「仙女と彦星」チュ・ヨンウ、本格的な一人二役スタート―“戦慄の豹変”に視聴者絶賛、視聴率4.8%自己最高

07時43分ドラマ
画像出典:tvN「견우와 선녀」HPより

tvN月火ドラマ「仙女と彦星」(原題:견우와 선녀)で、俳優チュ・ヨンウの一人二役演技が本格的に始まり、視聴者から大きな反響を呼んでいる。

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7月14日放送の第7話では、名前を失った悪鬼と、名前を与えた巫女の少女との奇妙な駆け引きが展開され、物語は新たな局面に突入。視聴率も全国4.8%で自己最高、首都圏も4.6%と高い数字で人気の高さを証明した。

「仙女と彦星」は、死の運命を背負った少年ペ・ギョヌ(チュ・ヨンウ)と、その運命に抗う巫女の少女パク・ソンア(チョ・イヒョン)が織りなす18歳の初恋救済を描くファンタジーロマンス。⇒【全話あらすじ】

前回(第6話)の放送では、パク・ソンア(チョ・イヒョン)が犬の霊の助けを求めて廃屋へ向かい、それを心配して追ってきたペ・ギョヌ(チュ・ヨンウ)に悪鬼が憑依するという衝撃的な展開で幕を閉じた。

そして今回、チュ・ヨンウは主人公ギョヌと、その身体に憑依した悪鬼という正反対のキャラクターを見事に演じ分けた。「静かな激情」や「1秒での豹変」といった感情の切り替えが注目を集め、SNSやレビューでは「戦慄の豹変」「同じ俳優とは思えない」といった称賛の声が相次いでいる。

特に、制服姿のまま繊細な表情や声色の変化で憑依状態を演じるシーンでは、視聴者が画面に釘付けになったという声も多い。さらに、ギョヌのコミカルで無邪気な一面と、悪鬼としての狂気と執着を行き来する演技は、「ギャップが最高」「笑って泣ける演技」といった好意的な感想を呼んでいる。

放送前に公開された先行映像では、ソンアが悪鬼に向かって「鬼ごっこに勝ったから願いを叶えて。ギョヌを解放して」と懇願するシーンが公開され、すでに話題を呼んでいた。

このシーンでソンアは「ギョヌはかわいそうな子なんです。初めて会ったとき、逆さまに法堂に入ってきました。三七日(サムチリル)――つまり3週間以内に死ぬ人がそう入ってくる。まだ18歳なのに余命が3週間しかないなんて。どうしても助けたかった」と涙ながらに訴える。だが、その言葉を聞いていたのは、悪鬼ではなく心を取り戻したギョヌだった。

二人が手を離すと悪鬼が再び身体を支配するため、ソンアは手を離さず、ギョヌを連れて神の母(キム・ミギョン)のもとへ向かう。その夜、ギョヌは「ただ手を握って眠るように」という助言を受け、ソンアと共に夜を過ごす。

今回の放送では、既存の人物相関図に、ギョヌと身体を共有する悪鬼“ボンス”が加わり、物語の緊張感が一気に増した。

なお、チュ・ヨンウは前作「オク氏夫人伝」でも一人二役に挑戦しており、その経験が今回の演技にも活かされている。彼の卓越した演じ分けは、作品への没入感を高め、今後の展開への期待をさらに高めている。

『ギョヌと織女』は、死を目前にした少年と、それを阻止しようとするMZ世代の巫女少女が繰り広げる、18歳の青春の中での切なくも熱い初恋と救いを描いたドラマ。原作はアン・スミン作の同名ウェブトゥーン。tvNで毎週月・火曜の20時50分より放送中で、日本ではPrime Videoを通じて視聴できる。

tvN「견우와 선녀」HP

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