「大追跡」大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒の3人が本格的に協力し始めた【第3話ネタバレと第4話予告】

07月24日10時01分ドラマ
©テレビ朝日

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレ朝、水曜21時)7月23日、第3話が放送された。大物政治家の息子・仙波達也(杢代和人)が容疑者となった事件は上層部からの指示で捜査一課での捜査を断念。しかし、青柳遥(松下奈緒)はSSBCの伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)らと協力して犯人を逮捕した。7月30日、第4話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」とは
テレビ朝日でこの夏から始まり、シリーズ化が期待される「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォン、パソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う《現代捜査のキーマン》とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団、捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)を舞台にした刑事ドラマだ。その第3話が7月23日に放送された。

■第3話ネタバレあらすじ

世田谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が何者かに襲われ、階段から転落した。現場に臨場したSSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)は搬送される祥子の首に赤い火傷のような跡が2つあり、左足の靴を履いていないことに気づく。現場を見たいと思っていたが、そこに捜査一課の青柳遥(松下奈緒)が現れ、早々に追い出されてしまう。

捜査が行き詰まりそうになる中、伊垣は数年前に名古屋で連続して起きた事件に言及する。女性たちが背後からスタンガンで襲われ、左足の靴を奪われるという事件だ。犯人は捕まっていない。

犯人が捕まらない中、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)から捜査の中止を告げられる。SSBC強行犯係もさすがに独自での捜査は不可能かと思われたが、またしても名波の「僕たちでやりましょう」という提案に伊垣をはじめとしたSSBC強行犯係のメンバーは乗せられてしまう。葛原茂(光石研)も“別班”の存在意義を示すチャンスと捉える。

やがて、犯人の“前足”と呼ばれる、犯行前の行動を追った防犯カメラ映像が見つかり、有力な容疑者・仙波達也(杢代和人)が浮かび上がる。しかし、仙波の父親は与党自明党の幹事長だったこともわかった。警察上層部に圧力をかけたのは父親だった。名古屋の事件が起きた後、達也はアメリカに留学させられていた。日本に戻ってきて、世田谷の事件を起こしたと名波たちは考える。名波は伯父の久世俊介(佐藤浩市)に相談し、仙波の秘書が不正経理の問題を押しつけられて解雇されていたことを教えてもらう。

伊垣と名波は秘書に話をきく。5歳の時に母緒がでていってから、ずっと父親に反抗しているという。母親の事を慕っているが、追い出したのが父だと思っているからだ。

達也が靴を盗んだところを遙が逮捕する。しかし、“拾っただけ”と達也はいい、48時間以内に名古屋や世田谷の事件のことを自白させようとする遙たちをせせら笑う。世田谷の事件の被害者は病院で亡くなっていた。

なかなか証拠がみつからないまま、時間が過ぎ、残りは10時間を切る。家宅捜索が認められても証拠は見付からない。その時、防犯カメラに映った達也の手元の映像からスマホのロックを解除することが試みられる。2回失敗した後、SSBCの木沢理(伊藤淳史)は番号を探し当てた。母親の生年月日を逆さに読んだものだ。そしてロックが解除されると、そこに貸倉庫の利用アプリが入っていた。貸倉庫に向かうと、そこには女性の靴がきれいに並べられていて、名古屋や世田谷の事件の被害者のものもあった。

取調室にいた達也に窃盗容疑では釈放だと告げるが、強盗致傷、強盗致死での逮捕を言い渡す。父親の名波も与党を離党した。

やっと3人が協力しあって事件を解決

SSBCの伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)、捜査一課の青柳遥(松下奈緒)の3人が主役という「大追跡」だが、第1話、第2話ではまだ本格的な協力体制が見られなかった。しかし、23日に放送された第3話では3人がしっかりと連携して、それぞれの得意分野を活かしながら、事件を解決に導いた。

伊垣(大森南朋)と遙(松下奈緒)の過去を知り、驚く名波(相葉雅紀)

互いに厳しい言葉をかけあっても、互いのことをよく知っていると思われた伊垣と遙は元夫婦だということがわかった。近くにいた名波もそのことに驚いていた。そして、子どもは遙が引き取っているのだが、事件に追われて食事も投げ出してゆく母親をどうみているのか?遙のプライベートは30日に放送の第4話以降で明らかになる。

配信が好調

7月9日(水)にスタートした「大追跡」の第1話は、TVer総合ランキングでも1位を獲得した。テレビ朝日水曜9時枠作品の初回放送としては歴代1位を記録した(1,765,022再生/7月9日~7月16日※TVer DATA MARKETINGにて算出)。続く第2話も放送から6日間で1,296,321回再生(1,296,321再生/7月16日~7月21日※TVer DATA MARKETINGにて算出)と好評を博し、合計配信数は300万を突破している。



第4話で活躍するのは地理的プロファイルが得意な木沢(伊藤淳史)

SSBCでは情報を集める機動分析班とは別に集められた情報を分析する人達がいる。木沢は情報分析のプロとして活躍し、第4話では防犯カメラ映像がないところを、地理的なプロファイルで犯人を特定してゆく。

■第4話あらすじ

SSBC強行犯係に報道番組の取材が入り、伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)をはじめとしたメンバーたちが清水琴音(水嶋凜)のインタビューを受ける。

そんな折、都内で立て続けに放火事件が発生する。8件のうち7件は、現場付近の防犯カメラが犯行直前に”ジャミング(通信妨害)”されており、犯行時刻の映像が残っていなかった。1件はフードをかぶった男性が映るのみだった。

捜査が難航する中、地理的プロファイリングを駆使した木沢(伊藤淳史)は、8件の放火事件が起きた場所を地図上に示し、全ての犯行が円で囲まれたエリアで行われていることを指摘する。さらにプロファイリングを進めた木沢が割り出した”放火犯の拠点”と思われる場所へ向かった伊垣と名波たちだったが、そこは広大な墓地だった。

その矢先、完全に手詰まりとなった捜査一課とSSBC強行犯係を嘲笑うかのように、次の犯行が起こる! そこは、木沢のプロファイリングからは全く離れた位置…。SNSには「SSBC強行犯係は無能集団」という書き込みまで現れてしまい…?

テレビ朝日 2025年7月9日スタート。毎週水曜日21時放送「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」。出演:大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒、光石研、遠藤憲一、佐藤浩市、伊藤淳史、髙木雄也、足立梨花、丸山礼、野村康太 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@daitsuiseki2507」。

テレビ朝日「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」番組公式サイト

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