「大追跡」遠藤憲一には圧倒的に高圧的な相葉雅紀…今日も無事に犯人を逮捕【第2話ネタバレと第3話予告】

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレ朝、水曜21時)7月16日、第2話が放送された。爆弾犯を追いかけた伊垣修二(大森南朋)と名波凛太郎(相葉雅紀)はすんでの所で爆発を阻止。7月23日、第3話が放送される。遙(松下奈緒)も伊垣と名波と行動を共にし始める。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」とは
テレビ朝日でこの夏から始まり、シリーズ化が期待される「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォン、パソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う《現代捜査のキーマン》とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団、捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)を舞台にした刑事ドラマだ。その第2話が7月16日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
伊垣修二(大森南朋)は、「錦糸町」と表示されたリアルタイムの監視映像画面に指名手配犯・荒川泰三(吉岡睦雄)の姿を発見する。安田川は2019年に霞が関の文部科学省前に爆発物を仕掛け、死者1名、重軽傷者5名を出した指名手配犯だ。荒川は京都理科大学を卒業後、大学院に進み、博士となったが、研究を続けることは出来ず、研究室を出た後は経済的にも不遇な生活を送っていた。文科省の爆発についてもそれを訴えたものだったと思われた。当時捜査一課に所属していた伊垣は、事件と捜査の概要を名波凛太郎(相葉雅紀)、青柳遥(松下奈緒)、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)らに説明し、荒川がカメラに映った錦糸町へ防犯カメラ映像を集めに出動する。
マンションから荒川が現れると、伊垣の制止を振り切った名波が声をかけてしまう。すると、あろうことか荒川はリュックに「爆弾が入っている」と2人を威嚇した。そしてバイクに乗り、そのまま逃走した後、工事現場のプレハブ小屋に人質をとって立てこもってしまう。
立てこもり事件に発展し、八重樫も遥も大激怒。現場から追い出された伊垣と名波のもとに、タクシー運転手の一ノ瀬(オラキオ)がやってきて、マンションの部屋から女性が出てきたと証言する。その女性が星野ゆかり(伊藤歩)だということを確認した伊垣と名波は、ゆかりが留守の間に部屋を捜索する。すると、「革命」「思想」関連の本に加え、爆弾を製造していたと思われる痕跡を発見された。
ゆかりについて捜査一課に連携しようとしたが、連絡を絶たれたため、ゆかりの行方はSSBC強行犯係が独自に追うことにした。周辺の防犯カメラ、スマートフォンの位置情報を駆使し、ゆかりの居場所を特定した伊垣たちだった。場所は高輪だった。
一方、人質がいる現場にいた八重樫は突入をしようとしたところ、官房長官の久世(佐藤浩市)から「人の命が第一」と念を押されて、突入できないでいた。そこに伊垣から遙に連絡が入り、荒川が爆弾を所持してはいないで、恋人のゆかりが変わってテロを実行しようとしていると告げる。それでも突入をためらっていると名波が八重樫に圧力をかける。SITが突入すると、荒川はやはり爆弾はもっていなかった。そして、「俺を馬鹿にしたやつらを見返してやる」と捕まってから叫んだ。TV局の記者がそのシーンを動画にとり、スクープとして流していた。
荒川の恨みが研究室の教授だとにらんだ捜査一課とSSBCはターゲットがホテルで行われるシンポジウムだと思い、そこにいる人達を逃がし、爆弾を探す。しかし見付からない。
ゆかりが乗っていた自転車の特徴からゆかりがファミレスにいることを見つけた伊垣と名波はファミレスに入る。なんと、ゆかりはシンポジウムに爆弾をしかけず、そこにタイマーがついたままの爆弾を持っていた。伊垣と名波で説得するが、ゆかりは頑としてタイマーを切らない。
ゆかりは荒川との思い出を語り出した。愛してしまってから、荒川が指名手配犯だと知ったが、社会をかえたいという荒川の理念に共感して手伝ったという。ただ、記者がスクープとしてとった動画をみて、荒川は高貴な理念をもっていたのではなく、たんに恨みを晴らしたかっただけだとわかった。涙をうかべるゆかりに、名波は「悔し涙があるうちはやりなおせる」といって説得し、ゆかりはタイマーを切った。
八重樫は犯人を捜査一課が捕まえたと会見をする。何人かの記者に捜査一課ではなく、SSBCが捕まえたのではと聞かれたが、会見を打ちきった。
ちょっと強引すぎる名波(相葉雅紀)と従順すぎる八重樫(遠藤憲一)
名波はSSBCに配属になったのは“人事から言われた”と伊垣(大森南朋)に答えるが、実際はどうやら裏がありそうだ。第2話のラストで、犯人を説得する時にみせた「悔しい気持ちがあるうちは…」という言葉は名波自身に関係がある言葉と思われる。それにしても、捜査一課の課長であるはずの八重樫が名波にめっぽう弱い。“長いものには巻かれる”ということだが、弱すぎてポンコツ刑事に見えてくるほどだ。第3話の被害者は遙(松下奈緒)と同じシングルマザー
何者かにスタンガンで襲われ階段から落ちた女性が23日に放送される第3話の被害者になる。その女性はシングルマザーなのだが、遙も一人で娘を育てている。遙が被害者に同情して、八重樫の制止を振り切って、伊垣や名波たちと捜査を始めてしまう。遙の変化も見逃せない第3話となる。捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)の係長役、光石研のコメント紹介
番組公式サイトに光石研のコメントが紹介されている。第1話については「刑事ドラマとしてのエンターテインメントな部分と、笑える部分、ヒューマンな部分…と、とてもバランスよく感じた第1話でした」と話し、一番の驚きは松下奈緒の役だという。「松下奈緒さんがあんなにおもしろい(役をやる)とは!松下さんがまじめにやればやるほど、おもしろいっていうのが発見でしたね」と話している。相葉雅紀、松本潤、櫻井翔の3人が主役のドラマがいずれもスタート
2026年5月をもって解散することが発表となっている嵐だが、2025年の夏ドラマはゴールデンタイムのドラマに3人が主役を張っている。水曜の相場「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」、土曜の桜井「放送局占拠」、日曜の松本「19番目のカルテ」といずれのドラマもスタートした。第1話の視聴率は9.7%(ビデオリサーチ社調べ、世帯、関東)と相葉雅紀の「大追跡」も好調な数字を出している。今クール、嵐のドラマから目が離せない。■第2話あらすじ
世田谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が何者かに襲われ、階段から転落した。現場に臨場したSSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)は搬送される祥子の首に赤い火傷のような跡が2つあり、左足の靴を履いていないことに気づく。現場を見たいと思っていたが、そこに捜査一課の青柳遥(松下奈緒)が現れ、早々に追い出されてしまう。捜査が行き詰まりそうになる中、伊垣は数年前に名古屋で連続して起きた事件に言及する。女性たちが背後からスタンガンで襲われ、左足の靴を奪われるという事件だ。犯人は捕まっていない。
犯人が捕まらない中、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)から捜査の中止を告げられる。SSBC強行犯係もさすがに独自での捜査は不可能かと思われたが、またしても名波の「僕たちでやりましょう」という提案に伊垣をはじめとしたSSBC強行犯係のメンバーは乗せられてしまう。
やがて、犯人の“前足”と呼ばれる、犯行前の行動を追った防犯カメラ映像が見つかり、有力な容疑者・仙波達也(杢代和人)が浮かび上がる。しかし、仙波の父親は与党自明党の幹事長だったこともわかった。
テレビ朝日 2025年7月9日スタート。毎週水曜日21時放送「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」。出演:大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒、光石研、遠藤憲一、佐藤浩市、伊藤淳史、髙木雄也、足立梨花、丸山礼、野村康太 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@daitsuiseki2507」。
◇テレビ朝日「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」番組公式サイト
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