「DOPE」妻を殺され復讐に燃える“陣内”中村倫也が狙う敵が明らかに 第3話ネタバレ第4話予告

08時30分ドラマ
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7月19日に放送のTBS金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」(毎週金曜、22時)第3話のラストで“陣内”中村倫也の自宅に貼られた写真から、“椿”忍成修吾が犯人認定か。そして7月25日放送第4話では課長の愛娘にDOPE使用疑惑が浮上する。予告動画は番組サイトで公開中。



「DOPE 麻薬取締部特捜課」とは
謎に包まれた新型ドラッグ“DOPE”が蔓延している近未来の日本。新人麻薬取締官の才木優人(髙橋海斗/King & Prince)は、ある日突然、存在が世間に明かされていない秘匿性の高い部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」へ異動となる。そこで出会ったのは第一印象最悪な教育係・陣内鉄平(中村倫也)とバディを組むことになり、個性豊かな捜査課のメンバーとともに、DOPEにより「ドーパー」となった異能力者の引き起こす不審事件の解決に挑む。⇒【全話あらすじと見どころ】

■第3話ネタバレ

陣内(中村倫也)の過去を調べようとする才木(髙橋海斗/King&Prince)は、椿(忍成修吾)の協力で陣内の妻・香織(入山法子)の事件の捜査資料を開く。事件の検査に関わっていた椿は、その後の陣内を気にかけていた。だが、そんな陣内にDOPE服用の疑惑が持ち上がり、椿は才木に陣内を見張るよう依頼する。

その頃、DOPE依存者更生施設にいた美和子(真飛聖)の退所が決まる。しかし施設内で突然死亡した入所者の所持品からDOPEが発見される。早速捜査に乗り出した特装車は、DOPE密売人・ジャヒド(植野行雄)との接触に成功。薬物を確認した特捜課が逮捕まであと一歩と迫る中、ジャヒドは隙をみてDOPEを服用し、電流を操る特殊能力を覚醒し暴走を始める。

ジヒャドの攻撃に苦戦を強いられる特殊捜査課の面々だったが、チームワークでなんとか乗り切り、ジヒャドを逮捕。麻薬更生施設がDOPEの密売所となっていることが発覚する。その晩、歓迎会で酔いつぶれた才木を抱え、陣内が才木の自宅に送ると、そこで母・美和子からDOPE依存者だった母に代わり、才木が妹の面倒を見ていたことを知る。

後日、ジャヒドが技能実習生として勤務していたタカのフィードを調べると、頻繁に中古の農機を輸入していることが発覚。以前、国際的な犯罪組織が道路舗装に使う機械に覚醒剤を仕込んで密輸していた事件と類似していることから、才木たちは次の取引場所を張り込むことに。先に取引場となる横浜の港にある倉庫に潜入していた柴原(豊田裕大)は、鋭い嗅覚を使い大量のコカインやDOPEがあることを突き止め、一方で陣内たちはタカノフィードの倉庫に突入する。

しかし、社長の高野が背後から攻撃を仕掛けて来る。才木の予知能力で危険を回避した陣内と綿貫(新木優子)が、密売人たちと激しいバトルを繰り広げる中、DOPEを服用した高野のマインドコントロールで才木が陣内に銃口を向ける。突然攻撃してくる才木を交わす陣内だったが、綿貫の機転で高野の力を封印。さらに陣内が異能を使い、高野が発砲した弾を撃ち返し、拘束に成功する。しかし、DOPEの流出先を突き止めるため、ジャヒドを洗い直そうとした矢先、ジャヒドが留置場内で死亡。事件の捜査は打ち切りとなった。

ジウ(井浦新)と泉ルカ(久間田琳加)が更なるビジネスの拡大を画策する一方で、陣内は妻・香織の墓を訪れていた。そこへ戸倉が花をお供えするためやって来る。そして椿が押収品横領の疑いで陣内をマークしていることを告げ、「5憶円事件に首を突っ込むな」と忠告するのだった。

物語のカギを握る“5憶円事件”

クライマックスで才木が辿り着いた「5憶円事件」。陣内の妻・香織が亡くなる3日前に書いた記事によると、新宿中央署が中南米麻薬カルテルのロス・ティグレスから押収した麻薬売買の資金だった5憶円が証拠保管庫の金庫から強奪。犯人が自首してきたが、肝心の5憶円の行方は不明のままで、捜査が十分に行われていないことから、香織は犯人が警察内部にいる疑念を抱いていた。そして妻を殺され復讐に燃える陣内の自宅の壁には、「5憶円事件」に関する記事と、椿(忍成修吾)の写真があり、椿の事件関与が疑われている。

“椿管理官”忍成修吾が大物悪党の予感


そして第3話を通して怪しい行動を始めたのが忍成修吾演じる椿管理官だ。まず才木を陣内の監視役にして動向を探り、強行犯係長・本郷(佐野和真)を脅迫して金を横取り。陣内の友人で捜査一課巡査部長・戸倉(小池徹平)は、椿に気を付けるよう陣内に警告するなど、一気に椿の黒幕説が浮上した。

「レッドアイズ 監視捜査班」(日本テレビ)をはじめ、これまで事件の犯人やサイコパスなど周囲をざわつかせる役が多かった忍成。本作ではクリーンな警察役と思われた矢先の怪しい行動に、SNSでは「やっぱり悪い刑事じゃないか」「忍成さんが怪しい」「裏がありそうで怖い」など警察に潜む黒幕が忍成修吾だという感想が多く寄せられ、今後の展開に期待が高まった。



■第4話あらすじ

才木は椿の指示のもと、陣内を尾行するが早々に撒かれてしまう。ホテルでジウと密会した陣内は、そこで妻・香織に関する新たな事実を知ることになる。

そんな中、繁華街にあるカラオケ店では、大学生3人が薬物中毒死する事件が起こる。3人は粗悪品の覚醒剤を使用していたことがわかるが、その中の1人はDOPEを所持していた。彼らは葛城(三浦誠己)の娘・莉子(平澤宏々路)と同じ大学の生徒だった。不安を抱える葛城だが、大学で聞き込みを行うと、莉子が覚醒剤を作っていたのではという疑惑が浮上し、莉子の所持品からDOPEが発見される。



TBS 2025年7月4日からスタート。毎週金曜日22時放送「DOPE 麻薬取締部特捜課」。原作・原案:木崎ちあき『DOPE麻薬取締部特捜課』シリーズ、脚本:田中眞一、出演:髙橋海人(King & Prince)、中村倫也、新木優子、伊藤淳史、井浦新、三浦誠己、豊田裕大、久間田琳加、忍成修吾、入山法子、小池徹平、真飛聖ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dope_tbs」。

TBS「DOPE 麻薬取締部特捜課」番組公式サイト

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