劇「朝鮮心医ユ・セプン」(全62話)、2025年7月5日(土)・6日(日)の第7話~第10話のあらすじを紹介、予告映像は現在、YouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】(ネタバレあり)



心を癒す“新しい医師”の物語

「朝鮮心医ユ・セプン」は、2022年に韓国tvNで放送されたヒューマンドラマ。

今回、テレビ東京ではシーズン1(全12話)とシーズン2(全10話)のシリーズ全話22話を全62話に編集して放送する。今回紹介する第7話~第10話はオリジナル全22話版の3話から4話冒頭まで。⇒【第12話(S1最終回)ネタバレ】【第22話(S2最終回)ネタバレ】

キャスト

ユ・セプン役/本名ユ・セヨプ:キム・ミンジェ
ソ・ウヌ役:キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役:キム・サンギョン
マンボク役:アン・チャンファン
ばあちゃん役:チョン・グクヒャン
ナメさん役:ヨン・ボラ
イップン役:キム・スアン
チャングン役:ハン・チャンミン
 ほか

■第7話

ケス医院に居候するばあさんから“プン”と呼ばれるようになっていたセプン(セヨプ)は、“ユ・セプン”と名乗ることに。

祭りの帰り、ウヌとセプンは左議政の養子シヌ(チョン・ウォンチャン)に出会う。シヌはウヌに密かに想いを寄せており、夜遅くウヌがセプンと親しくしているのが気にいらない。冷静でカリスマ性のある彼は、感情も情熱も表に出さないタイプだが、唯一ウヌだけが彼の心を動かす。彼は幼い頃から差別されて育ったが、ウヌの父・ソ県令(キム・ハクソン)に見込まれて弟子となり、ウヌとは兄妹のように育った。そして密偵として左議政の命を受け、ユ・セヨプ=セプンを探すためにソラク県にやってきたのだった。

翌日、料理上手のナメ(ヨン・ボラ)が帰ってくる。彼女は南海出身で、実は帰化した異民族の子孫。故郷を追われ、偶然ケス医院に流れ着き、食事担当をしている。

翌朝、山中で肝臓を抜き取られた遺体が発見され、昨年も同様の「九尾狐事件」が起きていたことから、今回も模倣犯の可能性が疑われる。ウヌは過去の事件の検案経験を活かしてセプンの捜査に協力。

一方、セプンはナメからケスがただの強欲な医者でなく、貧しい者を助けるために、両班から高額の診療費をもぎ取っている英雄だと聞かされる。

その夜、ウヌは夜に検死の本を読みながら勉強しており、首を吊って死んだ遺体と絞殺された遺体の違いをセプンに説明するため、彼の首に紐をかけて実演する。

■第8話

再び九尾狐の殺人事件が発生し、遺体のそばで血まみれの白丁の娘ヨニが発見される。夢遊病のため記憶がない彼女が有力な容疑者とされる。記憶のないヨニは左議政チョ・テハクの養子である御史シヌから問い詰められ「私が殺したようです」と自白してしまう。セプンたちはヨニの無実を証明しようとするが、シヌは彼女を投獄する。

セプンはヨニが本当に夢遊病なのか過去の診察記録を調べる。そしてヨニが牢を抜け出し裸足のまま山に入るのを、ケスとシヌと共に尾行する。セプンが声をかけるとヨニは気を失い、ケス医院に連れて行く。

なぜ、牢の鍵が開いていたのか?セプンとウヌはヨニの無実を証明するために奮闘する。

実は事件の背後には、この地域の座首イム・スンマン(キム・ヒョンムク)とウヌの義弟(コ・ゴンハン)が関わっていた。九尾狐事件に見せかけてイム・スンマンは自分の利益を得ようとし、義弟は出世を狙っていた。イム・スンマンは王への献上品を横領し、希少な白い貂(テン)を捕まえる者たちを排除しようとしたのだった。

その夜、ヨニが「お化け(トッケビ)が出た!」と取り乱す。ウヌはヨニが犯人を見たと確信する。そして遺体から矢に刺された証拠を見つける。これで遺体は矢で射殺され、矢を隠して血抜き刀を置いて九尾狐事件に偽装したことが判明する。



■第9話

セプン(セヨプ)はヨニの言葉から九尾狐事件の現場で手がかりを見つけ、さらに天才的な記憶力の持ち主で薬剤倉庫担当の少年チャングン(ハン・チャンミン)の力を借りて、ヨニが診察にきた当日の診療記録から犯人を捜す。

一方、義弟は昨年の九尾狐事件を解決したウヌが目障り。イム・スンマンに頼んで、ウヌを婚家に戻すよう画策する。ウヌは父・ソ県令に婚家に戻るとつげて婚家へ。しかしこれはウヌの作戦、義弟を疑うウヌは証拠を探すために戻ったのだった。家探しするウヌの前に義弟が現れる。ウヌはひるまずに証拠の矢じりの先を見せる。興奮した義弟はウヌの首を締め、そこにセプンとマンボク(アン・チャンファン)に率いられてシヌが登場し、真犯人である義弟は捕らえられる。

姑はウヌを平手打ちし、セプンは長男の胃がんを隠してウヌと婚姻させたうえ、ウヌを殺害しようとした事実を暴露する。ウヌは亡き夫の位牌の前で礼をし、婚家との縁を自ら断ち切る。

※ウヌは、自らチョゴリ(上着)のオッコルム(紐)を切って離婚宣言したが、これは当時実際にあった離婚のやり方。詳しくは「ポッサム」第8話豆知識で。

■第10話

婚家との縁を切ったウヌは、人を助けるような仕事がしたいと言う。セプン(セヨプ)はケス医院で働きながら医術を習うことを勧める。

宮中では突然、血を吐いて倒れる尚宮が現れ、皮膚に腫れと毒殺が疑われる症状が出る。これは先王が亡くなった時と似た状況。その尚宮は事件当時に関与した宮女がまだ生きていると伝えて亡くなり、王(オ・ギョンジュ)はこの事実を秘密にする。

シヌはイム・スンマンを呼んで、今回の事件に関与しているかと確認。否定する彼に今後勝手な行動に出るなと暗に釘を刺す。そして、セプンがユ・セヨプかと確認し、スンマンは否定する。

セプンの父(チャン・ヒョンソン)が亡くなった時に持っていた毒殺の証拠である鍼と蝶の模様の飾りはシヌのものだった。果たして犯人はシヌなのか?

一方、左議政からシヌに届いた手紙を盗み見たスンマンは、セプンが“ユ・セヨプ”だと見抜く。そして自分の味方に付けと迫るが、セプンはきっぱり断る。

テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」ページ
 2025年6月14日スタート 土・日6:00~6:30
YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画

【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】kandoratop