大森南朋×相葉雅紀×松下奈緒「大追跡」双子の八重樫(遠藤憲一)は犯人の気持ちを理解する【第5話ネタバレと第6話予告】

08月06日23時54分ドラマ
©テレビ朝日

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレ朝、水曜21時)8月6日、第5話が放送された。同じ親に産まれながら全く環境が違う親にももらわれた双子(濱田龍臣・二役)。成功したピアニストの弟を守るために兄は戦った。8月13日、第6話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」とは
テレビ朝日でこの夏から始まり、シリーズ化が期待される「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォン、パソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う《現代捜査のキーマン》とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団、捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)を舞台にした刑事ドラマだ。その第5話が8月6日に放送された。

■第5話ネタバレあらすじ

名波凛太郎(相葉雅紀)は、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)と瓜二つの男性が、テレビの番組でマグロを捌いているのを目にして驚く。

実は八重樫の双子の兄・雅彦(遠藤憲一・二役)だった。そんな時、SSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)らのもとに、多摩川の河川敷で遺体発見の一報が入る。死後一週間から10日が経ち、腐敗が進んでいた遺体の身元は倉田一郎(眞島秀和)だとわかる。倉田が映った周辺の防犯カメラ映像を集めたSSBC強行犯係は、仁科瑠美(丸山礼)の顔認証技術を用い、同時刻付近に映っている人物から倉田が金づるだと話していた”ピアニスト”を見つけ出す。その人物は音大生の浜田響(濱田龍臣)。

さっそく響の自宅を訪れた捜査一課の青柳遥(松下奈緒)は、異常なまでの警戒心を見せる響の母・百合子(山下容莉枝)に迎えられる。響が疑われているとわかるとヒステリックに反論してきた。位置情報ではアリバイは成立するが、防犯カメラ映像を見せたときの響と百合子の様子が明らかにおかしかったことを鑑み、八重樫は引き続き響を最有力の参考人として捜査を進めるよう指示する。

その矢先、倉田に双子の息子がいたことが判明する。倉田純一と純二と名付けられた双子は、父親による虐待と育児放棄が理由で児童養護施設に引き取られ、それぞれ別の家庭の養子にもらわれていた。響はまさにその双子の片割れ、そしてもう一人は半グレ集団に属する稲城純一(濱田龍臣・二役)だったのだ。さらに、双子の父が殺された倉田だとわかる。八重樫と遙は純一が怪しいと思うが、証拠はない。しかし、純一と響が会っていたこともわかった。響が拒否するも携帯電話を調べる。すると、二人が「邪魔者は殺した」という言葉がでてくる。さらに、凶器なども出てきたが二人とも黙秘をし始めた。

さらに調べると、百合子が脅されていたこと、金を払っていたこともわかる。そして、響は左の耳が聞こえないが、それは倉田の虐待によって行われたこともわかる。そのことを純一は聞き、さらに父親が金のためなら響の右の耳の聴力さえ奪うといったことが許せなかったということもわかった。純一が弟の響のために父を殺したのだった。

エンケン劇場に双子の兄役登場

遠藤憲一が多彩な演技を見せている「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」だが、6日放送の第5話はさらに“双子の兄”の役まで演じることになった。そんな遠藤憲一は「ポンコツ刑事の役は初めてだったので、『大丈夫かな……』という不安もありましたが、妻をはじめ、周囲の反応を見たら『面白がっているよ』と言ってもらえて、ほっとしました」と笑ったといい、事件解決後に行う捜査一課長による会見シーンも番組の名物となっており、「記者とのやりとりも自由になってきて、撮影現場も明るく楽しい雰囲気です」と振り返ったという。

眞島秀和が演じた中でも最低な父

最低男が殺されたのが、第5話だった。幼い子どもを虐待しただけでなく、その子が成功しそうになれば、“飯の種”とばかりに養母たちを脅す。これまで登場した中でも"クソ親“が際立つ被害者だった。現在放送中の大河ドラマ「べらぼう」では九代将軍・家重を演じている眞島秀和だが、第5話では”最低“な父親を演じていた。

第6話のゲストに千葉雄大、渋谷謙人らが登場

警察に中途採用で入ったキャリアの名波(相葉雅紀)だが、伯父に官房長官(佐藤浩市)がいたりと、なかなかその実態はわかっていない。第6話では前職である証券会社の同僚として柏木亮太(千葉雄大)、原恭平(渋谷謙人)が登場するが、どう事件にからんでくるのか?演じる千葉雄大は「相葉さんの同期をやらせてもらえるなんて」と話している。

オリジナルグッズ第2弾発売開始

名波凛太郎(相葉雅紀)のドラマコレクションカードセット、名波凛太郎と小山田勝也(髙木雄也/Hey! Say! JUMP)のアクリルスタンド、名波凛太郎のメモ帳をテレアサショップで発売される。順次、店頭でも取り扱いとなる。



■第6話あらすじ

名波凛太郎(相葉雅紀)は前職で同期だった柏木亮太(千葉雄大)、原恭平(渋谷謙人)らと食事中、突然の腹痛に襲われ、救急搬送された。

同じ頃、運転手と思われる男性が何者かに刺殺される。その後の捜査で、殺された男性は諸星警備保障の社長専用送迎車運転手の富田秀明(二階堂智)と判明。海外出張に向かう社長を羽田空港に送り届けた後、なぜか再び社長宅に向かうルート上で襲われたことを疑問に思った捜査一課の青柳遥(松下奈緒)は、副社長の荒木谷修(正名僕蔵)から話を聞く。そのときの様子がおかしかったとこから、八重樫捜査一課長(遠藤憲一)は荒木谷をさらに問い詰めるよう命じ…?

その夜、青山の宝石店と成城の住宅で立て続けに侵入窃盗事件が発生。宝石店も成城の住宅も、警備システムを契約していたのは諸星警備保障だ。社長専用送迎車の運転手が殺害され、翌日には防犯システムが作動せずに金品が奪われた――2つの事件が偶然であるとは思えない伊垣修二(大森南朋)は、関連を調べるよう進言するのだった。

諸星警備保障の社員に事情を聞けば聞くほど、何かを隠している様子が感じられ、会社ぐるみでの関与を疑う捜査一課。鋭く問い詰められた荒木谷は、とうとう社長の諸星克也(山田明郷)が誘拐されていたことを打ち明ける。

テレビ朝日 2025年7月9日スタート。毎週水曜日21時放送「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」。出演:大森南朋、相葉雅紀(嵐)、松下奈緒、光石研、遠藤憲一、佐藤浩市、伊藤淳史、髙木雄也(Hey! Say! JUMP)、足立梨花、丸山礼、野村康太 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@daitsuiseki2507」。

テレビ朝日「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」番組公式サイト

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