【最終回直前】NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」第5話で過去と現在がつながった!ネタバレと第6話予告

NHK総合にてオランダ発の海外ドラマ「マキシマ オランダ・プリンセス物語(全6回)」の第5話が7月6日(日)に放送された。気になる見どころとネタバレあらすじを紹介しよう。最終回の第6話は7月13日に放送される。NHKプラスで配信、番組サイトで番組紹介ムービーと予告動画が公開されている。
「マキシマ オランダ・プリンセス物語」は、アルゼンチンでのびのびと育った独立心旺盛な女性マキシマが、アメリカでキャリアを積んでいるときにオランダの皇太子と出会い、やがて婚約するまでの喜びと苦悩の道のりを描く。⇒【関連記事・各話のあらすじ】
■第5話 ネタバレあらすじ
2001年1月オランダ・ハーグ。
ウィレムとオランダに戻ったマキシマは、オランダの首相が父ホルヘを秘密裏に調査していたことをウィレムから知らされる。さらに、大臣やウィレムの母が会議した結果、父を結婚式に出席させないと聞いて激怒する。
ウィレムは「政治的な駆け引きだ」「君を心配させたくなかった」とマキシマを落ち着かせようとするが、マキシマの怒りは収まらない…。
1996年4月NY
仕事を求めNYにやってきたマキシマは、旧友でアーティストのトレースのロフトを間借りする。いくつかの銀行に面接に行もおもわしい結果が得られず、思い切ってアルゼンチン時代の営業部門での失敗談を話すやる気を買われ、HSBCで部長職に。その後さらに実績を重ねてドイツ銀行へ転職する。
トレースの作品展を母と見学に行くと、そこで異母姉妹ドロレスの作品「傷」を褒められる。トレースも感銘を受けたというその作品は、ビデラ軍事政権下の恐怖や痛みを題材にしていた。マキシマはドロレスと再会するが、「あの人は聴こうとしないし責任を取ろうともしない」「あなたはどう思うの?(これまで)見たり聞いたりして、何とも思わないの?」と、父ホルヘや過去の出来事と向き合わないことを非難される。
マキシマはトレースやドロレスに背を向け、アルゼンチン時代の友人・シンシアとつるむようになる。ファション業界にいるシンシアはパーティー漬けで、初めの頃は楽しんでいたマキシマだったが、次第に疲れていくようになる。
1998年9月
ついにドロレスの作品を見に行くが、作品に衝撃を受け、元カレのテッツィアーノに助けを求めてしまう。急いでNYにやってきたテッツィアーノと一晩を過ごし、アルゼンチンに一緒に帰ろうと誘われるが、マキシマはまたしてもブロポーズを拒絶する。テッツィアーノは「君の欠点はなんにでも満足しないことだ」と指摘し去った。
とうとう独りになってしまったマキシマは、手料理をもってトレースに会いに行く。トレースは彼女を許し、タロットカードでマキシマの未来を占う。すると、これから何もかもが変わり、王子様に出会うと出て…。
そんな中、シンシアが突然職場にやってきて、マキシマをスペイン旅行に誘った。マシキマとウィレスが出会ったあの旅だ。
2001年1月ハーグ
ウィレムの心遣いと、過去を振り返ったことで冷静になるマキシマ。これまで自分が父と言い争いをしたことがないこと。ビデラ軍事政権下の恐怖や痛みを題材にした姉の作品を観て衝撃をうけたことをウィレムに語る。「姉は質問するのを恐れなかった。私は臆病」と嘆くマキシマに「聞いたら何が起こると思うの?」と尋ねるウィレム。
翌朝。ウィレムはマキシマにスケート靴をプレゼントする。マキシマは「私はあなたの国に望まれていない」とプレゼントを断ろうとするが、ウィレムは「僕は気にしない。大事なのは僕と君だけだ。信じて後悔はさせない」と彼女を説得する。
■NY時代のマキシマ
念願叶ってウォール街で働きだしたマキシマは、押しの強さを武器に営業部門の部長に抜擢され、キャリアアップを重ねてドイツ銀行へ。欲望のままにパーティーに参加し、遊び歩くマキシマ。順風満帆にみえていたが、心の友トレースとの決別は堪えた様子。それにしてもいくら寂しかったといえ、元カレをNYに呼びつけておいて、元さやに戻る気はないと言い切るのは冷たすぎた…。ティツィアーノにも、どうか素敵な出会いが訪れますように。
■良い子の仮面
そんな自己中心的な彼女なのに、何故か両親の前では「良い子」の仮面をかぶってしまうから不思議だ。家族を大事に思っているからこそ「良い子」で居続けていたのだと思うが、「父に過去を問うこと」は避けて通れない道。次週の最終話でついに父と対峙することに。
■タロット占い大当たり!?
親友のトレースのタロット占いは、マキシマの未来をピタリと当てた。「王子様に会えるよ」というトレースの予言を覚えていたのか、マキシマは少し疎遠になっていたシンシアからの「王子様が来るよ」というスペイン旅にすぐに乗り気に。フィレスとの出会いを自然に受け入れられたのが、タロット占いのお告げからだったとは予想もしていなかった。
次週はついに最終回。果たしてマキシマは父ホルヘにきちんと“質問”することはできるのか?マキシマはウィレムとの結婚で、プリンセスになることは出来るのだろうか?
■第6話 あらすじ
マキシマはウィレムから正式にプロポーズされ喜んで受け入れる。マキシマの父ホルヘの経歴が問題になっているがウィレムは王位継承権を失うことも覚悟していた。ホルヘが結婚式に出席するなら議会は結婚を承認しないと首相たちに言われ、マキシマは強く反発する。ホルヘのことがオランダ中で騒がれているなか、さらにウィレムが失言をしてしまう。マキシマはベアトリクス女王と話した後、父と直接話をするためアルゼンチンに行く。
■キャスト
マキシマ・ソレギエタ(デルフィナ・チャベス:坂本真綾)
ウィレム・アレキサンダー(マルタイン・ラケマイヤー :神谷浩史)
ホルヘ・ソレギエタ(ダニエル・フレイレ:仲野裕)
ベアトリクス女王(エルジー・デ・ブラウ:一龍齋貞友)
クラウス王配(ゼバスティアン・コッホ:黒澤剛史)
トーマス・ヴァーヘナール (ヤーコブ・デーウィック:北田理道)
ほか
原題:Máxima
制作:2023年 オランダ
ⓒ 2024 Millstreet Films /RTL
【放送予定】NHK総合 2025年6月1日(日)23時より 全6回
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語、スペイン語、オランダ語)| 字幕放送有り]
NHKプラス配信あり
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」番組サイト
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