NHK大河「べらぼう」“てい”橋本愛の“お口巾着”ポーズが癒しに 第28話ネタバレ第29話予告 

07月28日12時00分ドラマ
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NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)7月27日(日)放送の第28話「佐野世直大明神」では意知(宮沢氷魚)を襲う悲劇が描かる一方、“お口巾着”ポーズでてい(橋本愛)の可愛さが話題にあがった。で8月3日(日)放送の第29話「江戸生蔦屋仇討」で蔦重(横浜流星)が自分なりの仇討ちに打って出る。予告動画は番組公式ホームページで公開中だ。



大河ドラマ64作目となる「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は貸本屋から身を興し、書籍の編集・出版業を開始し、のちに江戸のメディア王として時代の寵児となった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の人生を描く。

7月27日放送の第28話では、恨みを募らせた佐野政言(矢本悠馬)により、意知が志半ばで命を落とし、政言も切腹。そして残された花魁・誰袖(福原遥)は、意知の後を追おうとするも死にきれず、政言とその家族に呪いをかける姿が描かれた。“丈右衛門だった男”(矢野聖人)の影に気づいた蔦重は、意知の死の裏に黒幕がいると疑い、憔悴しきった田沼意次(渡辺謙)に仇討ちを提案する・・・という展開。

そして8月3日(日)放送の第29話では、「筆より重いものを持たない」蔦重流の仇討ちが描かれる。一方、意次は亡き意知の志を継ぎ、東作(木村了)が手に入れた松前藩の裏の勘定帳を使い、形勢逆転をはかる。

■“お口巾着”するおてい(橋本愛)の可愛さが注目集める
江戸城内で佐野政言が田沼意知を斬りつけた「佐野政言事件」により、意知は死亡、政言は切腹、そして誰袖は呪詛に狂うなど悲惨なシーンが重なった第27話。そんな中で、橋本愛演じる蔦重の妻・ていの可愛い仕草が唯一の癒しだと話題になっている。

それは、物語終盤の三浦(原田泰造)が蔦重を訪ねて来るシーン。意次からの手紙を蔦重が読んでいるのを、好奇心旺盛のていが横から盗み見た後、さらに「あの・・・このことは」と蔦重が言うと「心得ております。お口巾着で。」と両手で口に巾着の紐を閉める仕草をした。SNSでは「好奇心が勝って手紙見ちゃうおていさん可愛い」「お口巾着が今回の癒しだった」「2週間待った“お口巾着”」とていの可愛さに癒されるコメントが続出。普段はクールだが、たまに披露するチャーミングなていの人気は急上昇しているようだ。

■第28話ネタバレ
田沼意知は江戸城内で、佐野政言に斬りつけられ、大怪我を負ってしまう。田沼家に運ばれ医師の手当を受けたものの、容体は良くなる兆しがなかった。最期を覚悟した意知は、意次に土山にいる身請けした遊女・誰袖の世話を頼み、そのまま帰らぬ人となった。愛息子を亡くした意次は怒りと悲しみに暮れ憔悴していく一方、政言は事件の翌日に切腹。江戸中にこの出来事は瞬く間に広まった。

意知の葬列が市中を通る日、多くの人が見守る中、群衆から「天罰だ!」と石を投げる者が現れる。すると次々に田沼家に不満を募らせる人々が石を投げ初め、誰袖は咄嗟に棺を守ろうと駆け寄り、額に石があたり倒れてしまう。蔦重に助けられた誰袖は「仇を討っておくんなんし・・・!」と訴えるので、蔦重は方法を考え始める。しかし、仇である政言は既に亡くなっており、どうしたものかと頭を悩ませていると、蔦重の元にやつれた小田新之助(井之脇海)と妻・ふく(小野花梨)が訪ねて来る。

2人は浅間山の近くで暮らしていたが、噴火以降、村を追い出されたという。蔦重はそんな2人に仕事と長屋を手配するが、その帰り道に政言の墓の前で「佐野世直し大明神」と書かれた幟を立てる浪人を見かける。すると政言を英雄とまつろうとする人々が集まり始めるが、蔦重はその浪人が、葬列に最初に石を投げた大工と同じ人物だったと気づく。姿を変え、正体を隠す怪しい男の存在と、平賀源内の死にも多くの不審点があることから、蔦重は意次に誰かが裏で糸を引いていると訴えた。

黙って聞いていた意次は、蔦重の前に脇差を差し出し「仇を討ちたいならわたしを討て。あやつが斬られたのはわしのせいだ。」と語るが、蔦重は「筆より重いものは持たない」と言ってその場を立ち去った。そんな折、誰袖が土山の屋敷で怨念に取り憑かれたように政言に呪いをかけていると知った蔦重は、「仇を討ち、彼岸でまた一緒に桜を見たい」と言う誰袖の言葉に胸を詰まらせる。蔦重が自宅に帰ると、意次の側近、三浦(原田泰造)が手紙を届けに訪ねて来ていた。

手紙には「仇は討つ。行きて、意知がやりたかったことを成し遂げる。それがわしの仇討ちだ」と書かれていて、蔦重は自分なりの仇討ちに考えを巡らせる。一方、意次は意知の遺髪を胸にしまい、江戸城へ向かっていた。一橋治済(生田斗真)に悔やみを言われても、「何も失ってはおりませぬ。意知はここにおります」と胸に手を当て答えた。一方で意次の元に蝦夷地では東作らの消息が途絶えたと報告が入る。その時、屋敷の門前で倒れていた者が持っていた包みが届けられ、中を見ると分厚い帳簿が入っていた。

■第29話あらすじ
蔦重は政演が持ち込んだ“手拭い男”の絵を使った黄表紙を作りたいと戯作者や絵師たちに提案する。そこに鶴屋(風間俊介)が現れ、大当たりを出すいう条件で京伝先生(政演)を貸し出すと申し出る。一方、意次は、東作が手に入れた松前家の裏の勘定帳により、蝦夷地で松前家が公儀に秘密で財を蓄えていた証拠を掴み、上知を願い出る準備を始める。

NHK大河ドラマ「べらぼう」は2025年1月5日(日)から総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:森下佳子、出演:横浜流星、染谷将太、橋本愛、宮沢氷魚、高橋克実、生田斗真、冨永愛、安達祐実、水野美紀、風間俊介、尾美としのり、里見浩太朗、渡辺謙ほか。番組公式Xアカウントは「@berabou_nhk」。第29話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

大河ドラマ「べらぼう~蔦屋栄華乃夢噺」番組公式サイト
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