朝ドラ「あんぱん」ついに結婚した今田美桜と北村匠海…貧乏でも二人でいれば幸せ…第18週あらすじと第19週予告

三星百貨店に就職した嵩(北村匠海)は部屋を借りることができ、のぶ(今田美桜)とささやかな所帯を持つ。お金がなくても、トイレの屋根がなくても、一緒にいれる幸せを手に入れた二人だった。NHK朝ドラ「あんぱん」の第19週「勇気の花」(8月4日~8月8日)のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。
朝ドラ「あんぱん」とは
「あんぱん」は『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現し『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語だ。その第18週が7月28日から放送された。
たっすいがの嵩(北村匠海)がのぶ(今田美桜)を追って東京に出てきた
行動力のあるのぶに対して、今までは“うじうじ”としたことも多かった嵩だが、のぶと共に生きてゆくために、高知新報を辞めて、東京に出て行く。しかし、就職のあてなどなく東京に来てしまった。そんな嵩に実の母・登美子(松嶋菜々子)はのぶを安心させるためにもと、デパートへの就職を勧める。登美子(松嶋菜々子)復活!
嵩がのぶの住まいを尋ねていた時に、登美子がやってきた。戦時中、どんな生活をしていたのかは描かれないが、相変わらず、大正ロマンを実践するかのような派手な着物での登場となった。登美子は3度、結婚をして、その相手である軍人が亡くなり、その家で暮していることがわかる。のぶは嵩に好きな漫画を描いてもらいたいと思うが、登美子は嵩を諭し、三星百貨店に就職させる。ついに、嵩(北村匠海)がこれまでの思いをのぶ(今田美桜)に伝えた
これまで、周りに遠慮してなかなか思いを告げられないで居たが、30日放送の第88話で、思いの丈を告げることができた。朝ドラ受けの「あさイチ」でも、博多華丸や鈴木アナウンサーがクラッカーでお祝いする動作で歓迎していた。Mrs. GREEN APPLEの大森元貴が第19週から登場
飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のMrs. GREEN APPLEの大森元貴が朝ドラに登場する。演じるのは作曲家・いずみたく氏をモデルとした役だ。いずみたくはやなせたかしと一緒に「手のひらを太陽に」作り出すなど、のちに大きな影響を与え合う。そして、もう一人、眞栄田郷敦演じる手嶌治虫もその姿を第19週から見せることになる。【第18週(2025/7/28-8/1)ネタバレあらすじ】
のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)が気持ちを確かめ合ってから3か月後、のぶは鉄子(戸田恵子)の選挙運動で高知にやって来る。しかし、嵩と会話できたのはほんの一瞬だった。鉄子はなんとか再選を果たした。嵩は編集長(津田健次郎)に、退職を願いでる。地震の時に“取材する”のではなく、“寝ていた”ことから記者としての資質に欠けていると退社理由を話すが、編集長たちはみな東京にいってのぶと暮すと思っていた。そして編集長は、のぶと嵩は性格も行動力もなにもかも違うが、「裏切らない正義とは何か?」ということを探すという点で一致しているといい、これを見つけろといって送り出してくれた。
八木(妻夫木聡)と話していたのぶの前に嵩が現れる。嵩は新聞社を辞めて上京したのだった。嵩から手紙で状況を聞いていた登美子(松嶋菜々子)が、突然のぶの部屋を訪れる。困惑する2人をよそに、買ってきた酒で乾杯をする。思いきり漫画を描きたいという嵩を応援したいと話すのぶに、登美子は漫画は大の大人がやるものではないと言い放つ。
翌日、登美子から三星百貨店の採用試験を受けるよう勧められた嵩は、就職してのぶを安心させるのが男の務めだという登美子の言葉をうけて就職試験を受けに行く。そして見事に宣伝部に就職した。のぶは、嵩が本当にやりたいことではないのではと不安になるが、のぶに漫画は描き続けると言って安心させる。一方のぶは、法の整備が進む中で取りこぼしがあるのではと思案していた。
そんな中、嵩は宣伝部で活躍を見せ始め、中目黒に部屋を借りられることになった。のぶに改めて何か言いかける。そこに登美子が現れ、2人の結婚について触れる。話を急ごうとする登美子を制して、嵩は二人にさせて欲しいと頼む。嵩はこれまでの思いを静かにのぶに話し始めた。次郎(中島歩)を好きになった結婚したのぶのことを好きなこと、千尋(中沢元紀)ものぶを好きだったこと、そして、蘭子(河合優実)が背中を押してくれたことなども話して、「幸せにする」と言う。のぶもその言葉に涙を流した。
中目黒の長屋に引っ越してきたのぶと嵩。共同の手洗いの天井に穴が空いていたと雨に濡れて戻ってきた嵩に、のぶは笑いながら髪を拭いてあげる。そして見つめ合う2人。そこへ世良(木原勝利)がやって来て、のぶに当分の間事務所に泊まって電話番をするよう告げる。
朝田家の女性陣が東京にやってきた。羽多子(江口のりこ)とくら(浅田美代子)だけかと思ったが、蘭子とメイコ(原菜乃華)もお金をためて東京に来た。眠る場所がなくなった嵩はまた八木の元へ転がり込んだ。
朝田家、柳井家の女性陣が集結し、のぶと嵩の結婚のお祝い会が開かれる。にぎやかに宴会が進む中、お手洗いへ行った千代子(戸田菜穂)が天井に穴が空いていたと驚いた様子で戻ってくる。のぶが気の毒だと嘆く登美子に、私は幸せだと言うのぶ。
その後、宴席を抜け出してひと息つく嵩。追ってきたのぶは、天井の穴から星空を見上げながら優しく話しかける。「もっとのぶちゃんを幸せにしたい」と話す嵩にのぶは「二人で幸せになろう」と言った。
羽多子、蘭子、メイコとともにくらも高知に戻る。のぶと嵩のお祝いができて安心したかのように釜次(吉田鋼太郎)の元に旅立っていった。
【第19週(2025/8/4-8/8)あらすじ】
■第91話(月)
のぶ(今田美桜)は鉄子(戸田恵子)の秘書として忙しく働いていた。嵩(北村匠海)も三星百貨店の宣伝部で一目置かれるようになっていた。ある日、嵩は舞台のポスターを描くことに。さっそくカフェで打ち合わせをしていると、いせたくやと名乗る青年(大森元貴)が話しかけてきて…。そんな中、ある漫画を読んで焦りを感じる嵩。のぶは嵩に週刊誌を差し出し、漫画の懸賞に応募してみてはと提案する。■第92話(火)
嵩(北村匠海)の漫画が入選し、大喜びののぶ(今田美桜)。嵩はのぶの笑顔がうれしくてたまらない。そんな中、蘭子(河合優実)が仕事の都合で上京することになり、メイコ(原菜乃華)と2人で引っ越してくる。数日後、メイコが働くカフェでのぶが嵩を待っていると、嵩は健太郎(高橋文哉)を連れて現れる。動揺を隠せないメイコに、NHKで働いているという健太郎は『のど自慢』の予選会を受けてみてはと勧める。■第93話(水)
のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の応援を受け、メイコ(原菜乃華)はのど自慢の予選会で順調に歌いだすが…。■第94話(木)
嵩(北村匠海)は思い切り漫画を描きたいと、会社を辞める意思をのぶ(今田美桜)に伝える。のぶは全力で応援すると答え、希望に燃える2人だったが…。5年後、相変わらず嵩は三星百貨店で働いていた。副業の稼ぎが安定してきたものの、いざ退職となると不安が募る嵩。そんなある日、偶然いせたくや(大森元貴)と再会する。たくやと話すうちに勇気づけられた嵩は、その夜、改めてのぶに漫画一本でやっていくことを伝える。■第95話(金)
嵩(北村匠海)はカフェで打ち合わせをしていた手嶌治虫(眞栄田郷敦)に声をかけられる。いたたまれない気持ちで会社に戻った嵩は、意を決して退職届を提出する。一方のぶ(今田美桜)は、鉄子(戸田恵子)に意見して怒らせてしまう。落ち込んで家に帰ると、上機嫌な登美子(松嶋菜々子)が待っていた。しかし、嵩が三星百貨店を辞めると聞いて表情が一変する。■スタッフ他
脚本:中園ミホ
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り: 林田理沙アナウンサー
出演:今田美桜,北村匠海,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,大森元貴,眞栄田郷敦,小田井涼平,青柳翔,おしの沙羅,西村雄正,戸田恵子,松嶋菜々子 他
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
(土)午前9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「あんぱん」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「あんぱん」番組公式Twitter @asadora_nhk
【2025年春ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】