「サロン・ド・ホームズ」第9話、リボンマンを育てた怪物が明らかに…ハン・サンジンが特別出演【最終回前話ネタバレ】

韓国で昨日14日放送されたENA 月火ドラマ「サロン・ド・ホームズ」(살롱 드 홈즈)第9話では、リボンマンの正体が明らかになり、大きな衝撃を呼んでいる。視聴率もニールセンコリアによると全国・首都圏共に3.2%の好調をキープしている。公式Xにはリボンマンの正体が明らかになった映像が公開中だ。この回のあらすじと見どころを紹介(ネタバレあり)。
なお、この回ミリ(イ・シヨン)が訪ねる興信所社長役でハン・サンジンが特別出演して視聴者の注目を集めた。
「サロン・ド・ホームズ」は、悪者たちが溢れるクァンソン住公アパートを背景に、我慢していた主婦たちが力を合わせて日常に潜む悪党たちを痛快に懲らしめる、生活密着型コミカル捜査劇。⇒【全話あらすじ・関連記事】
■キャスト
コン・ミリ役:イ・シヨン
チュ・ギョンジャ役:チョン・ヨンジュ
パク・ソヒ役:キム・ダソム(元SISTAR)
チョン・ジヒョン役:ナム・ギエ
ほか

■第9話
ミリは、テフン(チャン・ジェホ)を殺人に駆り立てた背後の存在がいると確信し、警察署に駆け込んで自分がリボンマンの第一目撃者であることを明かした。しかしテフンが自殺を図ったため、リボンマンを突き止める手がかりが消え、悔しさが募った。亡くなった親友ジウン(パク・ヒョウン)の母親が、ミリが住む「クァンソン住宅公団アパート」1004号室の前住人だったと知ったミリは強い衝撃を受けた。ジウンの母親が探偵事務所を通じて自分の住所を探り、誰かの調査を依頼していたこと、遺品の手帳の中に破り取られたページが遺書と一致することまでも確認し、遺体に「自殺に見せかけているのでは」と疑いを持った。
ミリはグァンギュ(イ・ジェギュン)に「ジウンの母親が調査を依頼した人物が誰か」を調べてほしいと依頼。グァンギュは「リボンマンがミリを殺しに来るかもしれない」と警告したが、ミリは「私が死ぬかリボンマンが死ぬか、戦ってみなければわからない。私はもう臆病な少女じゃない」とすべてを賭ける覚悟を表明した。
ミリの推理を支えるため、ギョンジャ(チョン・ヨンジュ)、ソヒ(キム・ダソム)、ジヒョン(ナム・ギエ)も動き回った。ギョンジャは夫ノ・ガンシク(オ・デファン)を通じてジウンの母の遺書内容を確認し、ソヒはジウンの母に小型録音機を買ってあげたことを思い出し、ジヒョンは彼女が亡くなる前に干し柿を注文していたことを伝えた。これらを総合したミリは、ジウンの母の死は自殺ではないと確信した。
ミリはグァンギュから託された資料と自ら調査した証拠をもとに、警備員ヒョンドク(キム・ジョンホ)こそがリボンマンであると突き止めた。
一方、グァンギュはヒョンドクがよく使うアパートの地下室で、ジウンの母の花の指輪とハンカチを発見し、震える表情を見せた。ジウンの母が遺族会で涙を流していたとき、そばにいたのがグァンギュだったという因縁が明らかになり、ヒョンドクの登場で緊張感が一層高まった。
■見どころ&視聴者反応
この回で、元祖リボンマン=警備員キム・ヒョンドク(キム・ジョンホ)が元祖リボンマンだと判明した。仏のような顔の裏に悪魔的本性を隠した彼の登場に緊迫感が漂った。エンディングでは、リボンマンの正体に気づいたミリ、テフンのスマホのフォレンジックで何かを発見した警察のガンシク、そして一ヶ月前にテフンを殺人に導いた警備員ヒョンドクの真の姿が映し出され、物語はクライマックスへ向かって息を呑む展開となった。特にアパートの地下室で意識を失って倒れているグァンギュ(イ・ジェギュン)、助けを求めるかのように泣き叫ぶミリの娘ヒョンジ(イ・ジェギュン)、そして意味ありげな笑みを浮かべるヒョンドク、決意を固めたようなミリの姿が交錯し、最終話の展開に期待が募っている。
■特別出演リレーの華やかなフィナーレはハン・サンジン
キラキラの金のネックレスを身につけた“興信所社長”役で特別出演したハン・サンジンは、本作の演出のミン・ジンギ監督の過去作「サークル:繋がった二つの世界」で縁を結んでおり、その義理を守るために快く出演を引き受けたという。ドラマ「新兵」シリーズで知られるキム・ミンホ、イ・チュング、キム・ヒョンギュ、イ・サンジン、キム・ヒス、コメディアンのキム・ジュンヒョン、俳優オ・ウィシク、イム・ジギュら“ミン・ジンギ組”の特別出演リレーの華やかなフィナーレをハン・サンジンが飾った。ENA「サロン・ド・ホームズ」は毎週月・火曜22時から放送。最終回第10話は7月15日(火)放送。本作の日本での放送・配信の予定は7月15日現在まだない。
◇公式X|ENA「살롱 드 홈즈」EP9(リボンマンを育てた怪物)
◇ENA「살롱 드 홈즈」HP
◇YouTube"살롱 드 홈즈" トレーラー
