「私たちの映画」余命を公表したチョン・ヨビン、撮影存続の危機にどう立ち向かうのか?視聴率4.5%に上昇【第9話・第10話】

07時35分ドラマ
画像:SBS「우리 영화」HPより

ナムグン・ミンとチョン・ヨビン主演のSBS新金土ドラマ「私たちの映画」がDisney+(ディズニープラス)で独占配信を開始した。

7月11日と12日に放送された第9話・第10話では、ダウム(チョン・ヨビン)とジェハ(ナムグン・ミン)の気持ちが通じ合い、愛情溢れる姿が描かれる一方、二人のスキャンダル記事が次第に映画撮影に影響を与え始め、ダウムが余命を告白したことでスタッフも解散するなど、彼女の最後の悲願でもある映画の完成が危ぶまれる事態に。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)。第12話の首都圏視聴率は4.5%を記録した。

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「私たちの映画」は巨匠クラスの映画監督の父を持つプレッシャーと戦いながら、映画という夢と真正面から向き合う駆け出しの若き監督イ・ジェハと、余命宣告を受けた女優の卵イ・ダウムの二人が、“今”を懸命に生きる究極のラブロマンス。【「私たちの映画」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートや関連動画、視聴率、評判、放送にあわせて全話のあらすじと見どころも紹介する。

■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
イ・ジェハ役:ナムグン・ミン
イ・ダウム役:チョン・ヨビン
プ・スンウォン役:ソ・ヒョンウ
チェ・ソヨン役:イ・ソル
キム・ジョンウ役:ソ・イソ
クァク・ギョヨン役:オ・ギョンファ
キム・ジニョ役:イェ・スジョン
イム・ジュンビョン役:イ・ジュスン
 ほか

■第9話あらすじ

愛を遠ざけていたジェハ(ナムグン・ミン)が遂にダウム(チョン・ヨビン)に駆け寄り、二人は気持ちが通じ合った。ジェハを残して死んでしまうことに不安を抱くが、ジェハはそれでも今を懸命に生きようと彼女を励ます。しかし、その直後に撮影チームと鉢合わせしてしまう。

しどろもどろに言い訳をしたり、普段通りじゃないジェハに周囲は驚くが、ダウムはこれ以上ない幸せを噛み締めていた。

撮影でもジェハの気持ちに変化が訪れる。父イ・ドゥヨン(キム・ジェチョル)が制作した原作から愛を排除していたジェハだが、ダウムの演技を見ているうちに、脚本に温かみを加え始める。

ダウムは撮影チームを去る初恋の先輩ウンホ(チョンフィ)に、これが最後だとは告げず握手で見送る。それを見ていたジェハはライバルが減ったと冗談を言って彼女を微笑ませる。

記者はせっかく掴んだジェハとダウムのスキャンダルをスンウォン(ソ・ヒョンウ)にもコ代表(ソ・ジョンヨン)にも無視され、彼らを見返すためにある企みを思いつく。

ソヨン(イ・ソル)はジェハを呼び出し、彼の雰囲気の変化に気がつくが、ダウムへの気持ちを隠そうとしないジェハの姿に動揺する。記者は否定的に二人の関係を世間に暴き、これを見た投資家は大激怒。撮影現場も殺伐とした雰囲気が流れる。

ソヨンは記事を出すように仕向けたのがコ代表じゃないと信じ、ジェインが隠し撮り写真を記者に提供していたことを指摘してジェイン本人の行いを咎める。肩身の狭い想いをして昼食の時間を迎えたダウムだが、突如親友ギョヨン(オ・ギョンファ)が現れ驚く。彼女はトイレで記者とジェインの通話を録音して、二人の窮地を救う。

ソヨンもまた、ダウムの前に現れて、なぜか嫌いだと思っているが、その理由を知るために最後まで映画を完成させようと不器用にダウムを励ます。

スンウォンはジェハに記事のことで責めるが、ジェハはスンウォンも投資家もダウムの余命が短いことを知った上でそれを利用していたことに気づいていた。ジェハは本気でダウムを愛していると言い助けを求めるが、聞き入れてもらえず。投資家からは監督の交代を強いられ厳しい状況に陥る。

ジェハは彼女が余命のことを語った二次オーディションの映像を、意図的にスンウォンや投資家に見せるように仕向けたことをダウムに謝るが、ダウムもまたジェハを利用したようなものだと微笑む。

二人で話し合って秘密保持契約書を破棄した後、撮影現場に戻ると、ジェハは彼女への想いを仲間の前で告白し、ダウムは余命宣告を受けていることを打ち明けて撮影チームは言葉を失う。真実を告げた二人に雪が降り始める…。

■見どころ

先週放送のラストで、ジェハがダウムのもとに駆け寄り口づけたことで、二人の気持ちが通じ合い、第8話では不器用ながらも愛情がにじみ出るジェハと、無邪気な微笑みでそれを受け止めるダウムの微笑ましい場面が描かれる。しかし、記者とジェインの結託で悪質な記事が出てしまったことで、再び物語は不穏な方向に向い始める。

二人の関係だけでなく、恋人を主役に抜擢したとする記事のせいで公平性が議論になり、投資家もジェハの監督降板を求める中、ラストでのジェハとダウムの告白で物語は大きな転機を迎える。コ代表やジェインらダウムの真実を知らない人々が集まる撮影現場で、ジェハはダウムへの愛を、ダウムは自分自身の余命を告白し、次回への期待を最大限に高めた。

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気になる第7話の視聴率は、全国視聴率3.8%、首都圏4.0%(ニールセンコリア調べ)を記録した(【7月11日視聴率TOP10】)。



■第10話あらすじ

WRYH10画像:SBS「우리 영화」HPより

撮影チームの前で真実を告げたダウム。それを聞いたコ代表はすぐに噂が立って制作中止になると言ってソヨンを説得しようとするが、彼女は最後まで映画を作ると固辞。ダウムが真実を告げると言った際、ジェハは想定される逆境を理解しながらも彼女の味方をすると微笑んでいた。しかし、そんな直後に彼女の病状が限界であることが判明する。

突然衝撃の真実を知ったスタッフは動揺するが、早くも彼女の病気がネットに報じられてしまう。大雪で撮影は中断され、投資家も勝手なタイミングで余命宣告を公表したことに腹を立て、直接ジェハを訪ねてくる。これを見たスタッフは更に混乱。

スンウォンは投資家から監督交代を迫られてもすぐには決断できず、ダウムを妬んでいたジェインも自分の言葉を悔い始める。スタッフが解散し、ジェハも自宅を担保に融資を受けようと奔走するが、ダウムの前では平気を装う。

ダウムを映画に連れ出したジェハ。映画館ではキム・ジニョ(イェ・スジョン)が一人で泣いていた。映画監督の父イ・ドゥヨンの愛人と噂された彼女は、妻ウネ(イ・サンヒ)の親友だった。彼の作品を実際に書いていたのがウネだと知っていた彼女は、夫に脚本を利用されていたウネを危惧していたが、彼女からの最後の頼みでジェハに真実を告げた。

父が名声のために妻から盗んだ作品をリメイクしたことは、生き方を自ら選択したということだと励まし、互いに目の前に現れてくれたことを感謝し合う二人。その直後、ジェハは自らの足で解散したスタッフの説得を進める。

ソヨンを呼び出したダウムは、彼女を羨ましがってしまうと打ち明けるが、ソヨンもまた、ダウムのことを羨ましがっていた。互いに心の内を明かした二人は涙まじりに微笑み、映画の完成を誓う。

病室を訪れたジェハは、病の苦しさで泣き叫ぶダウムを初めて見て言葉を失うが、一生彼女を失う悲しみから逃れられないなら、最後まで一緒にいたいと決心を固め、最後まで映画を完成させることを約束する。父ジョンヒョ(クォン・ヘヒョ)にも背中を押され、ジェハの屋敷に連れてこられたダウムは、解散したはずのスタッフに温かく迎えられ、突然飛び出すともっと生きたいと本音をジェハにぶつけて涙をこぼす…。

■見どころ

ダウムの余命をスタッフ全員が知ったことで巻き起こる波乱が描かれた第10話。撮影はストップし、投資家からの反発で資金が得られず、スタッフも解散に追い込まれる中、ダウムの病状も悪化し、シリアスな状況が描かれるが、随所に二人の温かい愛のこもったシーンや、周囲のスタッフの恋愛が微笑ましく、時にコミカルに差し込まれている。

第10話では、母ウネが書いた脚本をなぜ父が自分のものとして発表したのかという謎も明らかになり、互いに気まずさを抱えていたダウムとソヨンの関係も、信頼し合える先輩後輩に戻るなど、見どころになるシーンも多く登場。

終盤では、病室で泣き叫ぶ姿や、再集結したスタッフを見て、生きたいと号泣するダウムの切実な姿が深く印象に突き刺さる。

ミニシリーズ激戦の土曜日でこの回の視聴率は、全国視聴率3.9%、首都圏4.5%に上昇した。特に首都圏は初回視聴率に並ぶ自己最高だった。(ニールセンコリア調べ)(【韓国TV視聴率 TOP10】一覧)。


「私たちの映画」は、SBS金土ドラマで毎週金土曜日21時50分より放送、日本ではDisney+(ディズニープラス)で独占配信される。第5話は6月27日に放送、配信される。

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