BSフジ「奇皇后」第35話~第38話:ふたりの世継ぎ~終わりなき争い(ネタバレなし)

BSフジで放送の「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」は大ヒット韓国時代劇の第35話~第37話の各話のあらすじと見どころを紹介、予告動画はYouTubeにて視聴できる。
「奇皇后」(全51話)は、14世紀、モンゴル帝国の中国領だった元に服属していた朝鮮半島の王国・高麗(コリョ)時代を舞台に、元への貢女(高麗が貢ぎ物として元に差し出した女性)という境遇から皇后にまで上り詰めた女性、奇皇后の壮絶な生涯を描いた作品。【「奇皇后」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在人物の紹介、各話の詳しいあらすじと見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
ほか
※26話からは本格的に宮中入りし、「スンニャン」より「ヤン」呼びの方が多くなるため、「ヤン」表記に変更。
■第35話「ふたりの世継ぎ」
タナシルリが自分を呪っていることに気がつき、その証拠を捜索するヤン。やがて呪術師と呪いの札が見つかり、タナシルリが祭壇にいるところにヤンはタファンと踏み込む。その場にいたソ尚宮らが連行され拷問されるが口を割らず、タナシルリは難を逃れる。タファンはペガンらと打倒ヨンチョルの策を話し合うが、都の守備隊長となったワン・ユの協力があれば勝機があるとペガンから聞き、ワン・ユに挙兵成功の暁に復位を約束する。
ならず者たちを集めた兵士たちにワン・ユはどんな言葉を掛けるのか?35話見どころで詳しく紹介。
■第36話「挙兵の秘策」
マハの誕生日を祝う宴に、タナシルリが偽の出産を行った皇覚寺の尼僧が訪れる。寺を焼いたタナシルリを恨む尼僧は、マハが実子ではないことをヤンに告げる。しかしタナシルリが尼僧を捜していることに気づいたヤンは、尼僧をパン・シヌに託して逃がすことに。
タファンはヨンチョルを排除するため長官たちを招集する。ヨンチョルの監視のある中挙兵を求めるタファンに長官たちは反対するが、タファンはある秘策を授けるのだった…。
前回は、マハとワン・ユが出会ったが、今回はヤンがマハを胸に抱くシーンがある。果たして足にある星の形のホクロに気づくのか?
■第37話「決戦の時」
挙兵したペガンの軍と城門を守るウォンジンの守備隊が戦う中、ワン・ユの隊は門の内側から守備隊を襲い、城門を開くことに成功する。タンギセからの知らせで事態を把握したヨンチョルは、皇太后やタファン、ヤンや側室を皆殺しにするようにタプジャヘに命じる。ヤン達が立て籠る掖庭宮の門が破られ、宮中は戦場と化す。宦官らが応戦するが、徐々に形成が不利になり、タファンたちはとうとう追い詰められてしまう…。
苦戦するペガン軍のために城門を開けるべく、目印の赤い鉢巻を巻いた少数精鋭の別働隊の活躍ぶり。特にワン・ユ(チ・チャンウク)とウォンジン(ソ・ジャンボ)と短いながらも迫力の一騎打ちをお見逃しなく。すっかりたくましくなったタファンの言動に注目。今回はキム・ムヨン(JYJジュンスの兄で元JUNO)のアクションもあるのでお楽しみに。
後半、タファンの変貌ぶりに驚くヨンチョルが「どうやってあそこまで変えた?」とヤンに問うシーンがある。ヤンがどう答えるのか?そしてヨンチョルの最期にヤンが決心したのは?
“九族”については、第37話「■豆知識:九族を滅ぼすとは?」を参照。
■第38話「終わりなき争い」
ンチョル討伐に大きく貢献し、次期皇后と目されるヤンのもとに各地から贈り物が届く。ペガンの丞相への着任を望まぬ長官たちを懐柔するため、ヤンは廃止されていた三公の職を復活させ、長官たちを据えるようタファンに進言する。しかしペガンは権力を分散されたことに不満を抱く。また、ヤンの影響力の大きさを脅威に思った皇太后は、すぐにでもヤンを皇后にと言うタファンを抑え、ペガンの姪を皇后にするよう提案するのだった…。
ヨンチョルに親政をすると誓ったタファンは、最初の大仕事である“論功行賞”をどう決めるのか?そして、ヤンに向かってなんと言うのか? 今回一番の見どころはタナシルリだ。タファンにたてつく姿、ワン・ユへの告白、そして処刑…どのシーンもお見逃しなく。タナシルリの最後の時ヤンは…。
そして新たな登場人物としてバヤンフトが現れる。果たしてその人物は?詳しくは第38話見どころで。
◇BSフジ「奇皇后」HP
2025年4月13日スタート 日曜12:00-15:00 (3話一挙放送)
◇YouTube予告編
