「アイショッピング」ヨム・ジョンアの狂気と“ソクス”の死に涙…アップロード事故で視聴者混乱（第5話・第6話ネタバレ）

8月4日、5日にENA月火ドラマ「アイショッピング」（아이쇼핑）第5話と第6話が放送された。第5話ではキム・セヒ（ヨム・ジョンア）が隠された欲望と娘さえも利用する狂気をあらわにし、第6話ではソクス（オ・スンジュン）が亡くなり、アヒョン（ウォン・ジナ）ら子どもたちが涙ながらに悲しむ姿が描かれた。予告はYouTubeにて公開中だ。

「アイショッピング」は、養父母に捨てられ、死の淵から奇跡的に生き延びた子どもたちの壮絶な生存と復讐を描くアクションスリラー。購入後も「気に入らなければ返品可能な子どもたち」という衝撃的な設定が話題を呼び、放送開始直後から視聴者の注目を集めている。⇒【全話あらすじと見どころ】、【制作発表会動画・まとめ】

■キャスト
＜アイショッピング組織＞
（組織の首謀者）キム・セヒ役：ヨム・ジョンア
（組織員だが裏で子供たちを守る）ウ・テシク役：チェ・ヨンジュン
（組織の実質運営者）チョン・ヒョン役：キム・ジニョン（DEＸ/デックス）
＜返品された子供たち＞
（リーダー）キム・アヒョン役：ウォン・ジナ
ジュアン役：アン・ジホ
ソミ役：イ・ナウン
ソクス役：オ・スンジュン
チェ・シウ役：カン・ジヨン
　ほか

■第5話「役に立つ子」あらすじ

画像：公式X｜ENAofficial 「아이쇼핑」よりキャプチャーセヒとヒョン（キム・ジニョン）に捕らえられ、生死の瀬戸際に立つアヒョン（ウォン・ジナ）。セヒがアヒョンの実母であり、過去に彼女を「返品」した張本人だった。娘アヒョンとの再会にも冷徹で無慈悲な態度を崩さないセヒ。しかし、縛られてドラム缶に閉じ込められ絶叫していたアヒョンを救うために現れた子どもたちが現れたことで、状況は逆転。セヒの娘（キム・ジアン）を人質に取った子どもたちはアヒョンとの交換を提案し、娘が必要だったセヒは結局アヒョンを解放せざるを得なかった。

しかし、セヒはこれをきっかけに子どもたちが養父母に対する復讐を準備していることを察知した。

セヒから逃げた子どもたちは、アヒョンの治療費を用意するためにジュアンの養父ユン・セフン（ソン・ヨンギュ）が運営する教会を訪れた。その過程で、かつて性的少数者であるという理由で虐待され、最終的に里親を解除されたジュアン（アン・ジホ）の心の傷が明かされた。

また、娘とともに大統領夫人（ハン・スヨン）に会ったセヒの衝撃的な計画も明らかになった。大統領の精子とセヒの娘（キム・ジアン）の卵子を受精させて「完璧な子ども」を作ろうとしていたのだ。それだけでなく、ソクス（オ・スンジュン）の養父で次期大統領候補の政治家クォン・ガンマン（ソン・ジョンハク）と牧師ユン・セフンを利用して世界を支配しようとする野望も露わにした。

劇的に生き返ったアヒョンはもはや隠れて暮らすことをやめ、正面勝負に出ることを決心した。子どもたちも未完の復讐を続け、養父母が隠してきた本当の素顔に向かって再び怒りの引き金を引く姿で物語の緊張感を最高潮に引き上げた。そして、利用価値のなくなった牧師セフンは妻と共に、セヒの命を受けたヒョンによって射殺された。

■故ソン・ヨンギュさん出演

の回では、4日死亡が発表されたソン・ヨンギュさんが、ジュアンの養父で神父ユン・セフン役で出演した。「アイショッピング」側は「俳優ソン・ヨンギュ様の突然の訃報に深い哀悼の意を表します。謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げ、ご遺族の皆様にも心よりお悔やみ申し上げます」とコメントした。
●【訃報】俳優ソン・ヨンギュさん急逝


なお、第5話の視聴率（ニールセンコリア有料プラットフォーム全国基準）は2.1％を記録。直前の放送（第4話）視聴率2.2％よりやや下降した。⇒ヨム・ジョンアが“二刀流”でドラマ界を席巻

■第6話「本当の名前」あらすじ

画像：公式X｜ENAofficial 「아이쇼핑」よりキャプチャー

アヒョンと子どもたちは牧師夫婦殺害事件の容疑者とされた。警察から追われる子どもたちは、唯一信頼できる刑事チェ・ヒョン（チョン・シンファン）に助けを求めた。

次期大統領候補の政治家クォン・ガンマンが見せかけのために一時的に引き取ったが、虐待されて捨てられたソクスの過去が明かされた。

セヒは生物倫理法の改正案、通称「アイショッピング」が通過したことで態度を一変させた。彼女は「これからが本当の始まりだ、アイショッピング」と冷酷に宣言し、返品された子どもを商品扱いする非情な本性をあらわにした。

一方、死亡したと思われていたソクスが再登場し、混乱したガンマンは息子ソクスの排除に動いた。同時にセヒの娘（キム・ジアン）も、「いつか自分も役目が終われば捨てられるかもしれない」と不安になり、アヒョンたちに助けを求めた。アヒョンは病院に向かっていた彼女を救出した。

しかし、アヒョンたちの隠れ家がガンマン側に子どもたちの居場所がばれてしまい、襲撃される。ソクスは養父に命を狙われる中、「父さんの望む通りに僕は死ぬ。だから子どもたちには手を出さないでほしい」と懇願した。しかし、そこにヒョンが現れて彼の命を奪った。

ラストで、ソクスは子どもたちのそばで息を引き取った。セヒの娘と共にアジトに戻ったアヒョンはソクスを抱きしめ、号泣した。一方、ヒョンと組織のメンバーは子どもたちをアジトに閉じ込めて火をつけ、追い詰めた。炎の中で絶望と怒りが交錯するアヒョンの複雑な表情で物語は幕を閉じた。

■「アイショッピング」大失態
本作は、韓国ではTVINGでも配信されているが、5日、TVINGは第6話の代わりに最終話8話がアップロードされる事故が発生した。SNSには「前回とつながらなかったが、8話だった」という反応を見せ、「最後の回で間違えてめまいがする」などの声が広がり、視聴者たちを混乱させた。約20分後には、正しく第6話に差し替えられたが、SNSには混乱する視聴者の声が散見された。

また、牧師ユン・セフン役の故ソン・ヨンギュさんが6月ごろに飲酒運転で摘発されたことも明らかとなっており、今回のアップロード事故と、相次ぐ悪材に対する物足りなさが大きくなっている。視聴率も全国2.1％、首都圏は1.9％にダウンしている。次週最終回で挽回できるか、注目が集まっている。

「アイショッピング」第7話は、8月14日22時から放送され、韓国ではTVINGでも独占配信される。日本での放送、配信の予定は8月6日現在未定。

◇YouTube｜YTKISSチャンネル「아이쇼핑」関連動画

◇YouTube｜メイン予告（日本語字幕なし）

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