コ・ヒョンジョン、連続殺人犯役で異彩放つ SBS新ドラマ「カマキリ:殺人者の外出」ポスター2種初公開

9月、連続殺人犯コ・ヒョンジョンの衝撃的な“外出”が始まる。
SBSがこの秋スタートさせる新金土ドラマ「カマキリ:殺人者の外出」(原題:が、主演コ・ヒョンジョンの異様な存在感を写し出したポスター2種を初公開した。ティーザー予告動画もYouTubeにて先行公開中だ。
本作は9月5日より放送予定で、タイトル通り“殺人者の外出”をテーマに、かつて世間を震撼させた凶悪な連続殺人犯“カマキリ”の仮出所を発端に、緊張感あふれるストーリーが展開する。
コ・ヒョンジョンが演じるのは、20年前に逮捕された実在の連続殺人犯・チョン・イシン。模倣事件の捜査にあたる刑事チャ・スヨル(チャン・ドンユン)は、因縁深い“母=カマキリ”と手を組むという過酷な選択を迫られる。母子の間に横たわる過去と、再び浮かび上がる殺意。濃密な人間ドラマと犯罪心理を描いたサスペンス・スリラーだ。
公開されたポスターは、そんな物語の空気感を凝縮したビジュアルとなっている。
1枚目のポスターには、カマキリを象徴する緑色の光の中、コ・ヒョンジョンが正面からこちらを見つめている。優雅な佇まいに潜む狂気、不穏と美しさの共存。そこに添えられた「血の匂い?私は好きよ」というコピーが、彼女のキャラクターに決定的なインパクトを与える。視線一つで空気を支配する、その存在感は圧巻だ。

2枚目のポスターでは、真っ暗な背景に立ち尽くすコ・ヒョンジョンの姿。囚人服ではないものの、手はきつく縛られ、自由を奪われた存在であることが示されている。キャッチコピーは「殺人…生きていて一番うまくやったことだ」。一切の悔いも恐れも感じさせない無表情が不気味な緊張感を醸し出し、彼女がなぜ殺人鬼となったのかという謎への興味をかき立てる。
主演を務めるコ・ヒョンジョンは、これまでとは一線を画すイメージで“連続殺人犯の母”という複雑かつ危険な役に挑む。演技力・表現力ともに頂点を極める彼女だからこそ可能なキャラクターであり、視聴者の期待を一身に集めている。
彼女と共演するのは、若手実力派チャン・ドンユン。母を心底憎みながらも共闘せざるを得ない刑事チャ・スヨルという難役に挑む。
制作陣は、正義と悪、家族と敵、そして過去と現在が複雑に交錯するこの作品を、単なる犯罪劇ではなく、深い人間ドラマとして構築していく方針だ。
「カマキリ:殺人者の外出」は、罪と血で繋がれた母と子が交わす、言葉にならない対話を描く。視聴者を戦慄とともに深い感情の渦へと誘う、2025年秋注目の一作となるだろう。
◇YouTube|SBS Drama「사마귀」ティーザー予告
